株主優待先回り投資 PR

株主優待先回り投資、8月銘柄の売却結果報告その3。魚喜で損失確定

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2022年10月より開始した「株主優待先回り投資」。

24年8月権利銘柄の売却報告その3、銘柄は「魚喜」です。

お正月準備時期の年末に「数の子」がいただける銘柄として知られていました。

プレミアム優待倶楽部やクオカード等と比べると廃止リスクは低めですが、2020年3月に改悪した「前歴」があることを警戒し、4月末での組入れは見送りました。

結果的に、組入れを見送った翌々日に株主優待の変更(改悪)が発表に…。

間一髪で助かりましたが、これで保有期間中のさらなる改悪リスクはほとんどなくなったともいえる状況に。

イレギュラーパターンへとチャレンジし、株主優待先回り投資経験の厚みを増すことも兼ねて、改悪ショックも落ち着いた1か月遅れで組入れてみることにしました。

結果、残念ながら保有中に大きな見せ場を作れないまま8月の急落に巻き込まれ、権利日に向けて回復し切れずそのまま損失となってしまいました。

株主優待先回り投資で利益確定。銘柄は…魚喜!

2024年8月銘柄として組み入れていた3銘柄目は「2683 魚喜」でした。

実際に購入した日と売却日にて、終値ベースで日経平均の騰落と比較してみると↓

魚喜 日経平均
5/29 1,125 38,556.87
8/28 1,092 38,371.76
騰落率 -2.93% -0.48%

魚喜としては-2.93%の下落となりました。

日経平均も残念ながら下落した期間でしたが、それ以上に下落。

なお本来の組入れタイミングである4/24の終値は1,128円でしたので、いずれにしても負けていました。

金利や諸経費を加味した最終損益は以下の通りです↓

優待先回り投資2408魚喜損失優待先回り投資2408魚喜損失

 

売却は権利付最終日の後場に頃合いを見て行ったため、当日終値とは少しズレがあります。

購入は300株で-12,325円の損失確定となりました。

私が魚喜を組入れ前後の値動きは?

私が「魚喜」を株主優待先回りPFに組み入れた前後の値動きは以下でした↓

魚喜購入前後の値動き魚喜購入前後の値動き

 

本来の購入タイミング(4/24)からの値動きとしています。(実際に購入したのは1か月後の5/29)

購入後は買値を挟んでヨコヨコが続き、ピークらしいピークもないまま8月に突入。

それでいて急落にはしっかり巻き込まれ、調子を戻す前に権利付最終日を迎えてしまいました。

最終日後場に1,090円で売却。

権利落ちは5.3%と大きめで、うち配当は0円でした。

今回に限らず権利落ちが目立つ銘柄ですので、株主優待を狙った取引があることは間違いないのですが、4か月前でも間に合わない銘柄なのかもしれません。

一応、同タイミングでの売買シミュレーションで過去10年は8勝2敗ではありましたが、今回はちょっと狙いづらい値動きでしたね…。

改悪も頻発していますし、今回の改悪で人気だった「数の子」が株数・保有期間条件+抽選制とハードルが上がってしまったことから、今後は余計に厳しいかも?

株主優待先回り投資現在のPF

9/6終了時点での「株主優待先回り投資PF」は以下の通りです↓

株主優待先回りPF20240906株主優待先回りPF20240906

 

累計実績は↓

22年10月~株主優待先回り投資実践損益

  • 累計確定損益:+929,849円(報告済の分)
  • 現時点含み損益:-17,415円

各権利月の組入銘柄は↓

権利 銘柄名称 現状 確定損益
12月末 ビーグリー 売却済 -20,190
2023年
1月末 NATTY 売却済 +20,796
2月20 あさひ 売却済 +5,514
3月末 安楽亭 売却済 +27,890
4月末 東和FS 売却済 +9,374
5月15 銚子丸 売却済 +9,423
5月末 イーサポートリンク 売却済 +4,272
6月末 北海道コーラ 売却済 +129,743
6月末 東海汽船 売却済 +6,142
7月末 オーエス 売却済 +24,034
7月末 総合商研 売却済 -4,550
8月末 カワサキ 売却済 -5,299
8月末 歌舞伎座 売却済 +5,707
9月末 安楽亭 売却済 +66,053
10月末 東和FS 売却済 +23,472
10月末 トーシン 売却済 +5,002
11月15 銚子丸 売却済 +76,758
11月末 ヴィレヴァン 売却済 +4,109
12月末 サーティワン 売却済 -9,863
12月末 北海道コーラ 売却済 -12,624
12月末 東海汽船 売却済 +1,595
2024年
1月末 ミサワ 売却済 +60,018
1月末 オーエス 売却済 +161,141
2月末 ワイズテーブルコーポ 売却済 +36,086
2月末 歌舞伎座 売却済 +2,840
3月末 安楽亭 売却済 +3,960
4月末 東和FS 売却済 +79,093
4月末 トーシン 売却済 +4,243
5月15 銚子丸 売却済 +58,986
5月末 イーサポートリンク 売却済 +16,655
6月末 北海道コカコーラ 売却済 +36,026
6月末 高見澤 売却済 +24,402
6月末 東海汽船 売却済 +13,144
7月末 バルニバービ 売却済 +19,464
7月末 モロゾフ 売却済 +39,327
7月末 グローバルスタイル 売却済 +4,289
8月末 ワイズテーブルコーポ 売却済 +22,341
8月末 歌舞伎座 売却済 -7,199
8月末 魚喜 売却済 -12,325
9月末 安楽亭 保有中
10月末 東和FS 保有中
10月末 トーシン 保有中
11月15 銚子丸 保有中
11月末 ヴィレヴァン 保有中
11月末 TONE 保有中

こんな感じです!

開始からの累計32勝7敗となりました。

不安定な相場・下げ相場でも勝率高く戦えるかどうか?

これから真価を問われていきますね…。

まとめ

8月の3銘柄目は魚喜でした。

「改悪直後+購入時期ズラし」というイレギュラーパターンに挑戦してみましたが、結果は残念ながら損失で終わってしまいました。

もしかすると、これまで人気だった「数の子」が抽選に当選しないといただけない改悪となったことで、株主優待の人気自体が陰ってしまった面もあったのかもしれませんね…。

元々10年で8勝2敗という戦績はそこまで心強いものではありませんでしたし、改悪も相次いでいるというリスクもあることから、次回以降に組入れ候補にすることはなさそうです。

代わりの候補を探さないと…。

8月3銘柄は1勝2敗と勝数では負け越しとなりましたが、合計損益額としては+2,817円と辛勝することが出来ました。

タラレバでは、そもそも一番自信のあったワイズテーブルコーポレーションを厚めに集中的に購入しておく方が良かったのですが。

データだけでなく実際に組み入れることでよりしっかり身に染みる経験も得られますので…、糧にしていきたいです。

今後も株主優待先回り投資を磨き上げていきます!

ではー。