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株主優待先回り投資12月ビーグリーは失敗!検証と次回の銘柄分析結果を報告!

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「株主優待先回り投資」として10月末に購入しておいた12月末銘柄。

「ビーグリー」を選んだのですが…。

  • 購入:10/26 1,342円
  • 現状:12/23 1,156円

となっており、残念ながらほぼ失敗確定です!

今回はどうしておけば良かったかを振り返り、次回の12月銘柄選定に役立てようと思います。

ビーグリーはどうすれば良かった?売買タイミング?銘柄選定?

売買タイミングを検証 ⇒タイミングの問題ではなさそう…。

まずは売買タイミングによる失敗だったのか確認してみます。

私の暫定ルールでは「権利月の4か月前購入」なのですが、10月は開始月だったので、12-2月銘柄を一気に購入しました。

この時点でルールからちょっと外れてはいます…。

購入後の値動きは以下です。

ビーグリー購入後の値動きビーグリー購入後の値動き

 

赤い破線が10/26に私が購入した単価ラインなのですが、11/14に急落して割り込んで以降はほぼ上回ることなく沈んで行っています…。

このことから、『権利直前まで持ち過ぎだった』という判断はちょっと違うのかなと思います。

  1. ビーグリーだと戦えなかった
  2. 決算発表経過後の方がリスク低かった

…コチラの方がしっくりきます。

②に関しては、もし決算発表後に11月中旬~下旬に購入するとしたら、権利まで1か月弱になってしまいます。

コレって決算にサプライズゼロだったとしたら、すでに株主優待権利が意識されてしまっていて遅すぎるんですよね…。

なのでその1回前の決算発表後に落ち着いたころ=4か月前の月末というルールにしてます。

ちなみに本来ルールに当たる8月末権利付最終日の前日終値で購入していたとすると、1,324円でした。

うーん、結局勝ててはいない。

やっぱり根本的な銘柄選定ミスですね…。

ビーグリー銘柄選定の何が悪かったか?

先回り投資の対象銘柄を選定する際には、過去10年分の値動きを検証しています。

ただ開始当初はそこまでしておらず、『非貸借銘柄&株主優待内容の良さ』だけで選んでしまっていました。

ビーグリーの株主優待導入は2017年12月からで、過去の優待先回り値動きデータとしては2018-2021年の4回分しかありません!

また業界自体が大きな変革期だったこともあり、「株主優待」以外の要因による株価変動が大きかったと思われます。

株主優待先回り投資に安定性を求める場合は、

  1. 過去データが多く揃っている銘柄を選ぶ
  2. 業績が大きく変動していない銘柄を選ぶ

このあたりが反省点です。

書いていて思いましたが、②に関連してPERを確認して過度に業績期待されていないか確認してみるのも良さそうですね。

(ビーグリー10/26時点のPERは11.5倍で決して高すぎではなかったですけど…)

来年に向けて12月銘柄を再選定!

初っ端から大失敗という恥ずかしい結果なのですが。

おろそかにしてしまった過去10年分の値動きを検証して銘柄再選定をしてみました。

今回は12月末株主優待銘柄のうち非貸借・東京上場の56銘柄をすべて確認。

調べてみて分かりましたが、実は「8月⇒12月」、「2月⇒6月」って、日経平均のパフォーマンスも良かったです。

過去10年日経平均

  • 8月⇒12月のみ 8勝2敗 勝率80%
  • 2月⇒6月、8月⇒12月 14勝6敗 勝率70%

…え?そもそも目を瞑って買っても勝つ確率の方が高いってこと?

なのに負けてるの??

…って落ち込みかけましたが(笑)

なので勝率が最低でも8割超+株主優待内容が魅力的という観点で銘柄選定をしてみました!

12月優待先回りで高勝率+優待内容が魅力的な銘柄5選

私が選んだ銘柄と勝率は以下です!

Code 銘柄名 勝敗 勝率 騰落
2268 BRサーティワン 17勝2敗 85% + 4.14%
2402 アマナ 10勝0敗 100% + 12.24%
2573 北海道コーラ 19勝1敗 95% + 9.77%
9173 東海汽船 20勝0敗 100% + 6.69%
9612 ラックランド 17勝0敗 100% + 13.34%

 

なんと驚異の勝率100%銘柄が3つも…!

ただアマナは業績大出血中なのでちょっとリスクありです。

ラックランドは年4回優待銘柄ですが、6月/12月は直接商品が頂けてより手厚いので、年2回銘柄としてカウント。

新設が2013年12月、6月への拡充が2014年12月に発表なので、3期ほど飛ばしたので17勝になっています。

東海汽船はめちゃ意外でした。そんな値動きになっているとは…。これは興味津々!

また、株主優待がより一般的で人気化しそうなサーティワンや北海道コカ・コーラの勝率もなかなかのものでした。

魅力的な銘柄が埋もれていましたね!!

選抜5銘柄+ビーグリーの2022年12月先回り株価推移は?

選抜した5銘柄について株価推移も軽くチェックしておきます。

Code 銘柄名 8/26 (10/26) 12/23
2268 サーティワン 4,015 4,035 4,125
2402 アマナ 574 574 587
2573 北海コーラ 4,050 4,145 4,195
9173 東海汽船 2,351 2,414 2,446
9612 ラックランド 2,948 2,774 2,983
 
3981 ビーグリー 1,324 1,340 1,156
日経平均 28,641 27,432 26,235

(本来のルールなら8月に購入しますので、10月はむしろ参考値)

選抜5銘柄はさすがのプラスです。

日経平均は8月から8.4%下落してますので、上がってるだけで優秀。

ビーグリーは12.7%下落ですね…。

まとめ

うーん…、ちゃんと調べていたらビーグリーが入り込む余地はなかった気がする…(苦笑)

来年12月銘柄先取りは、東海汽船「本命」、北海道コカ・コーラ「対抗」かなぁ…。

アマナは「大穴」ですね…。

買いやすい単価で非常に魅力的ですが、業績リスクをどこまで許容するか。会社自体がなくなってしまう可能性だけでなく、優待廃止のパターンもありえますしね。

なんだか今からワクワクしてしまうぐらいです(笑)

やはりどんな投資をするにしても、下調べはなるべく積んでおくに越したことはないですね…!

以上、ビーグリーへの先回り投資失敗の検証と次回へ活かす分析をしてみました。

では!