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株主優待先回り投資、12月銘柄の売却結果報告その1。B-Rサーティワンアイスクリームで損失確定

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2022年10月より開始した「株主優待先回り投資」、12月の売却報告1銘柄目です。

1銘柄目は「B-Rサーティワンアイスクリーム」。

初めて保有中に立会外分売実施となった銘柄になりました。

結果から見れば、分売前後での判断次第で『利益or損失』が分かれることに!

私は今回は様子見を選択し損失になってしまいましたが、また一つ経験・勉強になりました!

株主優待先回り投資で損失確定。銘柄は…B-Rサーティワンアイスクリーム!

12月銘柄として組み入れていた1銘柄目は「2268 B-Rサーティワンアイスクリーム」でした。

実際に購入した日と売却日にて、日経平均騰落と比較してみると以下↓

B-R31 日経平均
8/28 4,125 32,169.99
12/27 4,060 33,681.24
騰落率 -1.58% +4.70%

さほど大きくない損失には収まりましたが、全体相場が着実に上昇した中で負けてしまったのは残念。

金利や諸経費を加味した最終損益は以下の通りです↓

優待先回り投資2312B-Rサーティワンアイスクリーム損切優待先回り投資2312B-Rサーティワンアイスクリーム損切

 

-9,863円の損失確定となりました!

私がB-Rサーティワンアイスクリームを組入れ後の値動きは?

私が「B-Rサーティワンアイスクリーム」を株主優待先回りPFに組み入れた後の値動きは以下でした↓

B-Rサーティワンアイスクリーム購入後の値動きB-Rサーティワンアイスクリーム購入後の値動き

 

8月末に購入後、10月末までは悪くはない値動きでした。

あまり含み益が乗ってこない中で、11/1に立会外分売実施が発表。

実施日に向けた急落は避けられましたが、実施以降は前の水準まで戻ることなく権利付最終日を迎えた結果、損失となりました。

立会外分売実施前後での値動きを詳細検証。勝ちパターンも十分あった?!

株主優待先回り投資として保有中に立会外分売実施が発表される、というやや珍しいパターンに遭遇しましたので、詳細に値動きを確認してみます。

B-Rサーティワンアイスクリーム 立会外分売実施前後の値動きB-Rサーティワンアイスクリーム 立会外分売実施前後の値動き

 

①立会外分売実施発表

11/1@4,170円で引け後に、立会外分売の実施が発表されました。

翌営業日は始値4,125円、終値4,150円。

マイナスではありましたが、極端な反応ではありませんでした。

ちなみに立会外分売案件として見ると、

  • 指標割高(株主優待効果)
  • 枚数多く流動性不安

…といった点から、あまり利益が出ないのでは?という前評判でした。

②価格決定

11/8終値4,100円、分売価格は3.0%引きの3,977円で決まりました。

発表日からの価格決定日までの調整は70円分(1.7%)のみ。

極端な下落はないままでした。

③立会外分売実施

分売価格3,977円に対し、始値3,980円、終値4,000円。

流動性不足による大崩れの展開も不安でしたが、立会外分売案件としては利益になりました。

④立会外分売実施後~権利確定日

立会外分売実施の3営業日後には着実に4,060円まで回復。

ただここから1か月半後の権利付最終日まで大きな上昇はなく、立会外分売実施前の水準までは回復しませんでした。

分売枚数2,140枚に対し、初日出来高は863枚のみ。

それすらすべてが分売購入分の放出とは限らず、3,977円での保有者がまだまだ相当数いる中で上値が重い展開になったのも無理はないのかも…?

(結果論ですが)ベストなパターン

私は立会外分売実施発表から数日の値動きを見て、

私
実施に向けた極端な下落がなく、安定している…。

急いで売却する必要はない?

実施後に上がるパターンもあるかも??

勉強のために保有し続けよう!

…というような思考でそのまま保有継続と判断しました。

人気の株主優待+空売りが実質不可能な銘柄であれば、既存株主からの売却も起きづらく、値崩れしないのも珍しくないのかもしれません。

たださすがに、分売実施後に一気に価格回復を期待するのは高望みしすぎだったのかも…。

結果論ですが、今回私が利益確定で終わるためには↓

  1. 分売実施発表の翌日、すぐに売却する
  2. 分売に参加 or 実施日に買い戻す
  3. 権利付最終日に売却

この「最もリスクが低そう」なパターンですら、利益が残せたはずでした!

買値は4,125円だったので、分売発表翌日なら悪くてもトントンで一時売却が出来ていました。

もし①の判断が遅れてしまったとしても、実施前日までの堅調な値動きを見て慢心せず、値決め日までに売っておけば。

1度目の売却では損失が出ますが、2度目の利益でギリギリカバー出来ていました。

株主優待先回り投資現在のPF

直近の「株主優待先回り投資PF」は(同一営業日なので省略でも良いのですが)以下の通りです↓

株主優待先回りPF231229株主優待先回りPF231229

 

累計実績は↓

22年10月~株主優待先回り投資実践損益

  • 累計確定損益:+378,387円(報告済の分)
  • 現時点含み損益:+50,524円

各権利月の組入銘柄は↓

権利 銘柄名称 現状 確定損益
12月末 ビーグリー 売却済 -20,190
1月末 NATTY 売却済 +20,796
2月20 あさひ 売却済 +5,514
3月末 安楽亭 売却済 +27,890
4月末 東和FS 売却済 +9,374
5月15 銚子丸 売却済 +9,423
5月末 イーサポートリンク 売却済 +4,272
6月末 北海道コーラ 売却済 +129,743
6月末 東海汽船 売却済 +6,142
7月末 オーエス 売却済 +24,034
7月末 総合商研 売却済 -4,550
8月末 カワサキ 売却済 -5,299
8月末 歌舞伎座 売却済 +5,707
9月末 安楽亭 売却済 +66,053
10月末 東和FS 売却済 +23,472
10月末 トーシン 売却済 +5,002
11月15 銚子丸 売却済 +76,758
11月末 ヴィレヴァン 売却済 +4,109
12月末 サーティワン 売却済 -9,863
12月末 北海道コーラ 売却済 (未報告)
12月末 東海汽船 売却済 (未報告)
1月末 ミサワ 保有中
1月末 オーエス 売却済 (未報告)
2月末 ワイズテーブルコーポ 保有中
2月末 歌舞伎座 保有中
3月末 安楽亭 保有中
4月末 東和FS 保有中
4月末 トーシン 保有中

こんな感じです!

累計15勝4敗となりました。

まとめ

サーティワンアイスクリームは過去の勝率も非常に高く期待していたのですが、残念ながら損失となってしまいました。

それでも保有中に立会外分売実施という経験を積ませてもらいましたし、損失額も軽傷では済んでいます。

結果論からの検証とはいえ『さほど難易度が高くないタラレバ』で利益に出来ていました。

最もリスクを取らない選択さえ出来ているだけで、リターンがあったというのは皮肉なものです。

リスクを抑えた投資法実践なので、安楽亭のPOで事前売却出来ていたように選択すべきだったかも…。

B-Rサーティワンアイスクリームは、分売を挟んでも安定度の高さは感じる銘柄だったように思います。

暑い夏の好業績と株価反映に期待しすぎた部分はありましたが…。

今回はレアケースと捉えつつ、次回以降のリベンジ再組入れも検討しておきます。

これからも継続していきます!

ではー。