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楽天証券でIPO抽選参加による期待収支 24年3月集計結果

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毎月恒例企画です。

先月は楽天証券でIPOに『参加すること』でどれくらいの期待値を稼げたのでしょうか?

  1. 抽選倍率(楽天証券では当落公表時に公開されます)
  2. 初値売却時の損益

…を活用し、『期待収支』としてはいくら稼げたか?

その時給はいくらだったか?

抽選参加作業のモチベーションキープの一助になれば…と、毎月公開しています!

前置き)期待収支って何?

念のため簡単な説明です。

とあるIPO銘柄で、

  1. 抽選倍率6倍
  2. 初値売却での収益が+45,600円

・・・だったとします。

この場合、

1/6という高確率で45,600円に当選出来る抽選に参加した ⇒ +7,600円分期待収支

という計算方法です。

  • 6人に1人が4.5万円当選という大チャンスに参加出来た!
  • 同じ条件のチャンスにもし6回参加出来れば、確率上は1度は当選して4.5万円を得ることが出来ると期待できる!
  • 結果的にハズレはしたものの「期待収支」は稼げた!
  • もしこういうチャンスがあったら次も参加するぞ!

といった「実現収支」ではなく『期待上の収支』を見える化することで、退屈な参加作業のモチベーションアップへ…!

・・・おおよそこんな考え方です。

(上記倍率と初値売却収益の例は「2023年4月楽天銀行IPO」での実績値)

もちろん逆に、参加者が急増したり初値結果が不調だったりが続く場合に、期待値を確認して『…この程度なら申込や当選確認にかけている自分の時間がもったいない!』と、撤退判断に使うのもアリですねー。

楽天証券取り扱いIPO期待値分析結果の発表!2024年3月

それでは2024年3月分の集計・分析結果です!

楽天取り扱い2024年3月IPO銘柄、初値売却時の収益確認

2024年3月中に楽天証券で取り扱いがあったIPO銘柄にて、初値売却時の損益は以下の通りでした↓

上場日 銘柄名 初値売却損益
03/29 グリーンモンスター + 72,000
03/29 マテリアルグループ – 9,500
03/28 カウリス + 134,500
03/27 ダイブ + 140,500
03/27 シンカ + 35,100
03/27 コロンビア・ワークス + 44,500
03/26 ソラコム + 69,300
03/21 STG + 129,500

3月は8銘柄が取り扱われ7勝1敗でした!

ついにマテリアルグループで連勝がストップしてしまいましたが、2024年IPOはラッシュ中であってもその1敗のみ。

50万円や100万円といった派手な利益は出ていないものの、絶好調状態です!

利益額のトップは、僅差ですがダイブの+140,500円となりました。

楽天取り扱い3月IPO銘柄、期待値の確認

では結果的に一番オイシイ銘柄はどれだったのでしょうか?

(=期待値の高い銘柄 ≒ なるべく当たりやすくてプラスが大きい銘柄

公表された倍率期待値計算をした結果が以下です↓

(単位:倍、円)

銘柄名 損益 倍率 期待値
グリーンモンスター + 72,000 238 + 302.5
マテリアルグループ – 9,500 213 – 44.6
カウリス + 134,500 233 + 577.3
ダイブ + 140,500 1,146 + 122.6
シンカ + 35,100 1,317 + 26.7
コロンビア・ワークス + 44,500 518 + 85.9
ソラコム + 69,300 480 + 144.4
STG + 129,500 1,924 + 67.3

2024年3月における期待値の最大銘柄は、カウリス+577.3円となりました。

利益額のトップ3は10万円超となった「カウリス・ダイブ・STG」でしたが、カウリス以外は1,000倍超という全く当たる気のしない倍率…(苦笑)

結果から見るとカウリスの233倍はかなり優秀だったのかもしれません。

2024年1-3月上場となった13銘柄すべてに応募していた場合の期待値は1,980.9円でした。

「1銘柄あたりの応募&確認の所要時間=2分」とした場合の期待値時給は4,571.3円。

申込上限株数で参加していた場合は?

楽天証券さんでは2023年途中より「申込上限株数」が100株よりも多いケースが頻発するようになりました。

それまでは楽天グループ会社の上場などレアケース以外は全員が100株しか申込出来なかったため、『資金力にほぼ影響されない平等抽選』『抽選倍率も公開する透明性』が魅力!と感じる方も多かったハズ…(私も含めて…)

申込可能株数がほぼ青天井であるSBI証券さんよりはかなりマシですが、それでも資金力がある方がより有利に戦える状況に変化しましたねー…。

ココでは『申込上限株数で参加出来ていた場合』の実質倍率と期待値を確認してみます。

銘柄名 申込上限 実質倍率 期待値 必要資金千円
グリーンモンスター 1,000 24 + 3,025.2 980
マテリアルグループ 1,000 21 – 446.0 1,180
カウリス 600 39 + 3,463.5 918
ダイブ 600 191 + 735.6 1,092
シンカ 600 220 + 159.9 792
コロンビア・ワークス 400 130 + 343.6 1,320
ソラコム 1,000 48 + 1,443.8 870
STG 600 321 + 403.8 1,152

3月は上場ラッシュに加えて株主優待取得もあり資金管理が大変で諦めた方も多かったのではと思いますが。

上限まで申し込めていればかなり現実的な倍率に見えてきますよね…。(当たりませんでしたけど)

1-3月上場となった13銘柄すべてに1単元のみ応募した場合申込上限株数分応募していた場合を比較すると

1単元のみ 申込上限
期待値 1,980.9円 13,673.3円
期待値時給 4,571.3円/h 31,553.9円/h

…となりました。

積上げると結構差がついて来ましたね。

家族総出で毎度MAX応募は我が家の資金力では困難ですが、今後も可能な限り多い株数で参加していきたいと思います。

まとめ IPO参加モチベーションの再燃キッカケにどうぞ

2024年IPOは3月の過密スケジュールの中でも好調キープとなりました!

マテリアルグループが唯一公募割れとなったことで『条件次第』であることは意識されましたが、今後に大きく影響せずに済むと良いですね。

GW前後でまた閑散期がやって来てしまうのは寂しいですが、好調なうちに1銘柄でも多く当選を射止められるように。

コツコツと応募作業を頑張っていきましょう!

私が感じている、楽天証券さんIPOの良いところは下記です。

  1. 未成年口座からIPOに参加できる!
  2. 楽天銀行との連携が良く、入出金がスムーズ
  3. 平等抽選なので、誰にでもチャンスあり!(※やや資金力影響あり
  4. IPO抽選結果を公表してくれていて透明性が高い
  5. 取扱い銘柄数も割と多く、チャンスが次々やってくる!

もし未開設の方がいらっしゃいましたら、下記またはご自分でお持ちのポイントサイトよりご検討されてみて下さい。



その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

では!

過去の楽天証券IPO分析記事

2024年1-2月分は ⇒こちら

2023年12月分は ⇒こちら

2023年11月分は ⇒こちら

2023年10月分は ⇒こちら

2023年9月分は ⇒こちら

2023年8月分は ⇒こちら

2023年7月分は ⇒こちら

2023年5-6月分は ⇒こちら

2023年4月分は ⇒こちら

2023年1-3月分は ⇒こちら

2022年12月分は ⇒こちら

2022年11月分は ⇒こちら

2022年10月分は ⇒こちら

2022年9月分は ⇒こちら

2022年8月分は ⇒こちら

2022年7月分は ⇒こちら

2022年5-6月分は ⇒こちら

2022年4月分は ⇒こちら

2022年3月分は ⇒こちら

2022年2月分は ⇒こちら

2022年1月分は ⇒こちら