楽天証券IPOに参加した場合のみ、抽選結果確認画面にて倍率を確認出来ることは、先月の記事にて紹介しました。
前回の記事後、楽天証券で取り扱われ、抽選倍率が判明、上場して初値が確定した銘柄が5銘柄あります。
今回の記事ではそれら5銘柄の結果から、数値をアップデートしたいと思います!
まず結果発表
早速結果をまとめた表を出しちゃいます。以下のようになりました。
2022年に入ってから現在まで、全体では10銘柄が上場し初値マイナス銘柄は4銘柄です。
楽天証券が取り扱った銘柄でマイナスになったのは1つだけですので、優秀といって良いのか、偏りといって良いのかはちょっと微妙なところですね。
結果から読み取れるコト
BEEXなど、前評判が高すぎると倍率が千倍を超え、結果的に高い初値が付いても当たり辛いので、期待値としては低くなっています。
倍率が高かった割に初値が跳ばなかったCasyのようなパターンになると、期待値は低くなりますね。
反対に前評判で微妙な案件は倍率が低く、意外に高い初値になった銘柄が期待値的には上位に来ているのが面白いですね。
ビーウィズに関しては、倍率は低かったですが案の定、初値は割れてしまいました。
先月は6,500円だった期待値時給も1,500円まで低下しています。
IPO抽選参加の戦略
高時給、ローリスクを徹底する戦略もアリです。
ビーウィズなどは、明らかに事前評判がイマイチでした。
こういった銘柄への参加を見送ることで、損失のリスクを最小限に出来ますし、無駄な時間を費やさない分、時給も上がります。
ただ、エッジテクノロジーも事前評判はイマイチでしたが、結果は+34,400円で倍率も226倍と現実的な倍率でした。
こういったラッキーを逃さないようにするためだけに、リスクを受け入れるか否か。
IPO投資の性格上、ローリスクミドルリターンなので、徹底的に損失回避の方が、本来は正解に近いような気はします。
私は当選に飢えているので、結構イケイケで申込んじゃいますけど(笑)
どーせ当たらないから大丈夫!と申し込んで、いざ当たったらちょっと喜んで期待してしまい、初値マイナスでやっぱりな・・・、は数回経験していますがやはり悲しいものです。
そんな私でも年に数銘柄程度は、どう考えても超絶割高で、購入する理由が見つからない銘柄が出てきますので、それはさすがに回避しています。
どんなに銘柄を研究しても、最後は地合いでどうにでもなってしまう所もありますが、最後は自己判断しましょう。
各銘柄の倍率確認 実際の画面を掲載
表にまとめましたが、実際の画面も参考に貼っておきます。
まとめ
若干本題とそれましたが、まとめです。
楽天証券から2022年に取り扱われたIPOにすべて参加した場合の期待値は、現時点で292円となりました。
申込に各2分×6銘柄掛かっているとすると、期待値時給換算では1,460円となりました。
先月時点での時給6,553円と比べると、やはり落ちてしまいましたねぇ。
今年は地合いも悪いですし、現時点で楽天証券が初値マイナス銘柄の取扱いが全体平均よりも(幸運にも)少なかったことを考えると、ここからさらに低下していくことも考えられます。
本当は3,000円ぐらいは欲しいところですが、ローリスクであることを考慮し、スキマ時間で応募出来ることを考えると、まだまだ参加する意義はあるかなと思います。
500倍くらいの結果を見ていると、未成年口座や家族も揃って応募を続けていけば、いつかは当選出来るような気がしますよね!
とりあえずそろそろ1回当選して、上場までのドキドキを味わいたいです!
来月以降も継続して、数値をアップデートしていきます。
ローリスク投資手法として、何かしら参考にしていただけましたら幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。