株主優待先回り投資 PR

株主優待先回り投資 25年7月銘柄の検討過程を公開!

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株主優待銘柄を権利確定の約4か月前に購入し、権利を取得せずに売却するというマイルールにて株主優待先回り投資』を実践しています。

3/26(水)が7月銘柄の新規組入れを行う日に該当します。

<株主優待先回り投資、組入れ時のマイルール>

月末権利付最終日の前日までに、4か月後権利の株主優待銘柄を購入

今月にあてはめると…

  • 2025年3月末権利日の前日=3/26(水)
  • 4か月後=2025年7月の株主優待銘柄を購入

これまでの7/1月権利での採用銘柄を振り返ると↓

権利 銘柄名称 確定損益
23年1月末 NATTY +20,796
23年7月末 オーエス +24,034
23年7月末 総合商研 -4,550
24年1月末 ミサワ +60,018
24年1月末 オーエス +161,141
24年7月末 バルニバービ +19,464
24年7月末 モロゾフ +39,327
24年7月末 グローバルスタイル +4,289
25年1月末 ミサワ +73,803

9戦8勝1敗となっています。

1月権利のミサワは好調で値動きも分かり易いため今や常連銘柄化しましたが、年1回優待なので7月の出番はナシ。

前年の7月権利で組入れた3銘柄は全て初採用で、まだ探り探り状態。

3銘柄とも利益確定で終われて全勝ではあったものの、

  • 購入後1か月で一気に上昇して以降、パッとしなかったバルニバービ
  • 購入後は下落が続き、反転後も早めにピークをつけ再度下落したモロゾフ
  • 上昇幅は控えめ、同様に早めピークとなったグローバルスタイル

…と、すべての銘柄で快勝とは言い難い展開でした。

とはいえ即座に入れ替えるよりも、もう少し様子を見てみたいので。

いずれかが今度こそ7月のエース銘柄として信頼を深められるような推移となってくれることを期待しつつ、前年と同じ3銘柄を組み入れる方向でまずは現状確認をしてみます。

7月権利銘柄の採用候補①、バルニバービ。過去の推移は?

1銘柄目はバルニバービです。

過去の推移データです↓

  • 購入:3/9月末 権利付最終日の前日終値
  • 売却:7/1月末 権利付最終日の終値
権利月 購入 売却 損益額 損益率
2024年7月 1,306 1,419 + 113 8.65
2024年1月
2023年7月 999 1,660 + 661 66.17
2023年1月 947 1,027 + 80 8.45
2022年7月 980 1,018 + 38 3.88
2022年1月 1,057 1,040 – 17 -1.61
2021年7月 994 1,191 + 197 19.82
2021年1月 911 1,086 + 175 19.21
2020年7月 699 894 + 195 27.90
2020年1月 999 1,315 + 316 31.63
2019年7月 1,013 1,056 + 43 4.24
2019年1月 1,110 1,163 + 53 4.73
2018年7月 1,181 1,289 + 109 9.19
2018年1月 1,400 1,415 + 15 1.04
2017年7月 1,248 1,478 + 230 18.44
2017年1月 1,338 1,455 + 117 8.75
2016年7月 708 1,302 + 594 83.96

現在は年1回優待ですが、23年以前は1月にも優待をいただけたので戦績を記載しています。

16年7月はややイレギュラー回なので除きました(16年3月に株主優待新設して上昇パワーが強かった)

15戦14勝1敗、勝率93.3%!

毎回1単元購入時のトータル損益は+232,400円(+14.36%)

2016年1月に1:2分割、2019年1月にも1:2分割されていますが、現在の100株基準で換算しています。

かなり高勝率で安定していますねー。

続いて、

  • 直近の権利落ちではどの程度下落し、
  • 現時点でどこまで値を戻しているか?

チェックしてみましょう↓

日付 始値 高値 安値 終値
24/7/26 1,415 1,417 1,411 1,417
7/29 1,420 1,424 1,411 1,419
7/30 1,318 1,350 1,313 1,335

7/29が権利付最終日でした。

権利落ち日以降の最安終値と最新値は↓

日付 始値 高値 安値 終値
12/26 1,011 1,016 1,003 1,013
3/24 1,157 1,178 1,143 1,177

…となっています。

バルニバービ2407権利落ち後の値動きバルニバービ2407権利落ち後の値動き

 

権利落ち後に10月頃まで上昇していましたが、下落に転じて昨年末には昨年8月の急落水準も割り込んでいました。

年始に入ってじわじわ上昇し、ここ1か月ほどは上昇の勢いが強まっています。

権利落ち後の最安値からは16%程度高い位置ですが、昨年の権利前水準まではまだまだ…といったところ。

やや乗り遅れた感はありますが、最近の力強さに飛び乗ってみたくもなりますねー。

7月権利銘柄の採用候補②、モロゾフ。過去の推移は?

2銘柄目はモロゾフです。

過去の推移データです↓

  • 購入:3月末 権利付最終日の前日終値
  • 売却:7月末 権利付最終日の終値
権利月 購入 売却 損益額 損益率
2024年7月 1,427 1,570 + 143 10.05
2023年7月 1,148 1,300 + 152 13.21
2022年7月 1,003 1,215 + 212 21.10
2021年7月 998 865 – 133 -13.36
2020年7月 847 850 + 3 0.39
2019年7月 799 824 + 25 3.13
2018年7月 1,047 1,052 + 5 0.48
2017年7月 947 1,073 + 127 13.38
2016年7月 712 698 – 13 -1.87
2015年7月 640 648 + 8 1.30

10戦8勝2敗、勝率80.0%。

毎回1単元購入時のトータル損益は+52,800円(+5.52%)

2017年7月に1:0.1併合、2022年1月に1:2分割、2025年1月に1:3分割されていますが、現在の100株基準で換算しています。

特に直近3期は好パフォーマンスが続いています。

続いて、

  • 直近の権利落ちではどの程度下落し、
  • 現時点でどこまで値を戻しているか?

チェックしてみましょう↓

日付 始値 高値 安値 終値
24/7/26 1,550 1,552 1,525 1,525
7/29 1,565 1,597 1,562 1,570
7/30 1,567 1,567 1,540 1,557

7/29が権利付最終日でした。

権利落ち日以降の最安終値と最新値は↓

日付 始値 高値 安値 終値
8/5 1,390 1,398 1,302 1,323
3/24 1,704 1,708 1,692 1,705

…となっています。

モロゾフ2407権利落ち後の値動きモロゾフ2407権利落ち後の値動き

 

権利落ちがそもそも大きくなく、全体相場が急落した8/5に最安値を付けましたが順調に回復しています。

年末頃まではずっと権利落ち後の水準で揉んでいましたが、年明けからは順調に上昇。

現在は前回の権利前ピーク水準も上回った位置です。

3分割により購入しやすくなっていることも要因でしょうか。

モロゾフは株主優待制度の微調整をここ10年でも4回行っています。

年月 調整内容
2019年3月 年1回化
縛り期間が3年⇒半年に短縮
2021年12月 縛り期間が不要に
2024年12月 縛り期間半年が復活
2025年3月 オンライン割引購入特典の廃止

直近の調整は『廃止』だったのでドキっとしましたが、実際にはほとんど利用されていなかったオンラインショップの割引特典の廃止でした。

ネガティブな内容含めて頻繁に動きがあるので色々と想像してしまいますが、個人的にはトータルでは前向きに考えています。

最も良いと思っている点は、22年・25年と分割の度に最低単元での株主優待を用意(新設)してくれているところです。

『まずは株主優待で自社製品のお試しからファンになってもらって…』と考えているのかな?と思えるので、それなら一番のリスクである「優待廃止」は起き辛いのではないかなと…。

縛り期間の再導入はややネガティブにも感じますが、しっかり維持していく策を考えたのかな?とも。

…まあ妄想でしかありませんが…。

クロス対策としては抜け道がありそう+貸借銘柄なので権利日間際はつなぎ売りが発生しやすく、分かり易い上昇となってくれるかは微妙なところです。

昨年は売禁となった権利付最終日に駆け込み購入のような力強い上昇も見られていました。

特徴的な値動きを上手に狙えると効率良さそうですが、今年は縛り導入の効果も出そうですし、違った反応になる可能性もありますねー。

総じて今回は変化点も多く、直近までの値動きも理想的とは言えず、条件としてはやや厳しい印象です。

7月権利銘柄の採用候補③、グローバルスタイル。過去の推移は?

3銘柄目はグローバルスタイルです。

過去の推移データです↓

  • 購入:3月末 権利付最終日の前日終値
  • 売却:7月末 権利付最終日の終値
権利月 購入 売却 損益額 損益率
2024年7月 1,587 1,650 + 63 3.97
2023年7月 1,224 1,855 + 631 51.55
2022年7月 1,068 1,245 + 178 16.63

2023年1月に1:2分割されていますが、現在の100株基準で換算しています。

2021年8月上場。

2022年1月株主優待新設発表(22年7月期が新設初回)。

2022年12月分割後の実質拡充発表(23年1月末で分割)。

…と、全勝とはいえ実績回数自体が少ない上に動きが多い状況です。

続いて、

  • 直近の権利落ちではどの程度下落し、
  • 現時点でどこまで値を戻しているか?

チェックしてみましょう↓

日付 始値 高値 安値 終値
24/7/26 1,662 1,662 1,629 1,642
7/29 1,642 1,650 1,634 1,650
7/30 1,481 1,513 1,480 1,490

7/29が権利付最終日でした。

権利落ち日以降の最安終値と最新値は↓

日付 始値 高値 安値 終値
8/5 1,304 1,311 1,199 1,199
3/24 1,553 1,554 1,538 1,549

…となっています。

グローバルスタイル2407権利落ち後の値動きグローバルスタイル2407権利落ち後の値動き

 

権利落ち・全体相場急落時の下落幅はともに大きく、年末までは元気のない推移に。

年明けからは力強い上昇を見せ、決算発表を受けてもう一段上昇し権利落ち水準は越えてきました。

権利落ち後の最安値からは約30%程度高い位置ですが、昨年の権利前水準まではあと一息…といったところ。

業績としては見所があると感じますが、PERは10倍台。

500株保有で35,000円分の金券がもらえるため資金効率はそこそこ高く、オークション落札履歴を見ても額面9割程度での取引もあり人気も高いようです。

どちらかというと安定を狙っている本企画の他銘柄と比較すると、チャレンジングというか毛色が変わってしまうのですが…、ワクワクすることは確かですね。

まとめ

「株主優待先回り投資」の7月権利銘柄として組入れを行う銘柄の検討を行いました。

正直、どの銘柄も絶好のタイミングは逃している感はありますし、ここからでも良さそうかな…?と感じる度合いにも差があります。

ただ「7月のエース銘柄探し」という目的もありますので…、3銘柄とも触りつつ、組入れ株数で温度差をつけてみようかな?と考え中です。

組入れまでもう少し悩んで決めます。

ではー。