株主優待先回り投資 PR

株主優待先回り投資、11月優待銘柄の検討過程を公開!

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割と好調な株主優待先回り投資シリーズです。

(日経平均も好調なおかげもあるでしょうけど!)

マイルールに則ると、

  • 7月末株主優待権利付最終日(=7月27日)の前日(=7月26日)までに、
  • 11月株主優待銘柄を購入

…することになっています。

11月株主優待の”ウラ”である、5月株主優待銘柄として採用していたのは「銚子丸」と「イーサポートリンク」でした。

盤石の結果でしたが、少なくともイーサポートリンクの株主優待は5月のみです。

逆に11月のみ株主優待を実施している会社も多いので、全銘柄について勝率検証を行って選び直してみました。

11月優待銘柄で過去の勝率が高い銘柄は?

11月権利銘柄は月末以外にも変則的な15日、20日もあります。

ざっと全35銘柄について、過去の勝率を検証してみました。

その中で目立っていた銘柄は以下でした↓

Code 銘柄 権利月 勝率
3075 銚子丸 5/11 95%
2769 ヴィレヴァン 11 100%
5967 TONE 11 90%

ちなみに同時期の日経平均では5/11月勝率が65%、11月勝率が80%。

7月末に買って11月末に売る場合の勝率って、そもそも高めだったようですねー。

それでも上記銘柄たちは日経平均パフォーマンスをしっかり上回っており、『株主優待パワー』の恩恵を受けていた可能性がある銘柄と思っています!

優待廃止のリスクを避け、優待内容で絞り込む

この投資法で最も避けたい展開は、購入後の株主優待廃止です…。

最近は自社系の優待内容でも廃止されるパターンも増えてはいますが、やはり

  • Quoカード
  • (自社無関係の)カタログギフト
  • プレミアム優待倶楽部

といった自社売上に直結しない株主優待内容は廃止危険度高いです。

上記3銘柄の優待内容は以下です↓

Code 銘柄 優待内容
3075 銚子丸 自社食事券
2769 ヴィレヴァン 自社割引券
5967 TONE 自社製品

いずれも自社関連の優待内容になっていますので、廃止リスクは金券類に比べれば低め…ですが…、微妙な点がいくつかあります。

ヴィレッジヴァンガードは過去に株主優待内容の改悪歴アリです。

やはり改悪・廃止歴のある会社は、その後も再実施する傾向があるように感じます。

ただヴィレヴァンの改悪前優待はそのまま使用出来る金券だったので、会社の利益につながりにくい内容でした。

現在は2千円ごとに使える千円分の金券に変更され「割引券」のような存在なので、以前よりは売上や利益に寄与しそうです。

改悪前が手厚過ぎて軌道修正したと考えれば致し方なかったのかもしれず、この状態なら長い継続もある程度は期待出来るのかな?とも思えます。

TONEは自社製品なので一番好きなパターンなのですが。

そもそもTONEって『レンチ、ボルト締結機器等のメーカー』です。

自社製品の株主優待が売上拡大に繋がっているのか?…正直、かなり疑問のような(苦笑)

また、昨年11月末で1対5の分割が行われており、今後の優待獲得には1,000株保有が必要!となってから初めての権利日を迎えることになります。

「分割前の200株保有」と条件は変わっていないのですが、経緯を知らない新規購入検討者にしてみれば単純に「1,000株から」ってちょっとハードルに感じますよねー…。

どこまで権利日に向けて上昇が見込めるのか?前年までと少し展開が異なる可能性もあり、未知数な点ではあります。

まとめ またしても決め切れず…

今月もまだ決め切れてません(笑)

この3銘柄の中で投資することは決めていますが、3銘柄全部にするか、ひとつ削るか、一番信頼している銚子丸に絞ってみるか…。

どの銘柄も1単元は10万円程度なので、1銘柄に集中して3単元買ってみるのも、初めて取る戦略として面白いかもしれません。

なるべくリスク分散なら3銘柄もありですし…悩ましい!

全体相場の好調もありますけど、今回の3銘柄って前回の権利落ちはもうほとんど埋めてしまっているんですよねー…。

特にTONEは好調な業績発表を背景に、4月には1週間で2倍に急騰しています…!

7月の業績発表後も再度ガツンと上げていたり。

その後なのでちょっとボラティリティが高くなってしまうかもしれません。

10月発表の1Q業績が良ければ、株主優待狙いだけでなくその恩恵にも乗れるかもしれませんけどね。

業績と言えば銚子丸も、外食系は復活の好業績で株価急騰している銘柄も多いですし…、ちょっと期待しちゃいますよねー。

マイルール上は明日一杯の購入なので、最後まで迷って決めたいと思います。

ではー。