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好調の株主優待先回り投資 5月銘柄の検討過程を公開!

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PF公開しつつ実践中の『株主優待先回り投資』。

ざっくりしたルールは『権利月の4か月前に購入、権利月に権利落ち前に売却』。

2022年10月末より開始した本企画、最初の組入銘柄が12月権利銘柄でしたが、残念ながら損切発進となりました…。

本来のルーティン購入は2月銘柄だけだったのですが、最初なので試しにと12月銘柄と1月銘柄も購入してみたんですよね。

しかも大して厳選もせず。結果、しっかり勉強代を払うこととなりました。

それはさておき。

今月は5月権利銘柄の中から購入銘柄を選びますので、今回はその検討過程を公開します。

株主優待先回り投資現在のPF

直近の「株主優待先回り投資PF」は以下の通りです↓

優待先回りPF230120優待先回りPF230120

 

ビーグリーの損切り履歴はコチラ↓

優待先回り投資ビーグリー損失優待先回り投資ビーグリー損失

 

22年10月~株主優待先回り投資実践損益

  • 累計確定損益:-20,190円
  • 現時点含み損益:+31,840円

ビーグリーで食らった割には、カバー出来てます。

ほぼNATTYのおかげですけど、株主優待銘柄の安定度を示唆しているかも?

各権利月の組入銘柄は↓

権利 銘柄名称 現状 確定損益
12月 ビーグリー 売却済 -20,190
1月 NATTY 保有中
2月 あさひ 保有中
3月 安楽亭 保有中
4月 東和FS 保有中

こんな感じです!

5月優待銘柄を検討。イメージ通りの銘柄が強い

例によって銘柄検討方法は以下です↓

  • 権利付き最終日の終値とその4か月+1日前の終値比較
  • 楽天マケスピRSSで過去10年分サンプル収集
  • (年2回銘柄なら20回分、年1回銘柄なら10回分)

5月は高勝率銘柄がいくつもあった!

5月は非貸借銘柄全部+貸借銘柄は私のイメージで抜き取り確認としました。

マイルールを適用した売買シミュによる勝率トップは、2493イーサポートリンク7921TAKARA&COMPANYとなりました!

サンプル数に差があるので勝率での比較です。

その他上位銘柄は以下の通り↓

Code 銘柄名称 勝率
2493 イーサポ 10 0 100%
3075 銚子丸 19 1 95%
(以下、貸借銘柄より)
7921 TAKARA 10 0 100%
7487 小津産 9 1 90%
2698 キャンドゥ 9 1 90%
2791 大黒天 8 2 80%
参考① 日経5/11 13 7 65%
参考② 日経5月 5 5 50%

 

5月銘柄、凄いですねー。

日経平均での騰落も悪くないですが、9割以上という成績の銘柄が5つもあります。

さすが株主優待銘柄たち…!

ここからさらに銘柄を選定していく基準としては「優待に強い魅力がある」かつ「安易にクロス取引し辛い銘柄」が良さそうです。

安易にクロス取引し辛い銘柄とは?

  1. 非貸借銘柄(→制度信用売不可、裸買いに期待)
  2. 貸借銘柄だが一般信用の在庫枯渇気味&制度逆日歩強烈な銘柄
    (→同様に裸買い期待)

①にこだわらなくても②に注目すればOKで、どちらかが当てはまると強いです。

②は、これまでの株主優待クロス取引経験が存分に活かせます。

候補①2493 イーサポートリンク

候補の1銘柄はイーサポートリンクです。

  • 株主優待内容:100株でりんごジュース1L×3本
  • 非貸借銘柄なので現物保有or一般信用売

イーサポートリンク、マイルール売買による過去の成績シミュレーション

株主優待先回り売買のマイルールを使った場合、過去はどうなっていたかシミュレーションしてみました。

検証上の売買タイミングは以下に統一↓

  • 買い:権利-4か月の月末権利付最終日の前日終値(1月と7月末購入)
  • 売り:権利付最終日の終値(5月と11月末売却)
  • (5月のみ優待銘柄は1月買い-5月売り)
  • (5月15日銘柄も買いは1月末、売りは権利付最終日の終値)

実際には上旬に売買することもありますが、検証上はブレちゃうので統一です。

権利月 購入 売却 損益額 損益率
2022年5月 821 930 +109 +13.28
2021年5月 914 1,011 +97 +10.61
2020年5月 943 1,030 +87 +9.23
2019年5月 864 1,106 +242 +28.01
2018年5月 1,110 1,141 +31 +2.79
2017年5月 1,264 1,340 +76 +6.01
2016年5月 1,388 1,684 +296 +21.33
2015年5月 2,335 2,443 +108 +4.63
2014年5月 2,141 2,321 +180 +8.41
2013年5月 1,099 2,744 +1,645 +149.68

パーフェクトな成績ですね!

年1回銘柄なのでサンプル数が少ない点は気になりますが、全勝は立派です。

過去10回、毎回100株をマイルールで売買した場合は以下の成績でした。

購入額 売却額 総損益
1,287,900 1,575,000 +287,100 +22.29%

2013年の影響が大きいですが勝率100%で平均損益+2.9万円/回。

すごい!

イーサポートリンクの株価位置

イーサポートリンクの株価位置はどうなっているでしょうか。

2022年5月の権利付最終日は5/27でしたが↓

始値 高値 安値 終値
5/28 837 859 835 853
5/27 928 931 928 930

権利月最終日終値→翌日始値ベースで-93円、-10%!

シビれる権利落ちでした…!

なお1/13引け後には本決算と来期予想が開示されています↓

始値 高値 安値 終値
1/16 856 863 842 863
1/13 867 873 861 861

2023年11月期は増収減益予想だったためか、翌営業日に若干安値を取りにいっていますが、終値ではむしろプラテン引けでした。

そして株価の現在値(1/20終値)は873円。

権利落ち日よりは若干高い位置ですけど、そこまでは上げてないですね。

現在の株価位置は悪くなさそうに感じます。

候補②3075 銚子丸

実は成績を確認する前の推し銘柄はこの銚子丸でした!

シミュレーション勝率上位では唯一の年2回銘柄、母数が多いので信頼度upです。

  • 株主優待内容:自社すし食事券
  • 非貸借銘柄なので制度売不可

銚子丸、プリンがオイシイという噂を聞きつけました。

久々に行ってみたいですが、無傷で優待券を取得するハードルは割と高いんですよねぇ。

銚子丸マイルール売買による過去の成績シミュレーション

株主優待先回り売買のマイルールを使った場合、過去はどうなっていたかシミュレーションしてみました。

権利月 購入 売却 損益額 損益率
2022年11月 1,128 1,159 +31 +2.75
2022年5月 1,102 1,165 +63 +5.72
2021年11月 1,145 1,165 +20 +1.75
2021年5月 1,075 1,141 +66 +6.14
2020年11月 979 1,139 +160 +16.34
2020年5月 1,305 1,211 -94 -7.20
2019年11月 1,175 1,332 +157 +13.36
2019年5月 1,046 1,261 +215 +20.55
2018年11月 1,048 1,096 +48 +4.58
2018年5月 993 1,120 +127 +12.79
2017年11月 873 1,048 +175 +20.05
2017年5月 838 899 +61 +7.28
2016年11月 824 858 +34 +4.13
2016年5月 804 866 +62 +7.71
2015年11月 836 870 +34 +4.07
2015年5月 682 872 +190 +27.86
2014年11月 658 692 +34 +5.17
2014年5月 624 660 +36 +5.77
2013年11月 600 667 +67 +11.17
2013年5月 482 702 +220 +45.64

こちらも立派!

過去20回、毎回100株をマイルールで売買した場合は以下の成績でした。

購入額 売却額 損益
1,992,300 1,821,700 +170,600 +9.36%

優秀。

銚子丸の株価位置

銚子丸は11月も株主優待を実施しています。

2022年11月の権利付最終日は11/11でしたが↓

始値 高値 安値 終値
11/14 1,121 1,130 1,112 1,120
11/11 1,148 1,159 1,148 1,159

権利落ちは終値-翌始値で3.3%分。

ドでかいイーサポを見ちゃってるので大したことなく感じますが(笑)

そして現在値(12/9終値)は1,122円。

権利落ちとほぼ同値ですね。

まとめ 盤石の非貸借銘柄か、魅力的な優待の貸借銘柄か

ということで現時点での1月組入銘柄候補はイーサポートリンクか銚子丸が筆頭候補になっています!

銚子丸は月末権利銘柄じゃないので、両方いっちゃう…?

一方で非常に株主優待が魅力的で勝率も高い貸借銘柄も気になるところ。

TAKARAがまさか勝率100%とは予想外でしたが、業績がめちゃ伸びた時期だったからというのもありそう。

そうすると今後はどうでしょうね…?という点が思いとどまるポイントかも。

小津産業も家庭紙部門を20年に売却しちゃってますので、急に来るかもしれない?優待廃止がちょっと恐ろしいです。

キャンドゥや大黒天物産は、むしろ時間差クロスで優待ごと取得しちゃうってのも手かもしれませんね…。

今週木曜日までには決めて購入しないといけないので、最後の詰めを行っておきたいと思います!

ではー。