楽天証券でIPO抽選参加による期待収支　23年10月集計結果

月初恒例企画です。

先月は楽天証券でIPOに『参加すること』でいったいいくらの期待値を稼げたのでしょうか？

…を活用して『期待収支』としていくら稼げたか、またその時給はいくらだったかを毎月公開しています！

前置き）期待収支って何？

念のため簡単な説明です。

とあるIPO銘柄で、

･･･だったとします。

この場合、

1/6という高確率で45,600円に当選出来る抽選に参加した　⇒　＋7,600円分の期待収支

という計算方法です。

といった期待上の収支を見える化することで退屈な参加作業のモチベーションアップへ…！

･･･おおよそこんな考え方です。

（上記倍率と初値売却収益の例は「2023年4月楽天銀行IPO」での実績値）

楽天証券取り扱いIPO期待値分析結果の発表！2023年10月

それでは2023年10月分の集計・分析結果です！

楽天取り扱い10月IPO銘柄、初値売却時の収益確認

楽天証券で取り扱いがあったIPO銘柄にて、初値売却時の収益は以下の通りでした↓

上場日	銘柄名	損益
10/25	全保連	– 2,000
10/23	売れるﾈｯﾄ広告社	– 7,300
10/17	ｹｲﾌｧｰﾏ	– 7,500
10/03	ﾆｯﾎﾟﾝｲﾝｼｭｱ	+ 19,500

10月は4銘柄が取り扱われ1勝3敗でした。

うーん…、冬の時代を感じますね…。

楽天取り扱い10月IPO銘柄、期待値の確認

では結果的に一番オイシイ銘柄はどれだったのでしょうか？

（＝期待値の高い銘柄　≒　なるべく当たりやすくてプラスが大きい銘柄）

…といっても今月はプラスが1銘柄しかないので丸わかりですが…。

公表された倍率と期待値計算をした結果が以下です↓

（単位：倍、円）

銘柄名	損益	倍率	期待値
全保連	– 2,000	163	– 12.3
売れるﾈｯﾄ広告社	– 7,300	111	– 65.8
ｹｲﾌｧｰﾏ	– 7,500	1,013	– 7.4
ﾆｯﾎﾟﾝｲﾝｼｭｱ	+ 19,500	3,033	+ 6.4

2023年10月における期待値の最大銘柄は、ニッポンインシュアの+6.4円がトップとなりました。

損益+19,500円に対し、倍率が3,033倍…。

過去最低の月間トップでしょうか…。

1-10月上場となった47銘柄すべてに応募していた場合の期待値は17,635.9円でした。

（※複数口応募可能銘柄も含め、すべて1口応募とした場合）

6月末時点の期待値がすでに17,000円台、不調期間継続中。

「1銘柄あたりの応募＆確認の所要時間＝2分」とした場合の期待値時給も、5か月連続で低下し11,257.0円。

IPO銘柄が多く出てくる年末までに回復はあるのでしょうか？

厳しいですねぇ…。

まとめ　IPO参加モチベーションの再燃キッカケにどうぞ

10月は散々でした。

唯一のプラス銘柄は倍率3千倍で当たる気がしませんし、その他はすべて公募割れという、どうしようもない状態…。

畳みかけるように楽天証券さんの「資金ある方をプチ優遇手段」（＝複数口数応募可能）の導入により、なおさら手詰まり感が漂ってきています。

過去にもこのような「IPO不調期」は訪れていましたが、少なくともこれまでは必ず転換して復活を遂げてきました。

私自身はこの「転換期」こそ、不調期を経て参加者が減っているため、当選しやすくて狙い目のタイミングだと感じています。

さすがに今月の実績を見ていると、転換期の予兆に合わせて素早くカムバックする自信のある方なら、一度「休憩」でも良いのかも？と思えてしまいますね…。

とはいえ一度「IPO応募作業」を離れてしまうと、なかなか腰が上げづらいものなので、細々とでも参加を続けている方がおススメではありますが。

転換期の訪れに備えて、再度自らを奮い立たせてコツコツ頑張っていきましょう！

私が感じている、楽天証券さんIPOの良いところは下記です。

もし未開設の方がいらっしゃいましたら、下記またはご自分でお持ちのポイントサイトよりご検討されてみて下さい。

では！