ワードプレスを利用してHPやブログを運営していると、次のようなエラーが出てHPが一切表示されなくなってしまう場合があります。
メッセージ内容に多少差はあるかもしれませんが。
もし特に身に覚えがない場合は、保存してあるバックアップから復元させることでとりあえず復旧出来るかもしれません。
私は過去に2度同様のエラーに遭遇し、2度ともバックアップからの復元で事なきを得ました。
私はブログ開設時もヒトデさんのブログを完璧にトレースしながら開設したぐらいで、特に詳しい知識を持ち合わせているわけではないので…。
1度目は絶望と焦りの中で作業していましたが、2度目は勝手が分かっていたので余裕を持って復旧させることが出来ました。
素人解説で恐縮ですが、自分の知識定着も狙いつつ(笑)、私が行った復旧方法を簡単に書いておきます。
ワードプレスで作ったブログにエラー発生?!私でも復旧させることが出来た方法
ほぼ素人な私ですが、ワードプレスで作成したブログで2度発生したエラーから、同じ方法で復旧させることが出来ました。
ワードプレスエラー復旧全手順の簡単な流れ
まずはじめに簡単に復旧の全手順をまとめておきます。
ワードプレスエラーから私が普及出来た手順
- エラーが起きている場所を、エラー文から把握する
- サーバパネルにログイン
- ファイルマネージャでエラー発生箇所までたどり着く
- 同じくファイルマネージャからエラー発生前のバックアップをDL
- エラー発生箇所をDLしたバックアップファイルで置き換える
- …完了! HPが無事表示されるか確認する
- (PHPのver.古ければ更新しておくと再発しにくいかも)
要は「エラーが発生し始めた日より前の環境に、強制的に戻す」という感じですね。
復旧手順を画像付きで詳しく
では続いて、エラーからの復旧手順を画像付きで追っていきます。
ただあくまで私の環境での画像なので…、レンタルサーバーが異なる場合などはもちろん異なりますので悪しからず…。
私の環境や設定は以下です↓
- レンタルサーバー:エックスサーバー
- プラグイン設定などを参考(という名の丸パクリ)にした記事:
【ワードプレス】おすすめプラグインを8つ紹介!ブログ運営をもっと便利に!|hitodeblog(ヒトデブログ)
ワードプレスエラー復旧手順①エラーが起きている場所を、エラー文から把握
まずはエラーが起きている「場所」を把握します。
冒頭で紹介したエラー文ですがよく読むと↓
黒塗り部分、ご自身のHPドメイン以下に…↓
…○△×.com/public_html/wp-content/plugins/google-sitemap-generator/class-googlesitemapgenerator.php on line 671
と赤字にした部分にエラー発生場所が書かれています。
まずはエラー箇所にたどり着かないと修正が出来ないので、この情報を頼りに探っていく形です。
メモ…は大変なので、別ウィンドウで表示させたりしつつ作業を進めます。
ワードプレスエラー復旧手順②サーバパネルにログイン
(レンタルサーバーによって差はありますが、)サーバーパネルにログインします。
ホームページ開設以来、触ってなくてアカウント・パスワード覚えてないよ!という方は、メールを掘り返すか速やかに問い合わせましょう…。
エックスサーバーのサーバーパネルへのログインURLはこちら↓
ワードプレスエラー復旧手順③ファイルマネージャでエラー箇所までたどり着く
サーバーパネルにログインしたら、ファイルマネージャを使用します↓
ファイルマネージャーに入ったら、①のエラー発生箇所を頼りに辿っていきます。
上記のようにエラー文と見比べつつフォルダを開いて進んでいくと、発生ファイルにたどり着くことが出来ます。
このエラー発生中のファイルを「過去のデータ」で上書きすることで復旧させていくのですが、念のためエラー発生中の現状ファイルもダウンロードしておくと安心です。
該当ファイルを選択して上部の青帯メニュー内にある「ダウンロード」をクリックするとDL出来ます。
ダウンロード後はファイル名に「エラー発生置き換え前」など、適当に自分で判別できる名前を付け加えておきましょう。
ワードプレスエラー復旧手順④ファイルマネージャでエラー発生前のバックアップファイルをDL
続いて、過去に正常動作していた日のバックアップファイルをDLします。
私のようにヒトデさんのブログを参考にプラグインを導入していれば、「backwup」というプラグインでバックアップが自動保存されているはずです。
エラー発生箇所にたどり着いた時と同様に、…○△×.com/public_html/wp-content/まで辿ったら↓
「uploads」に進み↓
「backwpup」で始まり「backups」で終わっているフォルダを選択すると↓
この日付が付いている.zipファイルがバックアップファイルになります。
エラーが発生した日付がハッキリ分かっていればそれ以前の日付、不明な場合は一番古いファイルをDLしておくと良いです。
エラーファイルをDLした時と同様、上部青帯メニューからDLします↓
ダウンロードしたファイルを開いたら、エラー文を再度参照しつつフォルダを辿っていき、現状エラーが発生中のファイルのバックアップファイルまでたどり着きましょう↓
コレで、置き換え用のファイルが確保出来ました。
ワードプレスエラー復旧手順⑤エラー発生箇所をバックアップファイルで置き換える
再度手順③のエラー発生中箇所まで戻ります。
手順③で「エラー発生中ファイル」を念のためダウンロード済みですので、削除しちゃいます↓
代わりに手順④でDLしてきた、同じ名前の過去ファイルをアップロードします↓
ファイル名の文字コードが選択式になっていますが。
文字コードは、アップロード対象ファイルを「テキスト」で開くことで右下に表示されていますので、参照してみて下さい。
アップロードが済めば、処理は一通り完了です。
ワードプレスエラー復旧手順⑥完了確認。HPが無事表示されるか確かめる
復旧前にエラーが発生していたHPに再度アクセスし、無事表示されているか確認してみて下さい。
表示されていたら一安心!
私は過去2度エラー発生し、2度ともこの手順で復旧しましたので、復旧しなかった場合の手順は分かりません!(無責任)
ワードプレスエラー復旧手順⑦(PHPのver.古い場合は更新しておくと再発しにくいかも)
一度復旧してもまたエラーが発生してしまう場合、PHPのver.が古い場合があります。
サーバーパネルのトップページに「PHP ver.切替」のメニューがあり、サイト別にver.の確認と切替が出来ます。
古すぎず新しすぎないver.に(推奨)と付いていると思いますので、更新しておくとエラーが再発しにくくなるかもしれません。
まとめ
素人の私でも、同じ手順を2度ほど踏んだので「なんてことはない作業」と感じるようになりましたが。
最初は右も左も分からないと非常に不安を感じますよね…!
未だに理屈や詳しいことは分かっていないままですが、作業前にエラー発生したファイルをダウンロードするなど、退路を確保しながら作業すれば…なんとかなります。
もっと不安なら、手間はかかりますが作業1手順ごとにスクショを取っておけば、より退却しやすいかもしれません。
手塩にかけた自分のHPやブログが表示されなくなって不安だと思いますが、一刻も早く無事に復旧出来るように願っています。
では。