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水没PCデータ復旧成功!SSDケース購入、簡単&安かった!

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9月29日にノートPCにコーヒーをぶっかけて破壊した私…。

PC内には確定申告・決算など非常に重要なデータも多く入っていましたが、バックアップ対策は皆無。

再起動してデータを取り出す望みを捨てず、1か月以上かけて徹底乾燥作戦を取っていました(現実を見たくなかっただけともいう)

紆余曲折はあったのですが。

なんと本日、無事にデータを取り出すことに成功しました!!

超ありがたい!!ホッとした!!

どのように確認し対応をしていったのか経緯を報告します!

水没データ復旧、最終的に解決した手段はSSDケースでUSB接続!

当初はPCの再起動を願っていましたが、確認していくうちにさすがにそれは絶望的な雰囲気に。

最終的にはノートPCを分解してデータを保存する内蔵ストレージ「SSD」のみを取出し!

SSDケースを購入してセット、新PCにUSB接続することでデータ引き上げが出来ました!

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こういった専門的なパーツってもっとずっと高額なイメージで、まさか3,000円程度で買えてしまうとは思ってませんでした…!

しかも幸運にもアッサリデータ復旧してくれるとは思いませんでした!!

さらに安い製品もあったのですが、こちらは国内メーカーで説明書もしっかりと日本語で付属していますし、特殊ドライバーも1本付属していて良かったです。

私が行った水没PC対応の経緯

実際に私がどのように対応していったか、経緯を残しておきたいと思います。

ざっくりとは以下です↓

  1. ひたすら乾燥させる
  2. 充電してみる→無理
  3. 分解してみる
  4. SSDの所在とモデル確認
  5. SSDケースの購入

補足していきます。

①ひたすら乾燥させる!私は1か月置いておいた!

PCに限らず、スマホなんかもそうなんですが。

水没させてしまった瞬間に、

  • 慌てて拾い上げる → すぐ無事に電源入るか確認してみる

…ってしてしまいがちです。

ですが、これって実は最もトドメを刺してしまう行動だったりします…。

濡れた回路に通電させることでショート、完全に破壊されてしまう可能性が高いです。

もし水没させてしまった電化製品が通電中であれば、即座に電源OFF。

十分すぎるほどの乾燥期間を経てから、そーっと電源ON…の方が、助かる可能性は高くなります。

…ということで、私も1か月ほど乾燥させていました。

PCは即座に新調していたので当面は困らなかったということもありますが。

確認を進めることで『データが永久的消滅した』と認識したくなかった…という現実逃避ですね(笑)

多少分解して風通しを良くしておいても良いかもしれません。

②充電してみる→通電しなかった

1か月の乾燥期間を経て、さすがにそろそろ…ということで充電を試みました。

この際、予期せぬ発火や爆発など、何が起きても良いような準備をした方が良いです。

間違っても、充電ケーブルだけ刺してその場を離れたり寝たりしないように…。

慎重に様子を見ながら、充電開始!

…残念ながら私のノートPCは、一瞬充電ランプがチカッと光って消えてしまいました。

何回差し直しても同じ。

刺しっぱなしで起動を試みてもみましたが、一瞬ファンが回っては止まっちゃう。

なんとなーくですが、電池かその系統がダメになってそうな雰囲気です…。

私はとりあえず、通常起動は諦めることに。

③Lenovo Ideapad 330Sを分解してみる

もう壊れているも同然の状態なので、分解にためらいはありません(笑)

もしこれが新品同様だったら迷ったでしょうけど↓

330S 外装330S 外装にはネジ止め10か所

 

ねじ止めされている10か所を、家庭用のプラスドライバーで慎重に外していきます。

ねじ山をつぶしてしまったら終わりなので、空回りしていないか確認しながら。

ねじを外したら、ケースの隙間に平たい何かを突っ込み、思い切ってこじ開けます。

ツメで止まっていますが、もし復旧させることも考えている場合には、キツかったら複数個所から試してみるなどこれも慎重に…。

パカッと開くと↓

330S 内部基盤330S 内部基盤

 

このようになっていました。

④SSDの所在とモデル確認

なんかベタベタしてますが、これがコーヒーなんでしょうねきっと(笑)

SSDは内部写真の右上部分、鉄のフタの下にあります。

赤丸部分のネジ3か所をまた慎重に外し、ふたを取り外すと↓

330S 内部2330S 内部2

 

このようになっています。

スミマセンすでにSSDは取り外した後の写真なのですが、赤枠部分にネジ止めされていました。

取り外したSSDはこちら↓

SSD MZ-VLB2560SSD MZ-VLB2560

 

画像が上下逆さまですが、上のPC内写真に合わせるとこの向きで装着されてます。

…お恥ずかしい話、最近のSSDってこんなに小さいとは知りませんでした…。

これ…メモリ?SSD??とか思いながら、『Model:MZ-VLB2560』を頼りにGoogle先生に教えて頂きました(笑)

よく見ると『NVMe』という規格も書いてあるのですが、これが不明の場合もモデル名を検索で先生に教えて頂きましょう。

⑤SSDケースの購入

あとは規格に合ったSSDケースの購入です。

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上記の「玄人志向 GWM.2NVST-U3G2CCA」は、NVMe/SATAの両方に対応していて、USBもTypeA/Cの両対応しているなど、汎用性が高いです。

ちょうど楽天マラソン開催中でしたし、10店舗目として利用させてもらいました!

⑥SSDケースの説明書に従って新PCへ接続してデータ移行!

あとはSSDケースに付属している説明書に従い、取り外したSSDをセット。

新PCにUSBで接続し…無事に完璧に認識!

ドキドキしながらデータ移行を行い、数時間かかりましたが全データ移行に成功!!

なおケースはめちゃくちゃ熱くなりますので注意しましょう。。。

まとめ PC水没・起動不可でもデータ助かるかも!意外に安くて簡単!

しばらく現実逃避しつつも、8割方データを諦めていた私。

まさかあっさりと全データ引き上げに成功するとは!!

しかもPCが起動不可だった瞬間に想像していたよりも、ずっと簡単で費用も安く済んだことにも驚きました!

SSDを取り出してセットしても認識してくれなかったりする場合もあり、その場合は復旧ソフトを使うという手順に進むことになります。

それでもダメだったら最終手段は外注ですが、そうなると数万円コースですね…。

ただあれだけ派手に水没させた私でもデータが無事だったことを考えると、諦めずに試してみる価値は十分にあると思います!

まあまずは水没させない対策をすることと、バックアップをしっかりとっておくこと、ですけどね!

では。

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