恒例企画です。
楽天証券でIPOに『参加するだけ』でいったいいくらの期待値を稼いだことになったのでしょうか?
- 楽天証券で公開されている抽選倍率
- 初値売却での収益
…を活用して『期待収支』としていくら稼げたか、またその時給はいくらだったかを毎月公開しています!
ただ2023年1月は1件、2月は0件と僅少でしたので、今回1-3月とまとめての公開です。
前置き)期待収支って何?
念のため簡単な説明です。
とあるIPO銘柄で、
- 抽選倍率10倍
- 初値売却での収益が+30,000円
・・・だったとします。
この場合、
10%の確率で30,000円に当選出来る抽選に参加した ⇒ +3,000円分の期待収支
という計算方法です。
- 10人に1人が3万円当選という大チャンスに参加出来た!
- 同じ条件のチャンスにもし10回参加出来れば、確率上は1度は当選して3万円を得ることが出来ると期待できる!
- 結果的にハズレはしたものの「期待収支」は稼げた!
- もしこういうチャンスがあったら次も参加するぞ!
といった期待上の収支を見える化してみる。
・・・おおよそこんな考え方です。
パチンコ・パチスロでプラス収支を目指して嗜んでいる方にとっては、より身近な考え方かも(笑)
分析結果の発表!
それでは2023年1-3月分の集計・分析結果です!
楽天証券が幹事となった銘柄にて、初値売却時の収益は以下の通りでした。
上場日 | 銘柄名 | 損益 |
03/31 | エコム | + 3,400 |
03/31 | ココルポート | + 98,500 |
03/30 | ビズメイツ | + 206,000 |
03/28 | モンスターラボホールディングス | + 33,000 |
03/28 | Arent | + 36,200 |
03/27 | カバー | + 100,000 |
03/23 | アイビス | + 139,100 |
03/23 | ハルメクホールディングス | + 26,100 |
03/22 | SHINKO | + 5,000 |
01/26 | テクノロジーズ | + 265,000 |
1-3月は10銘柄が取り扱われ10戦全勝でした。
新年一発目IPOのテクノロジーズが最大の+26.5万円、3月ラッシュの中でもビズメイツの+20.6万円が光り輝いています!
楽天証券で取り扱われなかったFusicが+45.3万円をたたき出し、2023年の暫定トップではありますが、+20万円超なら十分ありがたいですよねぇ。
3月の上場ラッシュの中で、地方上場銘柄であってもマイナスがなかったのは驚きました。
では結果的に一番オイシイ銘柄(=期待値の高い銘柄=なるべく倍率が低くて当たりやすくプラスが大きい銘柄)はどれだったのでしょうか?
公表された倍率と期待値計算をした結果が以下です↓
(単位:倍、円)
銘柄名 | 損益 | 倍率 | 期待値 |
エコム | + 3,400 | 538 | + 6.3 |
ココルポート | + 98,500 | 69 | + 1,427.5 |
ビズメイツ | + 206,000 | 1,536 | + 134.1 |
モンスターラボ | + 33,000 | 147 | + 224.5 |
Arent | + 36,200 | 174 | + 208.0 |
カバー | + 100,000 | 125 | + 800.0 |
アイビス | + 139,100 | 489 | + 284.5 |
ハルメク | + 26,100 | 61 | + 427.9 |
SHINKO | + 5,000 | 293 | + 17.1 |
テクノロジーズ | + 265,000 | 215 | + 1,232.6 |
2023年1-3月における期待値の最大銘柄は、ココルポートの+1,427.5円となりました!
倍率69倍と現実的に当選が夢見られそうな低倍率ながら、損益は+9.8万円と意外と伸びたことが要因でした。
新年1発目IPOだったテクノロジーズも、前評判の割に215倍で収まりつつ結果はしっかりと+26.5万円だったことから、2番手の期待値となっています!
いくら前評判が高くてもビズメイツのように倍率1,536倍になってしまうと…、当選に期待が持てませんし、期待値としてもモチロン低くなりましたね。
1-3月上場となった10銘柄すべてに応募していた場合の期待値は4,762.5円でした。
「1銘柄あたりの応募&確認の所要時間=2分」とした場合の期待値時給は14,287.4円。
楽天証券IPO取扱い全銘柄での2022年間期待収支が約16,481円でしたので。
2023年は滑り出し好調ですかね!
まとめ IPO参加モチベーションの再燃キッカケにどうぞ
1-2月は閑散期でしたが、3月中旬以降はラッシュ到来で株主優待取得の時期とも重なって資金管理が大変な月でしたね。
参加された方、大変お疲れさまでした。
IPO投資としてリスクをどこまで受け入れていくかは、個人で判断が分かれるポイントです。
楽天証券では取り扱いがありませんでしたが、住信SBIネット銀行は典型的な例でした。
明らかに期待出来る銘柄だけに絞り込んで応募し、リスクを徹底排除するのも戦略の一つです。
結果がプラスでもマイナスでも、悔いが出ないように自分の判断基準を磨き上げていきたいですね!
せっかくだから当選してドキドキしたい!なんて軽いノリがうまくいくこともあります(笑)
作業が報われない時は、こういった「期待値」を眺め、再度自らを奮い立たせてコツコツ頑張っていきましょう!
2022年は当選ゼロ、2023年も現状ゼロですが…、いつ当選出来るかな…!
コツコツ頑張っていきましょう!
私が感じている、楽天証券さんIPOの良いところは下記です。
- 未成年口座からIPOに参加できる!
- 楽天銀行との連携が良く、入出金がスムーズ!
- 平等抽選で資金面での優遇がなく、誰にでもチャンスあり!
- IPO抽選結果を公表してくれていて透明性が高い!
- 取扱い銘柄数も割と多く、チャンスが次々やってくる!
もし未開設の方がいらっしゃいましたら、下記またはご自分でお持ちのポイントサイトよりご検討されてみて下さい。
では!
過去の楽天証券IPO分析記事
2022年12月分は ⇒こちら
2022年11月分は ⇒こちら
2022年10月分は ⇒こちら
2022年9月分は ⇒こちら
2022年8月分は ⇒こちら
2022年7月分は ⇒こちら
2022年5-6月分は ⇒こちら
2022年4月分は ⇒こちら
2022年3月分は ⇒こちら
2022年2月分は ⇒こちら
2022年1月分は ⇒こちら