UberEatsで配達をされている方の中には、
…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
配達員用アプリには『現金払いを受け付ける』という設定があり、簡単に自分で「OFF!(=現金払いを受け付けない)」にしておくことが出来ます。
実際、現金払いを受け付けることによるデメリットはいくつもある一方で、メリットは配達依頼が増えることぐらいです。
現在の配達数や報酬額に満足出来ているなら、わざわざ手間もデメリットも増える「現金払い」を受け付ける意味がないのは間違いありません。
一方で、報酬のためにも現金払いを受け付けたいが、
- 持ち物は何を用意しておくとスムーズか分からない
- 受渡しの流れが複雑そうで躊躇している…
…といった方のために、そろそろ現金配達開始1周年となる私の「持ち物」や「受渡の流れ」を公開してみたいと思います!
Uberで現金払いを受け付けるために私が用意しているもの
Uberで現金配達を受け付けるために私が準備している持ち物は、
- ウェストバッグ
- 小銭ケース
- お札入れ
- 余分なお金入れ
- (計算機)
これぐらいです。
①ウェストバッグ(Uber公式が安くて便利)
まずはウェストバッグです。
以前はプライベート用のバッグを流用していましたが、Uber公式ストアで安くて便利なものがあったので購入して愛用しています。
1,870円とお手頃ながら、防水機能もついていてサイズも大きすぎず小さすぎず。
メインとポケットで収納が2か所なのも、私の使い方だとちょうど良いです。
私物を入れてしまうと小さいかもしれませんが『クルマから注文者宅へと受け渡しに行く時に持ち歩く専用』にしておくなら十分。
もう半年以上使用していますが、全く不満なくてイイ感じです!
「UberEats」とロゴが入っているのも、配達先のインターホンなどで認識してもらいやすくて良いです。
②小銭ケース(硬貨別に収納出来るもの、100円均一)
硬貨別に収納しておける「小銭ケース」も、あった方が絶対良いです。
私も初回の現金配達では持っていなかったのですが。
注文者が玄関で立って待っている中で、私がゴソゴソとお釣を準備しているあの間がもう…、たまらなかったです(苦笑)
その足ですぐ百均に買いに行ったのがコレ↓
確かダイソーだったと思います。
各硬貨別に30枚程度入りますが、サイズとしては本当はこの半分程度でも十分。
ただ夜間配達も多い中で間違いを防ぐため『各硬貨が縦一列になっている』という条件は外したくありません。
条件を満たす最小サイズがコレで、その後も各100均に行った際には代わりを探してきたのですが見つかっていません。
③お札入れ(玄関先まで持っていくお釣用)
お釣として渡すお札を入れておくためのケースも準備しています↓
コレも百均で購入しました。
お客様の玄関先にはお釣として最大の9千円を毎回準備して伺うようにしています。
現金の受け渡しにより増減した分は?というと、車内にも別ケースを準備していて
- 増えたお札:車内にある別ケースへ仮置き
- 増えた小銭:車内にある別ケースへ仮置き
- 減ったお札:車内にある別ケースから補充
とすることで「お客様の玄関先へは常に9千円持参」をキープしています。
ウェストバッグに小銭ケースとお札入れをセットした状態↓
お客様の前でその場で受け取った現金は、手前のお札入れとバッグ内の空間部分にをズボっ!と仮で入れておきます。
お釣の受け渡しが済んで車内に戻ってから、配達依頼のスキマ時間に調整している感じです。
次の配達がすぐ入ってしまった場合は、お札が9千円以下になってなければそのまま続けてしまいますが、早め早めに調整します。
不用意に多額の現金をお客様の目に触れさせてしまうことは、お互いにとって良い事ではないと思いますので…。
④余分なお金入れ
前段で登場しましたが余分なお札・小銭入れです(車内に置いておきお客様の玄関先までは持って行きません)↓
こちらもやはり百均商品。
溜まってきたらマメに三菱東京UFJ銀行のATMから入金するようにしていますので、本来はこんなに入っていることはありません。
(年末や正月でATM混み混みだったので溜まっちゃってます…)
三菱東京UFJ銀行だと、2024年1月現在は硬貨での入金も無料で出来ます。
平日8:45~18:00に限られてはいますが、この対応にはメチャクチャ助かっています…!
正直、このUFJさんの神対応が終わってしまうと成り立たないかも…と思ってしまうぐらい…。
基本小銭は増える一方なので、他銀行のように硬貨入金・両替にお金がかかるようになってしまうとかなりツラいです。
なおこの「余分なお金入れ」以外に、車内のもっと分かり辛い場所に『お札の最終予備』を常備しています。
5千円札4枚、千円札20枚ぐらい。
リスクを極力減らすなら毎回積み下ろししても良いかも。
私は忘れてしまいそうなのもあって載せっぱなしです…。
⑤(計算機)
Uberアプリには商品代金が表示されますが。
お客様からのお預かり金額を入力したり、お釣の額を計算する機能はありません!
コレぐらいあっても良さそうに思うんですけどねぇ…。
なので基本、配達員がその場で自分で計算してお釣をお渡しする必要があります。
商品代金ちょうどを準備してくれている方も確かに多いですが、お釣を計算してお渡しする機会も少なくありません。
- 小さい電卓をウェストバッグに入れておく
- スマホの電卓機能を起動しておく
- (暗算する)
などの対応が必要になります。
配達アプリを立ち上げているスマホはお釣以外の操作でも使うので、スムーズさを優先するなら別を使った方が良いです。
実は私は暗算に頼っていますが、本当は注文者に計算過程と結果を見せられる方が良いかもしれません。
現在までのところ過不足のクレームはいただいてませんが、「…それ合ってるのか…?」という微妙な空気が流れたことはあります…(笑)
もし私が暗算が苦手だったら、百均で小さい電卓を探してウェストバッグに入れておくと思います。
Uberで現金払いを受け付ける際の流れ
持ち物の紹介で流れにも一部触れてしまいましたが、まとめておきます。
現金払い対応の基本的な流れ
- Uberアプリで「現金払いを受け付ける」設定をONにしておく
- 配達依頼を受ける(鳴っている最中に現金表示あるが、私は大抵見逃す)
- お店で商品をピックし、アプリで受取操作をする
- 配達先・配達方法の表示画面にて『現金受取』であることを認識する
- 出発前にウェストバッグを確認(9千円所持が確実ならスルー)
- 配達先に到着、商品と共にウェストバッグを忘れず持つ
- 玄関先で商品をお渡しする
- アプリを操作し請求額を確認して伝える
- 現金を受け取り、ウェストバッグの仮置き空間へ入れる
- お釣を自分で計算してお渡しする
現金払い対応が終わった後にしておくこと
- 車内で「ウェストバッグ ⇔ 余剰金入れ」間の過不足調整
- 配達料金累計より現金受領が多い場合はクレカ決済しておく
- 車内所持金をUFJ銀行ATMから入金しておく
色々書きましたが「分からないことによる不安解消のため」に詳しく書いているだけで、実際の行動はそうたいしたものではありません。
Uber現金払い関係の小ネタ
その他、Uber現金払い関係の小ネタです。
身の危険を感じて回収出来なかったらどうする?⇒心配無用です
現金払いを開始するにあたって、
と妄想が広がってしまうこともあるかもしれません。
その道の怖い方に脅されたりゴネられたらどうしよう…。
女性配達員の場合、不安を感じてしまいそうな機会はなおさら多いかもしれませんね。
実際はある意味『心配無用!』です。
Uberアプリから「お客様が料金を支払わなかった」という項目を選ぶことで、お客様からの集金はサポートセンターが担うことになります。
請求のやり取りはサポートセンターから直接お客様にされる形になるので、身の危険を少しでも感じるようなことがあれば、その場は事を荒げずに商品だけ渡して立ち去り、サポセンへ報告すれば大丈夫です。
時間をおいてサポセンから連絡が来た際には、お客様も冷静さを取り戻しているかもしれませんしね。
きっかけは別ですが「お客様が料金を支払わなかった」という機能を私が使用した際の記事がありますので、参考にどうぞ。
なお…、私もこれまでに『迫力のかなりある方』にお届けしたことは何度かあり、粗相のないように緊張したことはありますが。
支払い自体に関してはキッチリと対応して下さる方達ばかりで、身の危険を感じるどころか一度もトラブルはないです。
スナック店内などへのお届けの方が、相手が酔っぱらっていたり、カラオケで騒がしかったり、その場の雰囲気を壊さないように配慮したり…、とちょっと面倒に感じるかも…(苦笑)
配達報酬との差額を自分のクレジットカードで先払い。Uber現金配達はポイ活やクレカ修行に良い?
現金配達をしていると、その配達報酬よりも受け取る商品代金の方が高いことが良くあります。
現金配達よりも前に通常配達をしていて、振り込まれる前の報酬が貯まっている場合はその額から差し引かれますが。
Uberからの報酬振込は毎週と頻度が高いこともあり、特に週初め月曜日の序盤に現金配達を受けた時など、累計でも「マイナス状態」になることがあります。
さらに配達を続けて行けば、ほとんどの場合は相殺されてマイナス解消となりますが、たまたま現金配達に当たり続けてマイナスが続くこともないわけではありません。
その場合『配達員自身のクレジットカードで支払いを行ってマイナスを消す』ことになります。
お客様から回収して手元にある現金を、クレジットカードの引き落とし口座に入金すれば帳消しですね(配達料金も含まれるので確実にプラス)
入金の手間がマイナスだよ…と思うかもしれませんが。
むしろ『実際には1円も出て行かない支出に対しクレジットカードで支払いが行える』と受け取ることも出来ます。
支払額に応じてポイントがもらえるカードなら計算対象になるでしょうし。
カードランクの維持・昇格狙いなどで決済額を稼ぎたい方もいらっしゃいますよね。
全く懐を痛めずに稼ぐことが出来るので、何気にポイ活・クレカ修行向きの行動なのかもしれません。
私は実施したことはないですが「現金払い」だけを狙って受け続ければ、少なくとも週数万円の決済額にはなるでしょうしね。
まとめ
Uber配達で現金払いを受け付けることは、最初はハードルが高く感じますが、実施してみるとイメージが変わるかもしれません。
持ち物をしっかり準備を整えておき、数回経験すればすぐにスムーズに配達出来るようになると思います!
万一のことが起きそうな場合はサポートセンターを頼ることも出来ますし、個人で商売をしている場合と違って、ある程度守られた環境ではあります。
なるべく現金がお客様の目に触れないで済むような工夫を考えてみたり、出来るだけマメにATMに立ち寄って入金し所持金が増え過ぎないようにするなど、被害を抑えるための自衛意識は持っておいて損はないです。
クルマでの配達だと、安全な現金置き場や調整する時間を確保しやすいといった面でより相性が良いかもしれませんね。
もっとも、都会で配達をしていて配達数や報酬額に満足出来ている方は、手間やリスクを考えてもわざわざ実施する必要はなさそうです。
私のように田舎だとそもそもの配達母数が少ないですし、現金払いを望む方も都会よりも多いかも?と感じています。
2024年に入ってから50件ほど配達していますが、うち11件が現金配達でした。
体感ですが普段よりちょっと少なめな気がしますので、平均すると3-4割ぐらいなのかも。
その分の配達が受けられなかったと考えると、私の稼働状況では結構な痛手です…。
リスクがあることは間違いないので、ご自身で慎重に検討した上で、もし実施する際の持ち物など参考になりましたらどうぞ。
では。