株主優待銘柄を権利確定の約4か月前に購入し、権利を取得せずに売却するというマイルールにて『株主優待先回り投資』を実践しています。
8/27(火)が12月銘柄の新規組入れを行う日に該当します。
株主優待先回り投資、組入れ時のマイルール
月末権利付最終日の前日までに、4か月後権利の株主優待銘柄を購入
- 2024年8月末権利日の前日=8/27(火)
- 4か月後=2024年12月の株主優待銘柄を購入
これまでの12/6月銘柄を振り返ると↓
権利 | 銘柄名称 | 確定損益 |
23年6月 | 北海道コーラ | +129,743 |
23年6月 | 東海汽船 | +6,142 |
23年12月 | サーティワン | -9,863 |
23年12月 | 北海道コーラ | -12,624 |
23年12月 | 東海汽船 | +1,595 |
24年6月 | 北海道コーラ | +36,026 |
24年6月 | 高見澤 | +24,402 |
24年6月 | 東海汽船 | +13,144 |
北海道コカ・コーラと東海汽船が定着しています。
東海汽船は毎度地味ながら3連勝、北海道コカ・コーラは大きな利益が1度ありつつ2勝1敗。
高見澤は年1回6月銘柄なので今回はお休み。
サーティワンアイスクリームは保有中の立会外分売をうまく立ち回れず1敗し、続く6月も立会外分売実施を予想し回避していました。
…ということで2024年12月銘柄は、定番3銘柄をベースにしつつ検討スタートです。
12月株主優待先回り定番銘柄、北海道コカ・コーラ
北海道コカ・コーラは過去10年データでも高勝率で、業績も前年度に急回復し今年度は安定成長。
1Qも黒字化していて猛暑で書き入れ時だったであろう3Qの業績発表にも期待が高まります。
自社製品がいただける優待内容も「高人気+低廃止リスク」でバッチリです。
損失となった23年12月は権利落ちを埋め上昇していた
23年6月は業績急回復局面にもハマって大きく利益を出せましたが、23年12月は損失となっています。
権利落ち翌営業日終値と購入時の株価でそれぞれ比較してみると↓
期 | 前期権利落ち | 購入 | 売却 |
23年6月 | 4,090 | 4,180 | 5,510 |
23年12月 | 2,615 | 2,713 | 2,610 |
24年6月 | 2,492 | 2,485 | 2,872 |
24年12月 | 2,720 | – | – |
(※23年6月末に2分割)
損失となった23年12月期は、権利落ち後にすでに少し上昇し始めていました。
また2分割後の100株で株主優待がいただける実質拡充後初回となりましたが、分割前から保有していた方が権利前に100株売却する動きに繋がりやすかったかもしれません。
今期はまだ権利落ち直後と変わらない水準です。(最新株価は2,700円)
ただ全体が急落した8月上旬には2,400円台まで沈んでいます。
どの銘柄もそうですが、平常時とは違ってちょっと読みづらいですね…。
12月株主優待先回り定番銘柄、地味な全勝が続く東海汽船
東海汽船は過去10年分のデータで20戦20勝している全勝銘柄。
株主優待内容も個人的にはそこまで魅力に感じていませんし、毎度地味な利益なので毎回迷うのですが…。
退屈であろうと結果優先で、勝ち続けている間は乗船しようと思っています。
値幅は小さいものの、分かり易く「権利落ち→じわじわ上昇→権利落ち」が繰り返されています。
12月株主優待先回り銘柄、リベンジ狙いのB-Rサーティワン
B-Rサーティワンアイスクリームは、立会外分売の実施と好業績がキーになりそうです。
B-Rサーティワンアイスクリームでの立会外分売実施は今後もありそう
昨年12月権利に向けた保有中に立会外分売実施の発表がありました。
発表時点でいったん売却するか迷ったのですが、保有継続して観察。
結果的には「発表翌日に売却→立会外分売実施日に買い戻し」が正解で、分売実施後は権利日までもジリジリ上昇していたものの、下落を埋めきれずに損失となっています。
続く今年6月権利に向けては、立会外分売が再度行われる可能性を考えて組入れを見送ったのですが、ちょうど購入予定日の翌日に実施発表…!
当企画とは別枠として、立会外分売実施日にしっかり購入→権利日に向けて売却、と立ち回ることが出来ました。
今後も「2026年3月末までに流通株式比率25%以上」を達成するためには、同規模の立会外分売なら3度ほど実施されるのでは?と予想されています。
直近3回の立会外分売実施発表日を見てみると…↓
発表日 | 営業日 |
2023年2月24日 | 2月末権利確定日 |
2023年11月1日 | 11月第1営業日 |
2024年2月27日 | 2月末権利確定日 |
なんだか法則がありそう?な日程となっています。
もしこの傾向が続くなら↓
勝手な発表予想 | 営業日 |
2024年11月1日? | 11月第1営業日 |
2025年2月26日? | 2月末権利確定日 |
2025年11月3日? | 11月第1営業日 |
こんな感じでちょうど2026年3月に間に合うスケジュールになるのかも…?!
さすがにズバリ的中はないでしょうけど、今後も立会外分売実施の可能性が高いことはイメージしておくべきだと思います。
そうなると今年も保有中に実施発表となる可能性はかなり高いのですが、昨年の経験を立ち回りに活かせるかどうか?を確認してみるのも面白いのかな…と前向きに考えています。
B-Rサーティワンアイスクリームは業績絶好調!2Q決算発表後に急上昇も全戻し
もう一つ注目しているのは、今期業績が絶好調!という点です。
2024年12月期の業績予想は、2023年度比売上+7%、営業益+5%程度で緩やかな成長予想だったのですが。
7月中旬に発表された2Q実績では、2Q単体で前年度比売上+37%、営業益+109%とトンデモナイ数字でした。
営業益の進捗率は一気に8割弱に到達しましたが、上方修正はなし。
この決算発表を受けて株価は大きく反応しましたが↓
なんとあっという間に全戻しして推移中…!
上値は重いかもしれませんが、業績発表前に比べれば保有根拠はありますしねー…。
同社の書き入れ時はもちろん真夏の3Q…猛暑でしたし…期待しちゃいますよね…。
そういえば先日SNSでキャンペーン中は過酷な労働になってしまっていることが打ち明けられていましたが。
無理を強いてしまうほど売れ行きが絶好調ととらえられなくもないのかも…?
人件費多少ケチるよりも上手にメリハリつけるなど待遇改善して、前向きに仕事してもらった方がお客さんの好印象にも繋がって良いとは思いますけどね。
まとめ
以上、24年12月株主優待銘柄の先回り投資の組入れ銘柄としては、北海道コカ・コーラ、東海汽船、B-Rサーティワンアイスクリームを候補にしています。
北海道コカ・コーラは正統な株主優待パワー、昨年の1敗も分割後の特殊環境だったのでは?と期待中。
東海汽船は自分の感覚よりも全勝データを信頼して、土がつくまではひたすら継続乗船。
B-Rサーティワンアイスクリームは立会外分売実施の可能性が高く難易度が上がってしまうものの、好業績の勢いにも乗っておきたいところ…。
ギリギリまで迷って決めたいと思います。
良い結果が出ますように!
ではー。