株主優待銘柄を権利確定の約4か月前に購入し、権利を取得せずに売却する『株主優待先回り投資』を実践しています。
マイルールに則ると、1/26(金)が5月銘柄の新規組入れを行う日になります。
株主優待先回り投資、組入れ時のマイルール
- 1月末株主優待権利付最終日(=1月29日)の前日(=1月26日)までに、5月株主優待銘柄を購入
昨年の5月銘柄では「3075 銚子丸」と「2493 イーサポートリンク」を選択。
両銘柄とも利確に成功し、年2回銘柄である銚子丸は11月にも組入れを行いました。
2度目の組入れでは自信があったので複数単元を組み入れ、連続利益確定に成功しています。
(銚子丸の利益確定報告記事↓)
株主優待先回り投資、5月1銘柄目の売却結果報告。銚子丸で利確!|とりあえず退職しちゃいました実録 (jump-fire.com)
株主優待先回り投資、11月銘柄の売却結果報告その1。銚子丸で利益確定|とりあえず退職しちゃいました実録 (jump-fire.com)
3度目の組入れをと考えていましたが、実は少し迷っています…。
5月優待銘柄、組入れ本命だった銚子丸。権利落ち後の推移が気になる?
本命の銚子丸ですが、現状結構高値圏なんですよねー…。
前回の権利付最終日は昨年11月13日、権利落ちは11月14日でしたが↓
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
23/11/14 | 1,400 | 1,452 | 1,400 | 1,433 |
23/11/13 | 1,481 | 1,496 | 1,460 | 1,468 |
1,400円が権利落ち直後の株価でした。
現在の株価は「権利落ちを埋める」どころか、1,700円台!
昨年9月末(私も保有中)に、前日比+190円の1,677円を付けつつ終値では前日比マイナスまで沈む…という激しい動きをした日がありましたが、その『瞬間高値』も上回って推移しています。
ココまで高値圏だと、権利日までどれほど伸びシロがあるのか?ちょっと不安になりますねぇ…。
高値圏だが割高なのか?同業すしチェーン店をチラ見
日経平均も年明けから絶好調を維持していますし、銚子丸だけ見ていると高値圏のように感じてしまいますが、果たして同業他社比較ではどうなのか?
軽く比較してみます。
Code | 銘柄 | PER | PBR |
3075 | 銚子丸 | 28.3 | 2.73 |
9828 | 元気寿司 | 36.4 | 5.63 |
3563 | F&L | 56.3 | 5.24 |
2695 | くら | 140.9 | 2.86 |
7421 | カッパ | 76.7 | 9.45 |
ん…?
そこまで悪くない…?
24年5月期は増収増益の予想で2段階上方修正、営業益は前期比倍増と業績は好調です。
なんだか飛び込む勇気が湧いてきたかも…(笑)
5月銘柄、銚子丸以外の候補
銚子丸でも良い気はしてきましたが、他の候補として昨年挙げた5月銘柄を見ておきます。
イーサポートリンク
年1回銘柄で試行が少ないという点は気になりますが、堅実な値動きをしてくれそう?な気もします。
そういえばこの冬、スーパーのリンゴ高くありませんでした?
リンゴに限らず…かもしれませんが。
業績はあまり良くはなさそうで、廃止リスクも少し覚悟必要かもしれませんね。
小津産業
小津産業は貸借銘柄なので制度クロス可能ですが、逆日歩が毎度超高額なので実質的なつなぎ売り効果は無視して良いのでは?と思っています。
権利後の株価推移で見てみると、銚子丸やイーサポートリンクに比べると手掛けやすい位置に見えます。
ただココの最大のネックは、優待変更・廃止リスク…!
小津産業といえば株主優待内容は大量のペーパー類で有名・大人気。
ところが、2020年に家庭紙・日用雑貨販売のアズフィット株80%をセンコーグループHDへ譲渡済なんですよね。
その後も優待内容は継続してきていますが、いつ変更になってもおかしくない状態なのが気掛かり…。
昨年7月にも株主還元は配当でしっかりやっていきますよ!というアピールIRも出ています。
こういう状態じゃなければ、組入れ候補の筆頭だったんですけどねー…。
キャンドゥ
キャンドゥも貸借銘柄ですが2年以上前から売禁状態ですし、こちらも実質的につなぎ売り効果は無視して良さそうです。
業績は営業利益が虫の息状態になってしまっていますが、売上はじわじわ伸びています。
2022年にイオンの子会社入りしていますし、すぐにどうこうなってしまうことはなさそう。
長期的に見れば現在の水準よりも円高が意識されるでしょうし、同様の円高期待効果もあってニトリなどが株価を伸ばしていることを考えると…、と妄想してしまいますね。
意外と狙い目かもしれません。
まとめ
銚子丸は株価位置が気になりますが、株価指標を同業他社と比べるとまだ目を瞑って飛び込むことが出来る水準なのか?とも思えました。
銚子丸は意外にプリンが絶品など、銚子丸自身のブランド力・株主優待力もありますし、変則的で銘柄数が少ない5月15日権利銘柄であることも有利なポイントです。
5月末銘柄は非貸借銘柄でもあるイーサポートリンクも良いですが、貸借銘柄でありつつ売禁のキャンドゥも面白そうですねぇ…。
どの銘柄も過去の勝率では9割以上を誇っています。
まだ数日余裕はありますので、最後まで迷ってみたいと思います。
良い結果が出ますように!
ではー。