私は永久歯欠損により、インプラント治療を受けています
実は私には生まれつき永久歯のない歯が4本あります。
永久歯欠損、先天性欠如などというようです。
年代なのかたまたまなのか、私の周りには同じような方は聞いたことがなかったのですが、2010年の調査によると、10人に1人は「永久歯欠損」の症状があるそうです。
噛む習慣・能力が低下していることが一因なんでしょうか。
永久歯がないので乳歯が下から押し出されることなく、抜けないまま残ります。
やはり永久歯の方が表面構造等も丈夫で乳歯の方が弱いこともあり、私の乳歯達ももれなく虫歯→詰め物コースながら耐えてきたのですが、40代も間近となりさすがにグラグラ＆痛みも出てきたので、治療を受け始めました。
治療法は、入歯・インプラント・ブリッジの3拓でした。
入歯は一番安価で済みますが毎食後に手入れが必要など手入れがすごく面倒なようで、ブリッジは隣接する歯を削った上で支えるので健康な隣接歯への負担が掛かってしまうそうです。
私は将来的なことも考えてインプラントを選択し、手術をしてもらいました。
インプラント治療は保険適用外で自費。お値段20万円～30万円！
インプラント治療は時間もお金もかかります。
抜歯、レントゲンやCTスキャンを取って埋め込み可否を判断・分析、手術も3段階･･･。
自然治癒待ちの期間も適宜必要ですし、無事にすべて終了した後は定期健診が必要になります。
保険適用外のこともあり、1本あたり20万円～30万円の費用がかかるのが相場ではないでしょうか。
手術は1段階目を先日初体験しましたが、通常の抜歯などとは違って本格的です･･･。
麻酔されているから痛みは皆無とはいえ、衝撃や音が怖いですし緊張感がスゴイです･･･。
手術前の分析もしっかりやって頂けていますし、対価として高すぎるとは思わないです。
本題。保険適用外の自費医療費は、確定申告で医療費控除をしっかり受ける！
「医療費控除」はご存知でしょうか？
年間医療費が10万円を超えると控除対象となるアレです。
会社員の場合、毎月または年末ごろ一括で年間の医療費明細が会社から渡されることが多いと思います。
この「会社から貰う明細」をキッカケに医療費控除をしている方で漏れがちなのが、インプラント治療といった自費医療費分です！
会社から貰う明細には、あくまで会社の健保適用の医療費分しか掲載されません（当たり前ですけど）
ふだん病院から貰う医療費明細は捨ててしまっているなんて方も要注意です。
確かに保険適用内分は会社からももらえるので困りませんが、インプラントなどの自費治療分は病院発行の明細がすべてです。
インプラント治療を1本でも行えば、年間10万円超えは一発で確定ですので、いつも以上にきちんと明細を保存するようにしましょう。
自費治療費領収証はきちんと保存が必要！！
仮にインプラント治療2本で60万円、家族も含めた保険適用内医療費が他に年間で5万円あった場合で、一般的な所得税20%住民税10%の所得を得ていたとして超ざっくり試算してみます。
会社から貰う明細を見ているだけだと、10万円未満なので控除申告せずで0円。
インプラント明細を元に確定申告した場合、65万円ー10万円＝55万円×30％＝16.5万円も還付！
あっ！うっかり！で済ませてしまうには、この差は大きすぎますよね･･･。
まとめ
インプラント治療以外にも、医療費控除の対象となる保険適用外の自費医療費はあります。
私が受けたことない治療ばかりなので詳細な言及は避けますが、不妊治療や出産、レーシックなどが対象になりえるようです。
同じ歯列矯正治療であっても、美容目的の場合は対象外であったりと少しややこしい面もあります。
高額な治療を受ける際に医療費控除も念頭に置いておくかどうかで、税金還付額が大きく変わってしまうことがあります。
私のように複数本の治療が必要であれば同じ年に治療を行うことが出来れば、控除効率が上がります。
とはいえ、健康な歯を無理やりインプラントにするデメリットの方が大きいですし、治療後にはアフターケアも必要になりますので、極端な方法は取るべきではありません。治療に迷って放置している間に年をまたいでしまうぐらいなら･･･、という限定的な場面においては有効かもしれませんね。
自営業としての生活を安定させていくためには、自分で収入を増やしていくことも大事ですが、こういったことに気を付けて支出を少しでも減らしていくことも大きな効果を生みますので、心がけていきたいですね！
参考になりましたら幸いです。では！
