東京日産コンピュータシステム売渡代金の受取方法。祭りの終わり感？

先日「キヤノンマーケティングジャパン株式会社」という会社から封書が届いていました。

ん？そんなとこ保有してたかな…？と思いつつ開封してみて、納得。

2022年に1株保有でも株主優待がいただける祭りを開催してくれた『東京日産コンピュータシステム』をTOBしたのがキヤノンマーケティングジャパンでしたね…！

TOBが公表後も保有したまま放っておいたので、今回到着したのは郵便局で売渡代金を受け取るための書類でした。

売渡代金の受け取り方と注意点

売渡代金の受け取り方は原則以下となっています↓

ポイント：受け取り期間が意外と短い

受け取り期間は2024年3月4日までとなっていますので、すでに残り1か月を切っています！

また、貯金窓口は平日9時～16時しか基本営業していません（局によるかも）

日中お仕事されている方ならなおさら受け取りに行ける日は少ないと思いますので、早め早めに済ませておくと良いです。

受け取りに行けない場合の対応策：家族など代理人に受け取ってもらう

残り1か月弱で平日昼間に都合が付けられそうにない方は「代理人」に代わりに受け取ってもらうことが可能です。

売渡書類の裏書から一部抜粋しますと↓

表記支払金額のお受け取りを他人に委任されるときは、下記の委任欄に代理人の氏名と委任者の住所氏名をご記入し、押印またはサインをしてください。

また、代理人の方は表記の住所氏名欄の余白に「代理人」と肩書して住所氏名をご記入ください。

なお、代理人がお受け取りになる場合は、委任者と代理人両方の取引時確認資料のご提示等をお願いすることがあります。

…というように書かれています。

窓口営業時間に行くことが出来そうな代理人を立てられそうな場合は、

1. 書類裏面の委任欄へと記入し、
2. 書類表面の表記欄にも代理人情報を記載し、
3. （念のため）2人分の本人確認書類を持っていく

ことで、無事に受け取ることが出来ます。

なおこの方法は、私のように未成年口座等で家族分を保有している場合も活用出来ますね。

家族総出で子連れでゾロゾロと郵便局に行かずとも(笑)、上記の対応をした上で1人が行けば対応出来ます。

期限までに受け取れなかった場合の対応策：郵送＆口座振込で対応

代理人も含めて都合が付けられそうにない場合や、うっかり忘れていて期限を超過してしまった場合でも、受け取る方法は残されています。

ただし…、費用が掛かってしまいます！！

…と言っても、84か94円ですけどね。

最終手段となる対応方法は、裏書されている送付先への郵送です。

裏面の記入欄に銀行口座情報を記入し、指定住所へと郵送すると、後日銀行振込で代金を受領することが出来ます。

…平日昼間に郵便局行く時間作るより、最初からその方が便利じゃね？って感じる方も多いかと思いますが。

郵送料は自腹実費ですので…。

手間とコストを天秤にかけて選択しましょう。

なおこの最終手段でも有効期間は無制限ではなく払渡開始日から満10年間までです！

今回の東京日産コンピュータシステムであれば、2034年2月1日まで。

考えようによっては、この先10年間で同様のパターンに当たる場合まで保留しておけば、郵送料は1回で済みますが…。

紛失してしまったら元も子もないですし、2024年秋には郵便料金の値上げが予定されています…！

観念して早めに手続きをしておいた方が良いかな…とは思います。

QuoカードPayには有効期限がある

ところで、東京日産コンピュータシステムで結果的に1度限りの1株優待となった500円分のQUOカードPayですが。

いただいた方はすでに使い切り済みでしょうか？

通常のQUOカードと違い、QUOカードPayには有効期限があり、受取日から約3年間が設定されています。

私の場合は2022年12月15日に受取っていたので、有効期限は2025年11月16日まで。

大多数の方はそのあたりが期限になっているのではないでしょうか。

まだ期限まで1年半以上の余裕はありますが、そもそも期限があること自体を忘れがちではあるのでお気を付けください！

まとめ

まさにお祭り騒ぎだった「東京日産コンピュータシステム」。

会社の漢気？によって無事に1株保有でも500円分のQUOカードPayがいただけた上に、TOBにより高値売却という…。

約1年の間にかなり目まぐるしく、そして美味しい一件でしたね！

 

この売渡代金を受け取ることで、ついに今回の祭りが終わりを迎えた気分になりそうです。

同じように1株でいただける株主優待として、直近の話題と言えばやはり「ラストワンマイル」。

ラストワンマイルの2024年8月優待をいただくためには、2月末までの保有が必要です。

参戦したほぼすべての方が満足な終わり方となったであろう東京日産コンピュータシステムですが、ラストワンマイルはどのような推移になっていくんでしょうねぇ…？

興味深いです。

では。