昨日の記事でも少し触れましたが、たった1株のみ保有するだけで株主優待がいただける銘柄もいくつかあります。
その中の1社で、現在最も話題となっているのが『9252 ラストワンマイル』。
2月と8月の年2回株主優待が実施され、たった1株を購入・保有しているだけでも1,000円分×年2回のAmazonギフトカードがいただけます!
現在の最新株価は3,515円(2024年2月9日終値)なので、4,000円程度の費用で毎年2,000円分の株主優待をいただけるという破格の条件になっています。
もし今後、株価が暴落してしまったとしても、2年であっという間にモトが取れちゃいますね!
(※今後、同社が現在の優待内容を変更してしまう可能性も十分ありますが…)
ただし半年以上継続し保有していることも条件の一つです。
つまりこれから最短で株主優待をいただきたい場合は、
- 2024年2月末権利確定日(=2月27日)までに1株以上購入しておき、
- 半年継続保有を満たした2024年8月末権利で初の株主優待をGET!
…という流れになります。
期限も差し迫って来ましたので、改めて『そもそも株式を1株だけ購入する方法』を記事にしてみます。
株式を1株だけ購入する方法。単元未満株取引は証券会社によって出来ない場合もある!
通常の場合、株式は100株単位で売買されます。
100株未満(=1株単位)での株式売買は、実はイレギュラーな取引です。
そのため、証券会社によっては通常の100株単位取引しか取り扱っていない場合もあります。
ご自身が保有している証券会社口座がすべて1株単位での取引に非対応の場合は、残念ながらどうあがいても1株だけの購入は出来ません…。
諦めるか、対応している証券会社口座の開設から始める必要がありますね。
1株単位で株式を購入出来る証券会社とは?
口座開設数ランキングを参考にしつつ、代表的な証券会社で1株単位での株式購入が出来るか確認してみると↓
証券会社 | 1株取引 |
SBI証券 | 出来る! |
楽天証券 | 出来ない… (※注1) |
野村系 | 出来ない… |
SMBC日興 | 出来ない… (※注2) |
大和証券 | 出来ない… |
大和コネクト | 出来ない… (※注1) |
マネックス証券 | 出来る! |
みずほ証券 | 出来ない… |
auカブコム証券 | 出来る! |
松井証券 | 出来ない… |
GMOクリック証券 | 出来ない… |
PayPay証券 | 出来ない… (※注2) |
岡三証券 | 出来ない… |
岡三オンライン証券 | 出来る! |
他にもあるかもしれませんが、大体こんな感じです。
※注1をつけた楽天証券と大和コネクト証券では、1株取引可能銘柄が限定されており現時点(2024年2月9日調べ)でラストワンマイルは残念ながら対象外になっています。
楽天証券公式HPより、1株取引取扱い銘柄について記載箇所↓
取扱銘柄 | かぶミニ®(単元未満株取引) | 国内株式 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
大和コネクト証券公式HPより、1株取引取扱い銘柄について記載箇所↓
※注2をつけたSMBC日興証券とPayPay証券では、1株取引自体は出来るのですが、1株保有していても株主優待がいただけないので要注意です!(個人名義に変更されないため)
少なくとも上記4社(SBI、マネックス、auカブコム、岡三オンライン)のどこかに口座を持っていれば、ラストワンマイルの1株取引は可能です。
人気の高い楽天証券が非対応なのは残念ですが、口座数ナンバーワンであるSBI証券では取引可能ですし、そこまでハードル高くはないですよね!
宣伝)4社とも保有していない場合はサクッと開設しましょう
もし4社(SBI、マネックス、auカブコム、岡三オンライン)とも未開設の方がいらっしゃいましたら、ご自分でお持ちのポイントサイト経由してポイントゲットしつつ、証券口座開設からご検討されてみて下さい…。
すでにご登録の方が多いでしょうけど一応、有名ポイントサイト宣伝しておきます↓
ラストワンマイル1株購入が出来る4証券会社別に、手順を画面付きで紹介
私は上記の証券会社口座を4社とも保有していましたので、証券会社別にラストワンマイル1株の購入手順を画面で紹介していきます。
①SBI証券でのラストワンマイル1株購入手順
まずはSBI証券です。
とりあえずログインしましょう↓
ログインしたら、画面上部の「取引」タブから「国内株式」を選びます↓
国内株式を選択すると以下の画面に移動します。
この画面では手順4つありますが↓
①まず画面中程に出たタブから「単元未満株」を選択します。
すると単元未満株用の「注文入力」の画面が出現するので、
②「現物買」のボタンを選択し、
③「銘柄コード」に入力します(ラストワンマイルなら9252)
入力が済んだら④「株価表示」をクリックすると画面が切り替わって↓
こちらの画面でも4手順。
①購入したい銘柄が表示されているかチェックし、(ラストワンマイルなのでOK)
②株数に「1」株を入力し、
③同意事項を確認してチェックを入れて、
④取引パスワードを入力します。
入力を終えて「確認画面へ」を押すと画面が切り替わって↓
注文内容の確認が出来たら「注文発注」を押せば注文完了です!
この画面で確認出来ますが、SBI証券の手数料は0円。
額が小さいのでなおさら手数料ゼロはデカイですねー。
②マネックス証券でのラストワンマイル1株購入手順
続いてマネックス証券での1株発注方法の紹介です。
とりあえずログインしましょう↓
ログイン直後の画面最上部に…↓
「銘柄コード」の入力欄があるので、ラストワンマイルなら「9252」を入力します。
「買い注文」をクリックすると画面が切り替わり↓
「スタンダード注文 買い注文」の画面が立ち上がります。
とりあえず購入したい銘柄(ラストワンマイル)が正しく表示されているかをチェックしつつ。
スタンダードではなく1株取引(ワン株注文)を行いたいので、「ワン株注文」のタブを押すと画面が切り替わります↓
無事に「ワン株(単元未満株)買い注文」の画面が立ち上がりました。
株数欄に「1」株を入力し、終わったら「次へ(注文内容確認)」を押すと画面が切り替わります↓
注文内容が確認出来たら「取引パスワード」を入力して「実行する」を押せば発注完了です。
③auカブコム証券でのラストワンマイル1株購入手順
3社目はauカブコム証券でのラストワンマイル1株購入手順です。
とりあえずログインしましょう↓
ログイン直後の画面上部に銘柄コード入力欄があります↓
ラストワンマイルのコード「9252」を入力します。
株価検索ボタンを押すと画面が切り替わり↓
個別銘柄情報が表示されます。
「ラストワンマイル」が正しく表示されたことを確認しつつ「プチ買付」のボタンを押すと画面が切り替わります↓
プチ株(単元未満株)買注文画面に切り替わりました。
数量欄に「1」株を入力します。
ポイント利用の有無を選択したら「確認画面へ」を押すと画面が切り替わります↓
発注内容の確認画面です。
内容をチェックしたらパスワードを入力し「注文する」をクリックすれば発注完了です。
(私の発注画面ではパスワード省略中になってますが)
auカブコム証券だと手数料は52円ですね。
なおNISA口座ならプチ株購入手数料のキャッシュバックキャンペーンが行われている模様です。
さすがにこのためだけにauカブコム証券でNISA口座を開設するほどアツいキャンペーンではなさそうですが…、対象になる方は52円分の手数料は浮きますね!
④岡三オンライン証券でのラストワンマイル1株購入手順
最後は岡三オンライン証券でのラストワンマイル1株購入手順の紹介です。
とりあえずログインしましょう↓
ログイン直後の画面にて、上部に出ているタブを使用します↓
4手順です。
①ログイン直後の画面上部のタブから「取引」を選択し、
②左側メニューから「単元未満株買い」を選択します。
単元未満株買注文のメニューに切り替わるので、
③銘柄コードを入力します(ラストワンマイルなら9252)
入力が終わったら④検索を押すと画面が切り替わります↓
単元未満株注文画面が立ち上がるので
①株数に「1」株を入力し、
②各同意事項を確認してチェックを入れます。
入力が済んだら③「注文確認画面へ」を押すと画面が切り替わります↓
注文内容を確認したら「取引パスワード」を入力して「注文発注」を押せば発注完了です。
手数料は220円と表示されています。
通常の現物取引で「定額コース」を選んでいますが、単元未満株の場合は強制的に「ワンショット」手数料が表示されました。
手数料無料の証券会社と比べてしまうと、220円とはいえちょっと大きいですねー…。
まとめ
以上、1株保有で株主優待がいただける話題の銘柄「ラストワンマイル」の購入手順を紹介してみました。
このラストワンマイルの株主優待は2023年10月に新設が発表されました。
2024年2月に保有条件を満たしている方は少なく、2024年8月が大多数の方にとっての初めての株主優待となります。
電話番号などの株主情報提出も必須条件となっていて、どのような(営業)電話がどれぐらいかかってくるのか?など未知数な部分もあります。
これだけ話題になって大量に増えたであろう株主に対し、「破格」の株主優待がどれぐらいの期間継続実施していただけるか?も不明瞭です。
リスク承知の上でチャレンジされる方は、購入手順を参考にしてみて下さいね。
ではー。