楽天証券でIPOに参加し落選を続けている方に向けて、どれくらい抽選参加作業に価値(期待値)があったのか、今月も私が分析した結果を公開していきます!
もうずっと当選しない。モチベーションが保てない・・・。そういった方もいらっしゃると思いますが、IPOは継続が力なりです。この記事を読んで頂くことで、結果は落選だったとしても、行動した価値(期待値)を把握して次の応募への活力に変えていきましょう!
楽天証券では、取り扱われたIPOの抽選に参加した人のみに抽選倍率を公開しています。
この倍率と初値騰落結果を元に、毎月集計・分析を進めて報告しています。
今月も先月に紹介した時点以降に上場した5銘柄を対象に、分析結果を報告します!
分析結果の発表!
それでは私の集計・分析結果です!
先月の報告ではセカンドサイトアナリティカまででしたので、以下サークレイス、フルハシEPO、ASNOVA、クリアル、ペットゴーの5銘柄が追加報告対象となりました。
結果から読み取れること
4月も前評判が高かった割に抽選倍率が低くて狙い目だった銘柄がありました!
抽選申込時の前評判としては、以下のような感触でした。
- 並:フルハシEPO、クリアル
- 劣:ASNOVA
- 良:ペットゴー
- 最高:サークレイス
サークレイスはさすがの前評判の高さから、抽選倍率も678倍となり、狭き門となりました。
しかし次点のペットゴーは良い評判だった割に、抽選倍率では332倍とかなり現実的な確率に落ち着いていたことが分かります。
3月の最高評価であった、セカンドサイトアナリティカと全く同じ倍率でしたね。4人家族で一家総出でなら・・・、なんとかなりそうに思える数値ですよね!
結果的に評判通りの好調な初値を記録しましたので、初値売却での収益は+7.95万円、この抽選に参加した価値(期待値)は239.46円とまずまずの記録でした!
また、まずまずの評判だったクリアルについても、抽選倍率は226倍、初値売却での収益は+7万円、抽選参加価値(期待値)の309.73円は現時点で2022年の2位となりました!
クリアルは確かに並評価ではありましたが、初値で損失となる可能性までは少なそうでしたので、オイシイ結果でしたね~。
これまでの3か月に比べると応募過熱感が薄れてきたのか、非当選続きで心が折れてしまった方が増えたのか、なんとなく4月は状況が良くなってきた印象でした!
前評判が悪かったASNOVAが初値割れ
今年3銘柄目の初値売却で損失となる銘柄が出ました。
ASNOVAです。前評判の割に倍率が1,128倍と高倍率でしたが、こちらは地方市場への上場となったこともあり、楽天証券への配分自体が非常に少なかったと思われます。
当初発表された幹事団に名前すらなかったですし・・・。
この抽選を潜り抜けた先が損失とは・・・、本当に残念な銘柄になりました。
まとめ IPO参加方針を見直すキッカケにどうぞ
2022年はこれまでで楽天証券から応募出来た銘柄では16銘柄が上場。13銘柄が初値売却で利益、3銘柄が損失となっています。
この3銘柄についても、前評判は良くなかったものばかりで、徹底的にリスク管理をしていれば避けられた可能性は高いです。
総合収益も百万円を超過してきました!(すべて当たるほど天文学的な強運はありませんが・・・)
倍率と期待値だけ眺めていると、4月はかなり良化してきている感覚です。
IPO休止期間であったGWを経て、現時点で次の上場は5月末となっています。
この期間で再度”やる気”を養えた方もいらっしゃるでしょうけど、間が空いているうちに忘れてしまったり面倒になってしまったりする方も多いのではと思っています。
ここでまたキチンと抽選参加作業が出来るかどうかは大きいのではないでしょうか!
私も楽天証券では全く当選していませんけど、へこたれずに頑張っていきましょう!
では。