先日ハローワーク主催の「就職支援セミナー」に参加してきました。
正直なところ「求職実績」狙いで参加を決めていたのですが(苦笑)。
実際に参加してみるとセミナー内で「非常に興味深い検査の紹介」が行われていました!
退職後に再就職を考えた際には、本当に役立つと感じましたので、少し紹介をしてみます。
私にとっては、こういった「客観性のある自己分析」こそ!
『心を病んで退職した後の再就職探し前には必要なこと』
だと感じました!
退職後の再就職をするにあたって私が感じた違和感
退職してハローワークに行く方は、それぞれ何らかの『前職を辞めた理由』を抱えていらっしゃいますよね。
と私は感じていました。
再就職先を探しにハローワークを訪れると、基本『これまでの実務経験』を元に探すことになります。
確かに企業側としても中途採用者には「即戦力」を望んでいますし、ニーズとの一致もあり採用されやすい側面もあるでしょう。
…でも。
『辞めた理由』に少なからず「その職種だったから・職種が自分に向いていなかった」が含まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
(私も割とそうです…)
確かに勤め先自体が倒産・解散・雇止めをされたしまった、などの場合は、退職理由に「職種」が関係ないので、同じ分野で今後も活躍していくことも容易でしょう。
けど、
と感じているのならば、その再就職先の探し方だとまた「不幸」になったしまう可能性があるかも…。
検査で自分の興味・関心・適性を客観的に知ってみる
そういった方に非常に役立ちそうな紹介が今回のセミナーでは行われていました。
それが、
- VPI職業興味検査
- 一般職業適性検査
です!
就職活動前に自己分析をして、前職を選ばれた方も少なくないでしょうけれど。
高卒や大卒直後で何も知らない中で行った「過去の自己分析」と、実際に実務や人生で色々経験を経た上で行う「現在の自己分析」は、結果が多少変わってくるかもしれません。
VPI職業興味検査の内容と本格検査・簡易検査
世の中には「こんな仕事もあったんだ~」という仕事もたくさんありますよね。
様々な質問に対して回答をしていくことで、自身の性格特性を6つのタイプに分類し、それぞれのタイプに適した職業の紹介を受けることが出来ます。
- データ分析が好きな方
- アイディア・創作が得意な方
- ヒトと接することが好きな方
- 機械などモノを使うことが好きな方
ひとそれぞれ、得意・不得意なことは違います。
それを「文系」だから「○○学部」出身だから…と仕事探しをすると無理が出てくることもあります。
もっと本質的な自分の性格・特性に合った仕事なら長続きする可能性もあがりますよね。
こういった検査を『VPI職業興味検査』と言うそうで、本格的な検査は管轄のハローワーク経由で申し込むと無料で紹介してくれるそうです。
(管轄によっても異なるかもしれませんが)
ハローワークに行って申し込むことが「大げさ」に感じてしまう方でしたら、簡易的な検査ならインターネット上で無料・簡単に受けることが出来ます。
無料・簡単といっても厚生労働省のHPですので怪しくありませんよ↓(笑)
厚生労働省HP、簡易的な職業興味検査はコチラ↓
VPI職業興味検査よりも設問が少ないため「ちょっと自分の興味関心とズレてるかも…」と感じることもあるかもしれませんが、イメージはつかめるかと思います。
紹介される職業も豊富で、意外な適職との出会いがあるかも。
一般職業適性検査の内容と本格検査・簡易検査
仕事をしていく上で「この点は譲りたくない」と感じたことはありませんでしたか?
- 1つの業務を心行くまで突き詰めたい方
- 次々と新しい色々な業務にかかわりたい方
- 仲間と協力し合って進める業務にやりがいを感じた方
- 一人で集中して最後までやり遂げる面白さを感じた方
- 大きな会社で安定的に働きたい方
- 小さな会社で自分の意見を会社に積極的に反映したい方
他にも色々と「これは譲れないこと」ってありますよね。
逆にそれこそ「こうだったから退職に至った」なんてこともあるかも…。
そういった「自分が大切にしていること」を、同様に質問に対して回答をしていくことで確認していきます。
意外とこの「自分が大切にしていること」に沿った会社・業務内容になっているかって重要で、ストレスの原因にもなりますよね。
こういった検査を『一般職業適性検査』と言うそうで、本格的な検査はやはり管轄のハローワーク経由で申し込むと無料で紹介してくれるそうです。
(管轄によっても異なるかもしれませんが)
こちらもハローワークに行って申し込むことが「大げさ」に感じてしまう方でしたら、簡易的な検査ならインターネット上で無料・簡単に受けることが出来ます。
厚生労働省HP、簡易的な価値観検査はコチラ↓
こちらもハローワークで本格検査を申し込む前に「イメージ」をつかむことに使っても良いですし、これで十分!って方もいらっしゃるかもしれません。
まとめ 心を病んで退職した後の再就職探し前に必要なこと!
こういった「客観性のある自己分析」。
『心を病んで退職した後の再就職探し前には必要なこと』
だな…と私は強く感じました。
私は就職相談窓口では、
本当に自分に合う仕事を探してみたいんですよねぇ…
…って言ってみたことは何度もあったのですが、全然こういった情報の紹介ってありませんでした(苦笑)
「極端」に表現すると、
じゃ、もう少し具体的になってからじゃないとこの窓口ではお手伝い出来ませんので…
…ってなって終わりでした…。
人にもよるかもしれませんが、退職って重い決断です。
毎日が楽しくて仕方のない仕事に就けている方は一握りでしょうし、何かを我慢しながらも、主にお金の面ではメリットのある現職を続けている方も多いでしょう。
それでもより厳しい「退職・再就職」を決断するほどの何かがあった方にとって、一度すべてリセットし、自分の興味関心・大切にしたいことを見つめ直す機会はあって良いと思います!
検査を受けた上で前職がベストだと分かれば、それはそれで良いですしね。
厚生労働省のHPから受けられる検査は、数十分もあれば両方受検できますし、迷われている方や興味のある方はチェックしてみて下さい!
ではー。