株主優待取得 PR

GMOグループ株主優待の比較

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

株主優待クロス取引をするにあたり、一般的には取引手数料が発生します。

少しでもオトクに株主優待を頂くためには、手数料無料で取引できる証券口座を選ぶなど、いくつか方法はあります。

今回はGMOグループの株主優待を活用した手数料無料化の方法を比較していきます。

GMOクリック証券の取引手数料が無料となる優待制度があるが、10社から選ぶ必要がある

GMOクリック証券での取引手数料が、一定額まで無料になる株主優待があります。

GMOグループとして上場している会社は10社あり、それぞれクリック証券取引手数料優待の有無、基準、投資金額に対する優待額が異なっています。

取引手数料無料化だけに着眼した場合には、どの会社を選択するのが良いのか調べてみました!

GMOグループ会社、優待内容、投資金額、利回りの一覧

2022/3/11終値時点の株価と株主優待情報を元に、一覧表を作成しました。

80,600円の投資で、3,000円分の優待が年2回頂ける、GMOフィナンシャルHDを100株保有が最も効率が良いですね!

GMOインターネットは、取引手数料だけだと効率は物足りないかもしれませんが、株主になると1度だけ2,100円分のビットコインが頂けることと、ブロガーならお世話になっている方も多い、お名前.comでの5,000円キャッシュバックもあります。

これらも有効に使える方であれば、GMOインターネットも良いと思いますが、半年以上保有していないと優待権利を頂けない点は、少し注意が必要です。

また、GMOグループ会社ではあっても、GMOペイメントゲートウェイ、GMOフィナンシャルゲート、GMOリサーチ、GMOメディア、GMO TECHの5社は、株主優待を実施していない点にも注意が必要です。

特に、最も効率の良いGMOフィナンシャルHDと、優待非実施のGMOフィナンシャルゲートは別会社ですので、注文ミスには要注意です!!

資金効率以外での希望に合わせた組み合わせ例

効率が良いのは、GMOフィナンシャルHD100株ですが、他の組み合わせも考えてみます。

希望例①投資額を最小化する

GMOアドパートナーズ100株 投資額39,600円 優待額2,000円

希望例②優待額を増やしてみる

GMOフィナンシャルHD100株 投資額80,600円 優待額6,000円
GMOアドパートナーズ100株 投資額39,600円 優待額2,000円

総投資額120,200円。利回り6.6%。

上記で8,000円分です。

月の手数料が660円未満ならこれで十分ですが、足らないようなら・・・

GMOインターネット100株 投資額280,500円 優待額10,000円
GMOフィナンシャルHD100株 投資額80,600円 優待額6,000円
GMOアドパートナーズ100株 投資額39,600円 優待額2,000円

総投資額400,700円。利回り4.5%。

上記で18,000円分、月当たり1,500円。

GMOインターネット100株 投資額280,500円 優待額10,000円
GMOフィナンシャルHD300株 投資額241,800円 優待額10,000円
GMOアドパートナーズ100株 投資額39,600円 優待額2,000円

総投資額561,900円。利回り3.9%。

上記まで行けば、22,000円分、月当たり1,833円です。

ここまでカバーしておけば、株主優待クロスの手数料だけならかなり賄えそうに思いますね。

配当利回りも含めた総合利回り。私の選択を紹介。

配当金の利回りも確認し、合算した表を作りました。

ここで1つ要注意ポイントがあります。

GMOインターネットとGMOフィナンシャルHDでは、2022年12月期における配当金予想を開示していませんので、2021年12月期の配当にて、他は2022年12月期の予想配当で表作成しました。

GMOフィナンシャルHDは配当性向を60%から50%に下げる旨の開示がありました。

利益水準が同等なら減配ですが、その分成長できれば維持できる可能性もありますね。

私の選択

配当金も魅力的ですし、GMOインターネット100株、GMOフィナンシャルHD500株、GMOアドパートナーズ100株、ぐらいがバランス良さそうだなー、と思ってます!

まとめ

GMOクリック証券の手数料無料について、考察しました。

手数料無料だけを狙って株を購入し、それ以上に値下がりしたら元も子もありません。

相場全体が不調の時に仕込んでみるなど工夫が必要ですが、いざそういった局面になっても、このような事前に頭の体操をしておくかどうかで、結果が変わると思います。

証券会社によっては、株主優待ではなくても、手数料が無料になる条件が用意されているところが多いです。

もちろん常にどんな取引でも無料!という証券会社は、さすがにありません。

株主優待の範囲なら無料という条件は、非常にシンプルで魅力的です。

上手に組み合わせて、少しでも収益が残せるようにしていくと良いと思います。

お読みいただきありがとうございました。では。