2024年7月20日権利株主優待銘柄の権利付最終日は、7/17(水)です。
逆日歩日数は3日。
配当差益や過去の逆日歩をチェックし、制度クロス候補を絞り込んでおきましょう!
2024年7月20日権利株主優待銘柄
まずは7月20日権利株主優待銘柄の基本情報確認です。
銘柄数は2、うち1銘柄が貸借銘柄(=制度クロス可能)。
本日時点で売禁は発動していませんので、これから仕掛けることも可能です。
最終日(17日)の午後から売禁や10倍適用が発動されることもありますので、少なくとも最終日お昼には日証金HPで規制状況確認をしておくことをおススメします。
さらに余裕があれば、引け前にも最終チェックしておくとより万全です(後場開始後の規制発動は超イレギュラーではありますが)
規制発動のチェックは日証金公式HPが確実です↓
7月20日優待銘柄のうち貸借銘柄の一覧
こちらが7月20日銘柄の一覧です↓
<※7月16日終了時点での株価と規制情報に基づいています。>
Code | 銘柄名 | 優待内容 | 必要資金 (万円) |
優待価値 (千円) |
規制 |
2590 | Dydo | 自社記念 | 53.3 | (-) |
金額は基本100株あたりですが、金額に青下線つきの銘柄は100株取得では株主優待が頂けず、最低限株数の金額を記載しています。
銘柄名に赤下線つきは保有期間を満たさないと優待がいただけない「縛り条件」があるため、今回のみクロスしても取得出来ません。
最低限株数の条件、保有期間条件がある取得要注意の銘柄を抜き出して条件併記すると↓
Code | 銘柄名 | 最低株数 | 保有期間 |
2590 | Dydo | 200 | 5年到達時の1度のみ |
Dydoの7月権利はかなり特殊で、200株以上を5年以上保有し到達した年度に1度のみいただける記念品となっています。
コレだけを狙うというより、来年1月権利で自社製品の株主優待をいただく条件として必須になるために、この7月権利取得をしておくという方が大半です(≒いわゆる空クロス)
取得検討の際は取得条件をミスってムダなコスト発生…。とならないように気を付けましょう!
制度クロスした場合の配当差益と逆日歩確認
では、配当差益と逆日歩を確認してみます。
一覧表です↓
<※7月16日終了時点での株価と規制情報に基づいています>
Code | 銘柄 | 株数 | 配当益 | 逆日歩 | ||
今回最大 | 前回 | 5期最大 | ||||
2590 | Dydo | 200 | 366 | 12,960 | 450 | 2,000 |
株数の青字は取得に複数単元が必要な銘柄。
今回最大逆日歩の赤字は注意喚起や売禁発動で8倍適用となっている銘柄。
なお最大逆日歩は、権利付最終日の終値(と規制状態)によって確定します。
上記は7/16終了時点の株価と規制状態に基づいた計算なので、最終確定まで変動しますが目安にはなります。
1銘柄だけなのでさくっと個別確認を始めます↓
2590 Dydo 配当差益と直近逆日歩推移
制度クロスによる配当差益は↓
(マネックス証券さん銘柄スカウターから決算短信情報を参照)
2024年7月配当予定:15円/株
×12.2%×200株≒366円
となります。
直近の逆日歩状況は以下(96ut.comさんの情報より)↓
直近の逆日歩(200株あたり円) | |
24年1月 | 450 |
23年7月 | 920 |
23年1月 | 810 |
22年7月 | 2,000 |
22年1月 | 560 |
現在の株価+規制状況での最大逆日歩は12,960円(200株あたり、規制なし)
株数に応じた優待内容は以下↓
株数 | 自社記念品 | 必要資金 |
200 | – | 約53.3万円 |
5年以上継続保有すると、5年到達時の1度だけ記念品がいただけます。
内容は、お馴染みの缶コーヒーなどの自社製品、オリジナル非売品ドリップコーヒー、特製マグカップなどがいただけるようですが、私自身もいただいたことありません!
来年1月の自社製品6千円分は家族も大満足で是非取得したいので、7月の権利単体での優待は計算に入れずに淡々と空クロス…、すっかり忘れたころに記念品が届くかも?
株主優待情報(ヤフーファイナンス)↓
以前は1月/7月の年2回3千円の自社製品でしたが、2021年1月権利より現在の年1回6千円の自社製品へと変更になりました。
21年7月以降の7月分は「実質空クロス」に移行したことで平和なのか?と思いきや、むしろ1月よりも高いぐらいという不思議な現象が起きています。
配当金に偏りはなく2Q/4Q同額がずっと続いていますので、要因はそこでもなさそう。
なお24年1月21日付で株式2分割が行われているため、明日夕方公表される今期の不足数を前期以前と比較する際は×1/2で良さそうです。
理由はさておき1月よりも高額という事実からすると、確保出来るなら一般信用を確保しておきたいところですが、一般確保出来なかったとしても来年1月の収穫に向けて強行したくなりますねー。
まとめ
以上、配当差益と逆日歩状況について制度クロスでの取得候補銘柄を確認してみました。
私の方針をまとめておくと↓
Code | 銘柄 | 方針 |
2590 | Dydo | 〇 無条件で取得へ。一般あれば一般。 |
2年前の2千円しっかり喰らいました…。
そうは言っても翌年1月の目玉ですし、スルーはし辛いですよねー。
さすがに10倍適用まで発動するようなら躊躇しますが、そこまではないと信じたいです。
結果がどうあれ、後悔なく迎えられるように納得いくまで悩んで決断しましょう!
では!