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2024年3月15日株主優待銘柄の制度クロス、差益コミで戦略チェック!

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2024年3月15日権利株主優待銘柄の権利付最終日は、3/13(水)です。

逆日歩日数は3日。

銘柄数は1銘柄のみですが、2021年に「1,000円毎に1枚使える100円引き券」から「額面以上のお買い物に使える金券」へと大改善がされて以降、大人気銘柄となっています…!

一般信用は大変確保が難しい状況になっています。

配当差益過去の逆日歩をチェックし、制度クロスの押し引きをイメージしておきましょう!

2024年3月15日権利株主優待銘柄

まずは3月15日権利株主優待銘柄の確認をしていきます。

上述の通り銘柄数は1、うち1銘柄が貸借銘柄(=制度クロス可能)です。

現時点では売禁・注意喚起ともに発動はなく、これから仕掛けることも可能です。

3月15日優待銘柄のうち貸借銘柄の一覧

こちらが一覧です↓

Code 銘柄名 優待内容 必要資金
(万円)
価値
(千円)
規制
2664 カワチ薬品 自社金券 27.1 5.0

金額は基本100株での金額ですが、青下線つきの銘柄は100株取得では株主優待が頂けず、最低限株数の金額を記載しています。(→今回は対象なし)

保有期間条件がある銘柄は今回のみクロスしても取得出来ません。(→今回は対象なし)

今回は条件面での要注意銘柄はナシですね!

長期保有条件での上乗せ・優遇もないので、スタートラインは全員一緒です。

制度クロスした場合の配当差益と逆日歩確認

では、配当差益と逆日歩を確認してみます。

一覧表です↓

Code 銘柄 株数 配当益 逆日歩
今回最大 前回 5期最大
2664 カワチ薬品 100 610 6,720 770 1,920

株数の青字は取得に複数単元が必要な銘柄(今回対象なし)

今回最大逆日歩の赤字は注意喚起や売禁発動で8倍適用となっている銘柄(今回対象なし)

最大逆日歩は本日時点の最新株価(=3/12終値)に基づいていますので、権利付最終日終値での株価に連動し確定するまでは変動しますが、目安にはなります。

また、2月も一部銘柄に見られたように、

『注意喚起すら発動していない状態 ⇒ 権利付最終日午後から売禁!

または

『注意喚起すら発動していない状態 ⇒ 権利付最終日午後から売禁+10倍適用!

というパターンがもし発動した場合は、最大逆日歩が現状の4倍から8倍や10倍へと繰り上がりますので要注意。

念のため発動した場合の最大逆日歩も確認しておくと↓

Code 銘柄 株数 逆日歩
現状通り 売禁 売禁+10倍
2664 カワチ薬品 100 6,720 13,440 16,800

規制が発動してしまった場合は上記のように変動します…。

人気銘柄ですし、発動される可能性は十分あると思います。

最終日昼休みには発動がないか?情報収集を忘れないようにしましょう。

最終日午後売禁や10倍適用情報はコチラでチェック↓

日本証券金融株式会社|貸借取引情報 (taisyaku.jp)

我が家でもモチロン現実的に取得を検討中

そもそも1銘柄なので絞り込みは不要ですが、我が家でも取得予定です。

迷うのは取得するかどうかより、何株で取得するか?でしょうか。。。

2664 カワチ薬品 配当差益と直近逆日歩推移

カワチ薬品の2024年3月配当金の予定は「50円/株」です。

(マネックス証券さん銘柄スカウターから決算短信情報を参照しました)

よって制度クロスによる配当差益は、

50×12.2%×100株≒610円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年3月 770円
22年3月 1,920円(MAX)
21年3月 105円
20年3月 900円
19年3月 720円

今回の最大逆日歩は6,720円(規制なし)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社金券 必要資金
100 5,000円 約27.1万円
500 10,000円 約135.5万円
1,000 15,000円 約271.0万円

カワチ薬品で使用出来る金券がいただけますが、店舗での利用を希望しない・出来ない場合は、5,000円分の金券⇒お米券5枚と引換も可能です。

お米券は440円相当/枚が一般的なので半額弱に下がってしまいますが、無駄にしてしまうよりは良いですね。

我が家の場合は生活圏に「カワチ」の店舗がありますので、生活必需品を購入するためにいくらでも消費出来ます!

保有期間による縛りや優遇はなく、ある意味シンプルです。

逆日歩は2021年2月末に株主優待大改善がされ、

  • 初回となった21年3月は驚きの安さで超お得
  • 22年3月はMAX発生!
  • 23年3月は注意喚起発動もあり警戒されてソコソコ

…という流れで今回を迎えています。

直近で逆日歩日数3日だったのは2020年なので、「現在の優待制度+逆日歩3日」のパターンは今回が初となります。

今回の権利はカワチのみなので資金を集中させれば、1,000株271万円も決してハードルは高くないと考える方も多いでしょうね。

前回23年3月がソコソコで済んでいることからも、イチかバチか突っ込んでくる方はいるかもしれません。

ただうっかり1,000株でMAX被弾すると67,200円支払で15,000円の商品券+6,100円の配当差益ですので、ダメージデカいです…。

当日売禁となったらさらに倍!

………と警戒する方が多ければ逆に穏便パターンもありますし、難しいですねー。

我が家は100株を夫婦で取得すればそれで良いかな?と安全策で行ってしまう予定です。

まとめ

以上、配当差益と逆日歩状況から制度クロスでの取得候補銘柄を検討してみました。

私の方針をまとめておくと、

Code 銘柄 方針
2664 カワチ薬品 ◎ MAX上等で飛び込むが100株で…

こんな感じです。

ウェル活はお得を追求すると買い物内容が偏ってしまうので、気にせず何でも購入出来るカワチ優待は大変ありがたいです。

とはいえ、スギ薬局やクリエイトSD、お米券で代用も出来ますし無理せず安全策として100株のみクロスで行こうと思います。

それでもMAX発生時は逆日歩6,720円-配当差益610円-優待券5,000円=1,110円の赤字になってしまうのですが、生活必需品を購入出来ますしこの程度のリスクなら受け入れます。

もちろん、もし確保出来るなら一般信用に持ち替えますけどね!

1銘柄だけなので作業は多くないですが、明日の昼まで油断せずミスなく行きましょう。

では。