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9月末株主優待銘柄の制度クロス、配当差益コミで戦略チェック!

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2023年9月末権利株主優待銘柄の権利付最終日は、明日9/27(水)です。

残念ながら今回は逆日歩日数が3日間。

最大逆日歩が高額になりますし、我が家としては一般信用の早め確保も多用していますが、制度信用クロスにもモチロン挑みます。

最終日前夜ですが配当差益や過去の逆日歩をチェックし、制度クロス候補を絞り込んでおきます!

※我が家で取得検討していない銘柄は取り上げませんが、その中にも良い銘柄はいっぱいあります!本記事で9月末銘柄の全体網羅は出来ていない点、ご了承ください。

2023年9月末権利株主優待銘柄

まずは9月末権利株主優待銘柄の確認です。

銘柄数は393銘柄、制度信用クロスが可能な貸借銘柄に絞ってもまだ278銘柄。

独断と偏見で絞り込み(笑)、我が家で関心があり取得が現実的な銘柄は以下↓

Code 銘柄名 優待内容 株数 必要資金
(万円)
価値
(千円)
規制
2281 プリマハム 自社商品 200 50.4 3.0
2282 日本ハム 自社商品 500 226.2 5.0
2288 丸大食品 自社商品 200 34.3 3.0
2594 キーコーヒー 自社商品 100 20.6 1.0
300 61.7 3.0
3069 JFLA なし!
3167 TOKAI 自社商品 100 9.6 2.0
300 28.6 4.0
3397 トリドール 自社食事 100 38.1 3.0
3612 ワールド 自社金券 100 16.9 1.5
300 50.7 5.0
4680 ラウンドワン 自社金券 100 5.8 1.0
300 17.3 3.0
7296 FCC 地方名産 200 39.7 2.5
7412 アトム 自社食事 100 9.3 2.0
1,000 92.3 20.0
7616 コロワイド 自社食事 500 120.6 20.0
8153 モスフード 自社食事 100 34.2 1.0
300 102.5 3.0
8601 大和証券 カタログ 1,000 89.6 2.0
9675 常磐興産 自社利用 100 13.5 10.0 禁止
9759 NSD カタログ 100 27.4 1.0
9783 ベネッセ カタログ 100 18.7 2.6
9832 オートバックス 自社金券 100 34.2 1.0
1,000 161.9 10.0

株主優待がいただける最低単元で「基本」は記載しています。

ただ、一部複数単元で青字+下線で併記している銘柄がありますが、コレは資金効率の良さから私が複数単元で取得検討中のものです。

一方で複数単元で赤字+下線の銘柄については、100株では株主優待がいただけないので、ちょっと注意です。

…「コレ見づらい!」か、「参考になる!」か微妙なトコですが、お試しで(笑)

また「3069 JFLA」は今期株主優待の実施はありません!

人気銘柄でうっかり間違いやすいかなと思い、あえて記載してみました。ご注意下さい。

そして唯一、表内で規制が出ている「9675 常磐興産」はすでに売禁中でこれから制度クロスは出来ません。

常磐興産って、

  • 『権利付最終日の数日前に売禁 ⇒ 逆日歩穏便パターン』

が、ずーーっと継続している特徴的な銘柄です。

今回の逆日歩結果にも注目しているのと、次回以降の制度早仕掛け参考に…と入れてみました。

その他、16銘柄も挙げていますが注意喚起すら出ていないのは…、やはり私の趣味趣向のズレでしょうかね?(笑)

制度クロスした場合の配当差益と逆日歩確認

では、配当差益と逆日歩を確認してみます。

前回は一銘柄ずつ段落を取って詳細に記載してみましたが、今回は銘柄数が多くてキリがないので一覧表形式にしてしまいます…。ご了承ください↓

Code 銘柄 株数 配当益 逆日歩
今回最大 前回 5期最大
2281 プリマハム 200 488 12,480 630 630
2282 日本ハム 500 0 55,200 825 825
2288 丸大食品 200 0 8,640 30 2,880
2594 キーコーヒー 100 61 5,040 255 255
300 183 15,120 765 765
3167 TOKAI 100 195 2,400 225 255
300 585 7,200 675 765
3397 トリドール 100 0 9,360 150 500
3612 ワールド 100 317 4,080 0 0
300 951 12,240 0 0
4680 ラウンドワン 100 30 1,440 0 80
300 90 4,320 0 240
7296 FCC 200 732 9,600 480 480
7412 アトム 100 0 2,400 300 1,180
1,000 0 24,000 3,000 11,800
7616 コロワイド 500 0 30,000 1,500 3,000
8153 モスフード 100 170 8,400 300 1,020
300 510 25,200 900 3,060
8601 大和証券 1,000 1,340 21,600 0 50
9675 常磐興産 100 0 6,720 15 15
9759 NSD 100 0 6,720 165 435
9783 ベネッセ 100 366 4,560 0 285
9832 オートバックス 100 366 4,080 465 465
1,000 3,660 40,800 4,650 4,650
  • 配当差益、各逆日歩は株数に応じて記載しています。
  • 配当差益は、各社の9月末配当予定の12.2%にて計算しています。

うーん…、数字だけだと分かり辛いですねぇ(苦笑)

カンタンに私の印象をコメントすると、

私の印象
私の印象
  • 最大逆日歩はどれもキツイので、ある程度思い切りが必要
  • 日ハムの9末は資金かさむのでパスかな…
  • TOKAI、ワールド、FCC、大和証、ベネッセは、直近逆日歩は配当差益でカバー出来ていて狙いやすい

という感じでしょうか。

こうして比べてみると、私の取得予定銘柄の中でも最大逆日歩が痛そうなのはオートバックス1,000株とモス300株。(後述しますが日ハムはパス確定)

ちょっと制度クロスは勇気がいりますので、早過ぎても一般確保に行っておくと良いですねー。

オートバックスは一般確保出来ましたが、モスはまだですので最後まで悩む予定。

その他は…、なんとかなりそーな気もしています!

全銘柄へのコメント記載が出来ない代わりに、特集を2つ用意してみます。

「ハム3銘柄」と「コロワイドvsアトム」です。

そもそも配当差益?約12.2%??

という方は、塩漬けマンさんのYoutubeが分かり易いです↓

特集①ハム3銘柄はどれを取得するのがおススメ?

9月末でいずれかのハム銘柄を取得しておくと、ちょうど届く時期+賞味期限でお正月料理の一品として活用出来ますので便利です。

ハム銘柄で要注意なのは「日本ハム」。

日本ハムは3月権利では100株で3,000円相当のハムがいただけますが、9月権利では最低500株が必要です。

知らずに100株だけクロスするとコストだけ無駄になりますし、500株取得しようとすると必要資金225万円とかさみます。

もし資金に余裕があるなら、直近逆日歩も落ち着いていてアリですが、我が家はパス…。

残り2銘柄を比べると、

Code 銘柄 資金 配当益 逆日歩
今回最大 前回 5期最大
2281 プリマハム 50.4 488 12,480 630 630
2288 丸大食品 34.3 0 8,640 30 2,880
  • いただけるハムの価値は一緒
  • 必要資金・最大逆日歩では丸大優位
  • 配当差益はプリマハム強い
  • 前回は丸大逆日歩が安かったが、5期最大はプリマハムに軍配

という状態で一長一短…!

私としては、逆日歩が安く済めば配当差益でカバー or 黒字化出来ちゃいそう!と妄想できるプリマハムの方が好き(笑)

ただ余裕資金を優先して丸大食品を選択!も十分アリな戦略ですよね!

差額で他の銘柄取得に回しても良いですし。

あとは普段からハムを購入しているなら味の好みで選ぶのも良いかもしれません(私は味音痴 笑)

少なくとも、日本ハムを外した2銘柄で状況に応じて選択するのが良さそうです。

特集②コロワイドvsアトムはどちらを選ぶ?

我が家での外食定番銘柄であるコロワイド系列。

かっぱ寿司やステーキ宮など、子連れで気軽に外食を済ます際など大活躍しています!

他にもおせち料理などを通販で入手したり、那須には高級ステーキ店もあるなど、ポイント消費の道がいくつか用意されているのも良いですね。

…我が家の場合、実際には現物保有もしていますが、もしアトムとコロワイドのどちらかを制度クロスで取得するなら?という比較です↓

(取得ポイントは半年2万ポイントに揃えています)

Code 銘柄 資金 配当益 逆日歩
今回最大 前回 5期最大
7412 アトム 92.3 0 24,000 3,000 11,800
7616 コロワイド 120.6 0 30,000 1,500 3,000
  • 必要資金・最大逆日歩ではアトム優位
  • 逆日歩実績ではコロワイド優位

このように必要資金が少なくて最大逆日歩が安いのはアトムなのですが。

結果的に逆日歩が穏やかで済んでいるのはコロワイドという逆転現象が起きていますね…!

過去の実績を信じるならコロワイド、あくまで今回の最大逆日歩を抑えたいならアトム。

ただ、どちらにしても直近の逆日歩は十分優待ポイントを下回っていますし、勝負に出たくなる銘柄たちですよねー。

まとめ

以上、配当差益と逆日歩状況を検討してみました。

すでに一般信用や現物で取得確定させてしまった銘柄や、日本ハムの様にパス確定した銘柄もありますが。

制度信用も特攻していきますよ…!

最大逆日歩を見るとひるんでしまいますが(笑)、直近の逆日歩を重視しつつ飛び込んでみます。

あ、そういえば私が先日一般信用でクロスしていた学研ですが、今回から長期保有が必須でした。3月末保有していなかったので…クロス解消させます。

単価差が取れていたので無駄コストにならなかったのはマシですが、労力は完全に無駄でした…(苦笑)

その他、銘柄数が多いのでミスも起きがちですので、皆様もご注意ください…!

現状で私が制度クロス検討中の銘柄は規制がありませんが、最終日の午後売禁や10倍適用はリスクアップなので、明日も油断せずしっかり情報キャッチして押し引きを見極めていきたいと思います!

ではー。