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SMBC日興証券、一般信用早仕掛け前に貸株料計算法おさらい

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昨日はGMOクリック証券にて貸株料の計算をおさらいしました。

本日は一般信用クロス大本命『SMBC日興証券』での計算法をおさらいしておきます。

競争も熾烈ですが、現状では最もお得に活用出来る機会の多い証券会社です。

SMBC日興証券 貸株料の計算について

SMBC日興証券の公式HPの記載箇所より引用します↓

SMBC日興証券信用取引諸費用SMBC日興証券信用取引諸費用

重要なのは、

  1. 表内の一般信用取引-売り建て-貸株料(年率)1.40%
  2. (明記はありませんが)信用取引貸株料は、受渡日ベースでの両端入れ
  3. 株式委託手数料:0円!

…という部分です。

金利も低く手数料も0円なので非常に有利な条件です。

これだけでも有利なSMBC日興証券ですが。

さらに「今週中」条件での発注が可能なのも、コスト節約に大きいポイントです。

貸株料計算をカレンダー上に書きながらしてみます

①まず1/6の夕方に一般信用在庫をつかまえて発注!(今週中条件注文) ⇒受渡日は1/17!

通常の発注であれば、昨日おさらいしたGMOクリック証券などと同様、以下のようになります↓

GMO貸株日数の確認①貸株日数確認①通常発注した場合の、一般信用の新規発注と受渡日

 

約定は10日(火)⇒受渡日は12日(木)ですよね。

ですが、SMBC日興証券では一般信用の売建て注文においても、「執行条件:今週中」が選択可能です。

コレが地味にデカイ。

この「今週中」条件を使い…↓

  1. 発注条件を今週中にしつつ、約定しづらい売り指値にしておく
  2. 週の最終営業日の前夜までに現実的な指値へ修正
  3. 週の最終営業日でクロス約定

すると↓

SMBC日興証券 貸株日数の確認①SMBC日興証券貸株日数確認①一般信用の新規発注と受渡日

 

このように、一般信用在庫を今日確保しつつも、実際の約定は13日までずらすことが可能になってしまいます。

受渡日は「受渡日は取引成立日を含めた3営業日後」なので1/17(木)が受渡日!です

なんと同じ今日発注出来た場合の他社比で、5日分も受渡日(=貸株料)を節約出来てしまう…、ホント日興証券さん有利過ぎてそりゃ加熱しちゃいますって…。

(節約出来る日数はもちろん、発注日の曜日や祝日有無によっても異なりますが)

②1/20権利付最終日=1/18の19時以降に返済注文!(現渡) ⇒受渡日は1/23!

返済注文については他社と同様ですのでさらりと。

1/20権利付最終日1/18の17時以降に返済注文をします(=現渡注文)↓

SMBC日興証券貸株日数の確認②SMBC日興証券貸株日数確認②一般信用の返済注文と受渡日

 

1/19約定、受渡日は取引成立日を含めた3営業日後=1/23(月)が受渡日!です

③受渡日間の日数をカウント! ⇒7日分!

新規建と返済の受渡日が分かりましたので、日数をカウントしてみます↓

SMBC日興証券貸株日数の確認③SMBC日興証券貸株日数確認③新規建と返済受渡日の日数カウント

 

  • 1/17が新規建の受渡日
  • 1/23が返済の受渡日
  • 貸株料計算は受渡日ベースの両端入れ

…でしたので、17日と23日も含めてカウントし、7日分だと分かりました!

通常なら12日分が7日分ですよ…。チート過ぎます。

④貸株料計算!

これで貸株料計算の条件が揃いましたので試算します↓

1/6夜に早仕掛け&今週中注文で週末約定させた場合!

  1. 貸株日数が7日間
  2. 賃借料は年率1.40%
  3. 株価は1/6終値の4,620円とする

4,620円×100株×1.40%÷365日×7日間≒125円!

比較として最終日である18日に在庫余っていて発注が出来た最高の場合を想定して試算↓

1/18に滑り込めた場合!

  1. 貸株日数が4日間
  2. 賃借料は年率1.40%
  3. 株価は1/6終値の4,620円とする

4,620円×100株×3.85%÷365日×4日間≒71円!

差額は54円です。

確実に確保するために54円を余分に払えるか…?

…いや、払えるでしょう(笑)

むしろ払わせていただきたい!(=建てさせてください!! 笑)

昨日試算したGMOさんと比べると585円 vs 125円!

金利が低いことに加えて日数短縮により大差勝ちとなっております…。

なお昨日時点では在庫が余っていたGMOでも現在は在庫ゼロに。

火曜日の寄付きまでのキャンセルで復活する可能性もありますが、どうでしょう。

日興さんでは「影」も見られないので、皆さん諦めたのかもしれませんね。

⑤その他のコストと合算しておく

貸株料以外のコストも算出しておきます。

買い側は「制度信用で即日現引注文」としましょう。

  • 買方金利=4,620円×100株×2.50%÷365日×1日≒32円
  • 買手数料=0円
  • 売手数料=0円

125円+32円+0円+0円=157円

今注文すると総額で157円のコスト。

もし1/18まで粘れたら103円。

昨日試算したGMOさんと比べると994円 vs 157円!

GMO手数料キャッシュバックのある方なら、620円 vs 157円。

やはり死角なしです、お見事。

…試算は以上です!

まとめ SMBC日興証券の貸株日数計算、貸株料計算、整理して強さ再認識

一般信用取引による株主優待の取得は大変お得ですが、競争が激しくなるにつれ、シビアなコスト把握が必要になって来ました。

今回改めておさらいしたことで、スッキリ整理出来ましたが、改めてSMBC日興証券の強さを認識しますね…。

残念ながら金曜日17時の参戦が出来なかったので、たまに連打してみたりしましたが、「影」を1度だけ見ただけで注文はもちろん通りませんでした。

昨日のGMO試算でも書きましたが、今回は制度信用での逆日歩「意外高」はあり得ると考えていますので、可能な限り一般にしておきたいところ。

GMOで入れておいた早仕掛けの予約ですが、SMBC日興証券で拾える可能性も低そうなので、おそらくこのまま建ててしまうと思います。

ではー。