楽天証券でIPOに参加し落選を続けている方に向けて、いったいどれくらいその作業に価値(期待値)があったのか、今月も私が分析した結果を公開していきます!
私も落選は続いています!(笑)
もうずっと当選しないままだし、もう面倒になってきてしまった・・・。そういった方もいらっしゃると思いますが、IPOは継続が力なりです。この記事を読んで頂くことで、結果は落選とはいえ行動した価値(期待値)を把握して、次の応募への活力に変えていきましょうね!
楽天証券では、取り扱われたIPOの抽選に参加した人のみに抽選倍率を公開しています。
この倍率と初値騰落結果を元に、毎月集計・分析を進めて報告しています。
今月も、先月に紹介した時点から5銘柄が対象となり、上場を果たしています。
分析結果の発表!
それでは私の集計・分析結果です!
先月の報告ではイメージマジックまででしたので、以下TORICO、メンタルヘルステクノロジーズ、ギックス、ノバック、セカンドサイトアナリティカが新規追加となっています。
結果から読み取れること
前評判が高かった割に抽選倍率が低くて狙い目だった銘柄が!
抽選申込時の前評判としては、以下のような感触でした。
- 並:TORICO、メンタルヘルステクノロジーズ、ギックス
- 劣:ノバック
- 最高!:セカンドサイトアナリティカ
セカンドサイトアナリティカが高い前評判だった割に、抽選倍率では332倍とかなり現実的な確率であったことが分かります。
4人家族で一家総出でなら・・・、なんとかなりそうに思える数値ですよね!
結果的に評判通りの好調な初値を記録しましたので、初値売却での収益は+18万円、この抽選に参加した価値(期待値)は542.17円と今年最高を記録しました!
応募時間を2分と想定すると、価値(期待値)を時給換算するとなんと16,265円ですよ!
これは参加しない手はないですよね!
TORICOも初値収益は+8.1万円とまぁまぁ満足出来る金額でしたが、いかんせん倍率が今年最高の1,812倍もありました・・・。
抽選に参加した価値(期待値)は44.70円としょぼくなってしまいましたね。
前評判が悪い銘柄のみが初値割れ。参加効率も悪い。
今年楽天証券で初値売却で損失となった銘柄は、現状2銘柄だけです。
ビーウィズとノバックですが、注目すべきはその倍率です。
なんと15倍と33倍!
今年のその他銘柄と比較して、突出して低くなっています!
いかに参加者が抽選参加前に情報収集と銘柄分析を行い、参加すべき銘柄に絞り込んで参加を行っているか、そしてその結果がしっかりと収益にも表れているか、驚くほど顕著な結果ですよね!
まとめ IPO参加方針を見直すキッカケにどうぞ
私はどちらかというと、前評判がちょっと悪かろうともあまりにも割高な価格設定でさえなければ、そういった銘柄にも参加して意外高を拾っていく考えでした。
ですがこの2銘柄の低倍率とマイナス収益結果によって、全銘柄での収益が+75.45万円なのに対し、期待収益は若干のマイナスに転じています。
不人気初値マイナス銘柄が与える収益効率化へのインパクトは、思っていた以上に大きいのだなと驚いており、認識を改めるべきかもしれないな・・・と感じています。
まだまだ集計対象が少ないので偏った数値になってはいますので、今後も様子は見ていきますし、この集計・分析には抽選参加することが必須になるため、参加は続けます。
この傾向で考えが確信に変わっていった場合は、一家全力は回避するなどでリスク管理をしていきます。
逆に銘柄さえ選択すれば、近年IPO投資への参加者が増えたとはいえど、ローリスク1-2分の片手間で500円の期待値が得られることもあり、今後とも諦めずに積極的な参加を続ける価値があります!
へこたれずに頑張りましょう!
では。