フツーの軽乗用車N-BOXで黒ナンバーを取得。
UberEats稼働に3月中旬より本格的に取り組んでいます!
今回は稼働を通じた体験記として、注文者がお届け先を誤って登録していて配達出来なかった案件の報告です。
体験の内容:注文者が指定したポイントが実際の配達場所と5kmズレていた!
UberEatsで注文する際は、住所を文章で登録するだけではなく手動でグーグルマップ上に「ピン」を設定します。
これは、
- 都会などで路地が入り組んでいる場合に、敷地内のどの方角に入口があるか示す
- 職場や宴席になど、登録住所以外に直接料理を配達依頼したい場合
などに「ピン」での位置修正が有効になるためだと理解しています。
そのため配達員としては、特に指定がない場合は『登録住所よりもピンの位置優先』で配達を行うことになります。
このあたりの事情が注文者にハッキリわかりづらいこともあり、ピンの位置がテキトーな方が一定数いらっしゃいます…。
ピンの位置まで行ってみたら某企業の敷地内が誤って登録されていて、警備の方に迷惑がられた経験もあります(苦笑)
これまでは、到着後に注文者に連絡して正しい配達先指示をもらったり、出発前に違和感に気付いてヤフー地図アプリで調べ直して事なきを得ていましたが。
過去に1度だけ、ズレが原因で配達を諦める案件が出ました…。
ズレは「同一市内の同じ名称の別建物にピン指定」というちょっと変わったケース。
実際の配達位置とのズレは5kmありました。
タイミングが悪く配達を諦める直接の原因となったのは、その時点で次の配達を受けていたことでした…。
実際どのような対応・行動をしたか?
到着時点で建物は真っ暗。
明らかに場所が違うな…と察した私は、まずは注文者にチャットしてみますが無反応。
その間に地図で調べてみると、ココが正しいのでは?と思われる位置までは5kmありました。
さすがに5kmのズレは初めてだったので、サポセンへもチャット連絡をスタート。
当初は、
- 2件目の注文者に遅れそうな旨を伝えて欲しい
- この5km分も配達料金に加味してほしいなあ…
と思ってサポセンとのチャットも開始しました。
結果どうだったか?
そもそもスマホ端末でのチャットって、そんなにスムーズには行えませんよね…。
当時、注文者とのチャットとサポセンとのチャットを同時にしてみたのは初だったこともあり。
サポセンとのチャット中に、実は注文者からメッセージが届いていたことに気付かなったり、画面の切り替えに手間取ったりと、かなりグダグダに…。
サポセンに対しても「コレ、どうしたらいいですかね?」という相談形式だと、あまり明確な回答が期待出来ないことも、当時知りませんでした(苦笑)
そうこうしている間にも、2件目の注文者を待たせていることがより気掛かりになっていきますし、1件目の注文者にチャット開始から10分が経過して、配達員としての待機義務は消化した形になりました。
サポセンから「10分待機経過したなら配達完了として料理は廃棄頂いて構いません」というメッセージにも押されて、残念ながら1件目への配達は諦めてしまいました…。
深夜の配達だったので、待たせていた2件目の配達がその日のラスト配達になりました。
しかも2件目をピックアップして配達先に行ってみると、なんと1件目の正しい配達先から割と近所…。
バッグに残っている料理を見てなんだか残念な気分になったので、もしかしたら?と1件目の正しい配達先にも行ってみましたが…。
配達完了処理をしてしまっているので、注文者との連絡はもう取れません。
独身寮で戸締まりもしっかりされていたので、結局届けることは出来ませんでした。
こうすれば良かったと思うこと
今にして思えば…。
5kmってそこまで大した距離じゃありません。
時速30kmで移動するなら片道10分程度ですし、深夜の田舎道なのでもっと早く着くことも出来たはず。
それならサポセンには相談ではなく用件だけ伝え、注文者には正しい住所を聞いて。
10-20分程度なら2件目の注文者には待って頂こう!と、とっとと移動を開始してしまえば良かったです。
まとめ
Uber体験記でした。
配達員のルールに則れば『注文者の指定したピンの位置で10分待機後に廃棄』という対応は全く間違いはないのですが。
注文者とのチャットを思い返しつつ、届かなかった料理を見ると…。
なんだか非常に残念で申し訳ない気持ちになることが分かった実体験でした…。
今回の体験もそうですが、初めて遭遇したケースだと慌ててうまく対応が出来ないこともあります。
次は多少待たせても届けることを優先して行動します。2件目を放流する方法もあったでしょうしね。
サポセンとのチャットも使用方法や聞き方に慣れが必要だと分かりました。
様々なケースについて、軽く読んだことがあるだけでも対応は格段に楽になると思いますので、これから稼働を考えている方に役に立てば幸いです。
そうでない方も、配達員側の視点を「へー」ぐらいで知っていただければ(笑)
ではー。