先日、U-NEXTポイントを映画チケットに交換し「怪物」を鑑賞してきました。
極力ネタバレは避けつつ、ふわっと感想を書いてみたいと思います。
映画「怪物」を鑑賞した感想
私が「怪物」を観たキッカケは?
正直、この映画を観たキッカケは「時間帯がちょうど良かった」だけでした…。
- たまたまチケットの有効期限内に行ける日程で、
- たまたま空いてそうな時間帯にあたっていた
…のが「怪物」だったから。
まー…、コレでいいか…ぐらいでした。
実際、同時に鑑賞したのは私以外にもう1人(他人)だけだったので、その点では予想通りで正解でした。
「怪物」が面白くて予想外!好きだったポイント!
予想外だったのは「怪物」の面白さ!
どこが良かったか?というと…
- 謎が明らかになるバランス
- セリフや行動、一つ一つのリアリティ
- 子役の自然な演技
- ストーリー転換点の演出
こういった点がスゴク好きでした。
怪物を観るにあたって事前情報はほぼ入れず、公式HPだけチラっと読んだ程度でした。
映画の紹介文として以下が書かれているのですが↓
大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。
それは、よくある子供同士のケンカに見えた。
しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。
そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した──。
コレを読んで「こんな感じのストーリーなのかな??」と想像していた内容と全然違う(笑)
謎が明らかになり、また新たな謎が生まれるバランスが秀逸!
まずそこで裏切りというか肩透かしを食らいつつ、序盤は「どういうこと??」と思いながら進んでいきます。
そこから徐々に「謎」が明らかになったり、また新たな「謎」が生まれたりするのですが、そのバランスが私には非常に心地良くて!
「あーなるほど…、ん?でも待てよ…。」みたいに、大いに手のひらで踊らされました(笑)
セリフや行動のリアリティに感心!脚本も演技力もスゴイ。
また特に子役二人の掛け合い部分ですが、セリフや行動のリアリティが高くて感心しました。
中盤の某重要シーンで放たれるセリフも、そういった状況になったことがなくても「ああ…、たぶんこういうセリフが出るんだろうな…」と若干鳥肌が立つぐらいリアルで…。
このリアリティの高さを実現しているのは、おそらく脚本と子役の自然な演技なんでしょうけど、脱帽しました…。
(ネタバレを避けるために表現し辛いんですけど、)本作にはストーリーの転換点がありますが、その瞬間がごくごく自然に分かるような演出が用意されています。
こういった点も含めて「うわー…考えられて作りこまれてるんだなぁ…。」と感じました。
観終わって爽やか?晴れやか?な気持ちになれたのも良かったですねー。
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まとめ
予想外に面白い映画に当たることが出来て大満足でした!
こういうのがあるから、U-NEXTポイントでの強制映画鑑賞ってありがたいですし面白いです。
一つ一つの行動にリアリティがあり、納得度が高いことが素晴らしいのですが。
もしかしたらその点にスゴク感動した要因は、1個前に見た「君たちはどう生きるか」の影響もあるかも…?
あれはあれで面白いのですが、もうちょっとした意図も全く分からないままひたすら置き去りにされますからねー(苦笑)
それがなくても、絶対に没入出来ていた映画なのは間違いないです。
カンヌ国際映画祭での受賞もされた作品とのことですが、そういった賞を獲った作品って一般人の私にとっては難解だったりして楽しめないこともあります。
ですがこの作品は大いに楽しめました!
これからもU-NEXTポイントは有効に活用していきます。
ではー。
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