株主優待先回り投資 PR

株主優待先回り投資 25年11月銘柄の検討過程を公開!

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株主優待銘柄を権利確定の約4か月前に購入し、権利を取得せずに売却するというマイルールにて株主優待先回り投資』を実践しています。

7/28(月)が11月銘柄の新規組入れを行う日に該当します。

<株主優待先回り投資、組入れ時のマイルール>

月末権利付最終日の前日までに、4か月後権利の株主優待銘柄を購入

今月にあてはめると…

  • 2025年7月末権利日の前日=7/28(月)
  • 4か月後=2025年11月の株主優待銘柄を購入

これまでの11/5月権利での採用銘柄を振り返ると↓

権利 銘柄名称 確定損益
23年5月15 銚子丸 +9,423
23年5月末 イーサポートリンク +4,272
23年11月15 銚子丸 +76,758
23年11月末 ヴィレヴァン +4,109
24年5月15 銚子丸 +58,986
24年5月末 イーサポートリンク +16,655
24年11月15 銚子丸 +21,042
24年11月末 ヴィレヴァン -1,373
24年11月 TONE +33,181
25年5月末 イーサポートリンク +29,360

10戦9勝1敗となっています。

ただ、中でも抜群の結果が出ていた銚子丸は権利日が2/8月末に移動となってしまいました…。

続いて安定感のあるイーサポートリンクは、年1回5月のみ優待実施なので11月は対象外。

TONEも、現状では年1回5月のみ+優待内容にまったく魅力がない状態になってしまいました。

残ったのは1勝1敗のヴィレッジヴァンガードのみなので…、エース不在の悩ましい権利月となりました。

入替候補として11月の全銘柄チェックもしてみましたが、コレといって優位な銘柄も見つけられず。

むしろ逆に、過去データ上ではヴィレッジヴァンガードの優位性を再確認してしまう結果でした。

いっそのこと11月はスルーでも良いか?と考えましたが、まずは現状確認をしてみます。

11月権利銘柄の採用候補、ヴィレッジヴァンガード。過去の推移は?

ヴィレッジヴァンガード、過去の推移データです↓

  • 購入:7月末 権利付最終日の前日終値
  • 売却:11月末 権利付最終日の終値
権利月 購入 売却 損益額 損益率
2024年11月 1,093 1,095 + 2 + 0.18
2023年11月 1,080 1,132 + 52 + 4.81
2022年11月 1,075 1,094 + 19 + 1.77
2021年11月 1,046 1,090 + 44 + 4.21
2020年11月 988 1,068 + 80 + 8.10
2019年11月 980 1,090 + 110 + 11.22
2018年11月 1,005 1,064 + 59 + 5.87
2017年11月 1,017 1,106 + 89 + 8.75
2016年11月 1,210 1,272 + 62 + 5.12
2015年11月 1,650 1,887 + 237 + 14.36
2014年11月 1,301 1,500 + 199 + 15.30
2013年11月 1,433 1,474 + 41 + 2.86

12戦12勝0敗、勝率100.0%!

毎回1単元購入時のトータル損益は+99,400円!(+7.16%)

直近こそ僅差の勝利でしたが、10年以上負けなしです。

安定感は申し分ないですね。

(※信用取引の諸経費により、直近の私の組入れ結果はマイナスに)

続いて、

  • 直近の権利落ちではどの程度下落し、
  • 現時点でどこまで値を戻しているか?

チェックしてみましょう↓

日付 始値 高値 安値 終値
24/11/26 1,098 1,098 1,095 1,096
11/27 1,096 1,097 1,092 1,095
11/28 1,035 1,042 1,030 1,030

11/27が権利付最終日でした。

権利落ち日以降の最安終値と最新値は↓

日付 始値 高値 安値 終値
4/7 1,015 1,015 1,000 1,004
7/25 1,028 1,030 1,026 1,028

…となっています。

ヴィレッジヴァンガード2411権利落ち後の値動きヴィレッジヴァンガード2411権利落ち後の値動き

 

権利落ち以降は元気のない推移が続いていましたが、直近7月初旬にさらに下落しています。

これは、7月11日に開示された本決算内容が2年連続の赤字と厳しく、既存店舗の3割を閉店予定と分かったことなどがネガティブに受け止められたからと思われます…。

こうなると心配になるのが、業績悪化を根拠にした株主優待の廃止・改悪です。

正直、その残念なニュースはいつ出ても全くおかしくない状況にあると思っていますので、かなりリスキーであることは認識しておく必要があります。

しかも、2016年に株主優待改悪の『前歴アリ』なのでなおさらです…。

そんな中でも、やや強引に安心出来そうな点を探すとすれば、

  • 2016年の優待改悪は厳しい本決算と同日発表だった
  • 不採算店舗を大量閉店し来期はむしろ業績改善予想
  • 改悪以前:金券、現状:半額券 → 現状の優待券は業績寄与も多少ありそう

…というところでしょうか…。

まとめ

「株主優待先回り投資」の11月権利銘柄として組入れを行う銘柄の検討を行いました。

ヴィレッジヴァンガードは過去データ上では優秀な成績となっていますが、業績悪化に歯止めが効かず大量閉店も予定しているなど、厳しい状況となっています。

株主優待先回り投資では最大リスクの1つといえる「株主優待改悪・廃止」がいつ行われても不思議ではない状況にあるため、他に有力候補があれば私もスルーしていたと思います…。

ただ、本企画とは別に長期現物保有し株主優待券をいただいていることもあり、大型イオンなどの店舗はよく覗いていますが、いつもそれなりにお客さんは入っている印象です。

現状の業績予想ほどうまくいくかは分かりませんが、不採算店舗閉店で体質改善に成功して復活してくれると良いですね。

株主優待券のヤフオク相場は券面額6割程度のようで、非金券タイプの割には人気があるようにも感じています。

かつてほどの勢いは感じなくなってしまったものの、一定の需要はあるようにも感じていますので、特大リスクは承知の上で今回もまたお世話になろうかなと思っています…!

さすがに保有額では調整するかもしれませんが…。

ではー。