7月は中旬にIPO申込開始が密集していて、明日需要申告締切分を皮切りに続々と下半期のIPOも本格開始となりました!
このタイミングで一度、私の上半期の証券会社別IPO申込・当落状況を整理・報告します。
どの証券会社を開設しようか迷われている方のヒントにしていただければと思います!
そもそも証券会社を選ぶ必要はどこにある?家族構成や資金力によって開設の優先度が変わる!
証券会社を開設するために必要となる費用は「ほぼ」ゼロですし、維持に費用がかかることはありません。
(※「ほぼ」としたのは、本人確認書類として住民票などの発行が必要になるケースがあるためです)
ですので、手あたり次第すべて開設しておくのも有効な手段です。
しかし自分の口座がある証券会社が増えれば増えるほど、パスワードの管理面などで煩雑になっていくことも確かです。
ではどの証券会社を優先的に開設しておいた方が得策か?という点について、具体的な私の結果より紹介出来ればと思います。
2022年上半期(1-6月期)証券会社別IPO申込・当落状況
まず我が家の申込・当落状況一覧表は下記の通りです。
全件 | 申込 | 当選 | 補当 | 落選 | 補落 | 不参加 | |
SBI | 144 | 144 | 0 | 0 | 134 | 10 | 0 |
楽天 | 104 | 102 | 0 | 0 | 102 | 0 | 2 |
マネ | 96 | 96 | 0 | 0 | 94 | 2 | 0 |
松井 | 72 | 72 | 0 | 1 | 69 | 2 | 0 |
日興 | 36 | 36 | 3 | 0 | 33 | 0 | 0 |
岡オ | 34 | 32 | 0 | 0 | 30 | 2 | 2 |
野村 | 30 | 30 | 0 | 0 | 27 | 3 | 0 |
東海 | 24 | 21 | 2 | 0 | 17 | 2 | 3 |
DMM | 19 | 16 | 0 | 0 | 16 | 0 | 3 |
kabu | 18 | 7 | 1 | 0 | 6 | 0 | 11 |
コネ | 17 | 15 | 0 | 0 | 15 | 0 | 2 |
むさし | 9 | 7 | 0 | 0 | 7 | 0 | 2 |
HS | 8 | 8 | 0 | 0 | 8 | 0 | 0 |
ネオ | 7 | 7 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 |
丸三 | 6 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
LINE | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
総合計 | 629 | 596 | 6 | 1 | 568 | 21 | 33 |
※家族総出での件数。
※「補当=補欠当選」は、補欠から実際に繰上当選となった分
※1次抽選時の当選者以外は全て「補欠」となる日興、丸三は「落選」としてカウント
上半期は629件へと申込可能で、うち596件について需要申告しました。
うち7件で当選となり、568件+21件が落選となりました。
33件については「あえて」または「うっかり」により不参加でした。
596/629なので約95%に参加を行い、7/596なので約1%で当選出来たことになります。
(マイナスリターンも3件ありましたけど!)
割としっかりとスケジュール・資金管理を行い続けることが出来ましたので、「多く打席に立てた」ことは満足しています!
数値から見る口座優先度のポイント
家族内に未成年がいる場合は、SBI、楽天、マネックス、松井で数を撃つ作戦!
件数上位で見ると、SBI、楽天、マネックス、松井証券の4位までと5位以降には開きがあります。
これは、『未成年口座が開設できること×取扱い件数が多いこと』に起因しています!
未成年のお子様がいて、未成年口座を作成出来るのであれば、この4証券会社は外せないと思います!
確かに件数の割に当選出来ていませんが・・・。
SBIでは落選時にポイントが貯まりますし、もし巨大な資金があるなら傾斜抽選の優遇を大きく受けられます。
楽天は透明性の高い平等抽選なので、いつか当たりそう。
マネックスは今期こそ当たらなかったものの、過去に当選した経験が多いです。
松井は当選まで資金が不要で手軽に参加できる上に、今期唯一、補欠からの繰上りというミラクルを引き当てています!
当選確率重視ならSMBC日興証券でステージ優遇を目指すのもアリかも!
SMBC日興証券では未成年口座開設は可能ですが、未成年口座からIPO抽選に参加することが出来ないため、参加件数は下がります。
ただ、一人頭で見ると多い方ではありますし、今期は2回プラチナステージ優遇抽選の恩恵を受けることが出来ましたので、今後に期待しています!
申込んだ件数に対する当選確率は群を抜いているので、効率重視なら良さそうです。
東海東京証券も当選確率は並んでいますが、主幹事案件で公募価格割れ続きなので・・・、ちょっとトーンダウンです。
その他の証券会社の良いポイントとは
- 岡三オンライン・・・未成年口座が作れる。当選まで資金不要で気楽に需要申告出来る。
- 野村・・・当選まで資金不要で気楽に需要申告出来る。取扱件数が多いので数うちゃ当たりそう。
- DMM・・・需要申告がダントツに楽。・・・ゆえに当たりそうな気はしない(笑)
- auカブコム・・・ANYCOLORありがとうございます!!!
- コネクト・・・抽選優遇条件MAXが満たしやすい。恩恵は今後に期待・・・。
- HS・・・新規開設特典ポイントが頂ける(が使う機会がない)
- ネオモバイル・・・穴場感を感じる(が当選はしたことがない)
それって良いポイント?ってコメントもありますが・・・。
LINE証券に関しては特に不満ポイントないのですが、申込をなんとなくサボっていることに改めて気付きました。下期は改めよう・・・。
丸三証券は近日統合されてしまうのでスルーです。
私が未開設である証券会社のうち、取り扱いが多かった会社
私が未開設である証券会社は、上記表に入っていません。
取扱い数上位を調べてみると以下の通りでした。
- みずほ証券 取扱18社
- 大和証券 取扱17社
- 岩井証券 取扱12社
- 東洋証券 取扱11社
- 岡三証券 取扱11社
インターネット対応していない、同系列口座を持っていると開設できない、などなど何らかのハードルのある会社が並んでいます。
けど唯一、大和証券は特にハードルがなさそうな・・・。
何で開設していなかったんでしょうね・・・。近日中に検討します!
こういう漏れに気付けるので分析は必要ですねー。
まとめ
時間がない、資金に余裕がない、管理面から口座を増やし過ぎたくない、といった方は、
- (未成年分も考慮しつつ)1回でも多く申し込みを行える証券会社を優先する
- 当選確率にこだわる
といった優先ポイントを、自分の都合に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
逆に、そういった人気ポイントがないゆえに「穴場からの当選」ってこともありますので、余裕のある方は侮らずに開設できるところは全て開設し、申し込めるだけ申し込むという行動も王道ではあります。
どの方法を取るにしても、○日坊主で挫折してしまっては元も子もなく、コツコツ地味な継続・作業が求められる投資法ではあります。
自分自信の決断に従って、一緒に頑張りましょう!
では!