株主優待の変更や廃止が相次いでいます。
上場基準において株主数を積極的に確保する必要がなくなり、仕方のない流れですが寂しいですね。
私自身は自社製品系の株主優待が好きです。
金券系も確かに非常に便利で助かるのですが、買ってみたり使ってみたりしたことがなかった「自社製品」を頂いてみて、そこからファンになることも良くありますよね。
3,6,9,12月などは沢山あっても取り切れませんし。
金券系は減ってもいいので、自社製品系は粘り強く残って頂ければなー…、とか勝手なことを思っております(笑)
直近で要注意!イオンディライトの株主優待条件の変更!
そういった株主優待変更・廃止の流れの中でも、特に直近のニュースで気を付けないといけない銘柄がイオンディライトです。
1/30にリリースされましたが、この2023年2月権利より半年保有条件が追加となりました!
半年前から株を保有していないと優待は頂けないという、「ある意味後出し」での変更です。
公式HPでの記載箇所はコチラ↓
SMBC日興証券さんで一般信用売在庫を注文していた方がいらっしゃる??今からクロスでは優待頂けませんので注意!
昨年8月時点で現物を保有していた方か、(まずいないですが)空クロスされていた方でない限り、今月末の優待権利取得は出来ません!
本日のSMBC日興証券での一般信用売り在庫数をチェックしていたのですが、だいぶ減っていた(売り注文が出ていた)時間帯もありました。
当日クロスしてしまうのも無駄ですが、早仕掛けで貸株料を支払ってしまえばしまうほどもったいないですので、うっかりのないように要注意です!
早仕掛けを完成させてしまっていた私。早速現渡して解消しておきました
ちなみに私は、バッチリ早仕掛けでクロス完成させてしまっていました…。
仕方がないので「現渡」を実施。無駄になってしまったコストを確認してみると↓
…無駄になったコストは「46円」で済みました!
この程度なら「まー…、仕方ないよね!」って思える程度なので良かったです。
他のイオン系列は大丈夫?現状では特に発表ナシ
2月末銘柄と言えば、他にもイオン系列の人気株主優待株があります。
中でも不安になるのはクロスで取得しやすく、株主優待内容も似ている↓
- イオンファンタジー
- イオンモール
でしょうか…。
「イオンモール」なんて、株主優待内容そっくりですよね。
現状では何も変更発表はありませんが、同じ系列である以上、いつ同じような変更が起きないとは限りません…。
イオンディライトで期待効果が達成出来たら水平展開というパターンもあるかも。
一応覚悟しておく必要はありそうですね。
イオンファンタジーは、子供たちを遊ばせるのに重宝しているんだけどなあ…。
まとめ
株主優待、過渡期を迎えていますね…。
確かに色々な面で合理的と言える部分があるので、今後も廃止の流れは続いてしまうんでそうね。
こうなるとなおさら、人気株主優待株を現物保有しておくことにリスクを感じてしまい、クロス取得の優位性がより上がってしまう部分もあります…。
イオンディライトのような変更であれば、株価への影響は大きくないでしょうけど。
最近の有名どころでは田谷やヨンキュウの変更、その他多くの銘柄の「廃止」に関してはやはり株価下落につながってしまいます…。
「ヨンキュウ」に関しては、株主優待先回り投資でも候補銘柄として最後まで悩みつつ思いとどまった銘柄でしたし、他人ごとではありませんから…。たまたま幸運でした。
株主優待にまつわる投資は、たとえクロスであっても早仕掛けであれば無駄なコストが発生するなど、少ないとはいえある程度のリスクは負っていることを再認識し、変更・廃止ニュースには敏感になっておきましょう!
少なくとも直近では、「イオンディライト、クロスには要注意!!」
ではー。