先月、UberEatsの配達用に利用している車両の車検を受けました。
車両スペック
- N-BOX ターボ JF1
- 年式:2016年(=9年目の車検)
- 総走行距離:18.5万キロ
- 前回車検から:4万キロ
上記条件で、実際に何にどれぐらいの費用が掛かったのか?報告します。
中古車として購入後、2回目の車検なので前回との比較も行ってみます。
N-BOXの車検にはどれぐらいの費用が掛かるのか?UberEatsをクルマで行う場合の必要コストの目安にもどうぞ。
(参考)7年目の車検後に作成した記事です↓
2016年式N-BOXターボ(JF1) 9年目の車検で掛かった費用は?必須分は9万円弱
ざっくり項目別にまとめると、以下の費用が掛かりました。
| 今回、9年目 | (前回、7年目) | |
| 点検・検査料 | 14,060 | 13,050 |
| 税金・自賠責・代行 | 28,740 | 28,940 |
| ブレーキオイル | 5,500 | 5,775 |
| 保安消耗品 | 38,160 | 21,602 |
| (必須分 小計) | (86,460) | (69,367) |
| その他整備 | 20,260 | 8,800 |
| 合計 | 107,600 | 78,167 |
9年目の車検を通すために絶対に必須だった費用は86,460円でした。
7年目の車検と比較してコストアップしたのは、主に保安消耗品の交換費用です。
下回りのゴム製部品がメインで、寿命は~5年程度。
使用限界を超えた部品を順次交換していくため、基本的には車検の都度、いくらかの交換費用は掛かってくるものと心構えをしておく必要がありますね。
私は前回実績の2万円程度が毎度発生する想定でいましたが、交換タイミングが重なると今回ぐらいは上振れてしまうと分かったので…、イメージをやや上方修正しておきます。
なお、私は保安消耗品の交換整備部分はディーラーでお願いしているので、若干コストダウンの余地はありそうです。(私は安心代として割り切っています)
保安消耗品の交換整備明細
保安消耗品の交換整備にかかった38,160円をより詳しく確認すると以下の通りです。
| 費用 | (内、部品) | (内、工賃) | |
| PCVバルブ | 2,172 | 2,172 | – |
| 右スタビライザーリンク | 9,954 | 6,324 | 3,630 |
| 左右ロアアームブーツ | 15,740 | 3,640 | 12,100 |
| 左右タイロッドエンドブーツ | 10,294 | 1,824 | 8,470 |
| 合計 | 38,160 | 13,960 | 24,200 |
下回りのブーツ類があちこちで寿命となりました。
人件費も高騰しているので仕方ないとは思いますが、部品代よりも工賃の方がお高いですね。
ディーラー以外で整備すると、この部分がもう少しお安くなるかも。
その他整備の明細
その他整備の20,260円をより詳しく確認すると以下の通りです。
| 費用 | (内、部品) | (内、工賃) | |
| ヘッドライトLED化 | 18,100 | 14,800 | 3,300 |
| フロントワイパーゴム | 2,160 | 2,160 | 0 |
| リヤワイパーゴム | 880 | 880 | 0 |
| 合計 | 21,140 | 17,840 | 3,300 |
ヘッドライトが切れてDIYで交換した際の部品代は4,320円だったことを考えると、18,100円との差額は大きいです。
ただ、素人DIYではLED化までは難しそうでしたし、品質のアタリハズレを気にしなくて良いですしね。
何よりLED化したことで夜間の運転がめちゃくちゃ快適になり、安全度が上がるならそれだけで価値があると感じています。
実際に寿命がどれぐらいなのか分かりませんが、18.5万キロ走行している車体より長寿命化も…?
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ワイパーは、ゴム交換だけでまだ乗り切れそうだったので、ブレード交換は見送っています。
車検費用の節約方法と効果
今回の車検でも節約を実践し、3万円以上の効果が出ました!
車検節約①ディーラーとの相見積もりを取る
私はディーラーとオートバックスで相見積もりを行い、点検部分はオートバックスに任せることで車検費用の節約を行いました。
点検・検査関連部分で今回の見積を比較してみると↓
| オートバックス | ディーラー | |
| 点検・検査料 | 14,060 | 30,800 |
| 税金・自賠責・代行 | 28,740 | 36,740 |
| ブレーキオイル | 5,500 | 8,789 |
| 計 | 48,300 | 76,329 |
すべてをディーラーに任せていた場合と比べると、28,029円分の節約になりました。
ただ、オートバックスでは表面的な基本工賃だけで保安消耗品すら出て来ないような荒い見積でしたが、ディーラーでは保安消耗品に加えてスパークプラグや補機ベルトなどの交換推奨品も含まれていました。
ディーラーでは、見積とはいえ丁寧に点検してくれた上で弾いてくれているなと感じたこともあって、保安消耗品の交換部分はディーラーにお願いすることに。
それぞれ良いところがあるなと感じましたし、結果的にどちらにもお支払いが出来たので良かったかもしれません。
上手に活用したいですね。
車検節約②楽天Car車検の利用
今回も楽天Car車検を利用しました。
- 整備費用割引:6,000円割引
- 車検実施ポイント:1,900ポイント
…と約8,000円の割引を受けることが出来ました!
店舗でも「早割」などが実施されているため、わざわざ楽天Car車検を利用せずとも、タイミングが良ければ同等やそれ以上の割引を受けることも出来ると思います。
一方で、楽天Car車検なら常時開催のキャンペーンに乗っかるだけなので、タイミングを考えなくて良いことはメリットかなと思います。
まとめ
N-BOXターボ、9年目の車検を受けました。
総額で10.8万円、必須部分で8.6万円の費用が掛かりました。
10年目・20万キロ間近というスペックですが、今回の車検費用には大きく影響しなかったように感じます。
オイル交換などの日常メンテナンスはマメに行っていますので、そのおかげもあるかもしれません。
ただ、ディーラーから予防整備として提案のあった「スパークプラグ」や「補機ベルト」は、そろそろ…という頃合いになっていますので、交換時にはそれぞれ数万円ですね。
スパークプラグは1つなら完全に故障してからでも自走出来ますし、補機ベルトは始動直後のエンジンルームからの異音で故障の予兆を察知出来そうです。
もう少し様子を伺いつつ寿命まで使い込んでからメンテナンスしていこうと思います。
前回車検に引き続き、ディーラーとオートバックスでそれぞれ整備と車検をお願いすることで、整備の安心感と節約の良いバランスが取れたと思っています。
参考になりましたら。
では。
