9/18(水)は「東海染工」の立会外分売実施日でした。
指標が割高だったのと流動性に不安を感じたのでスルーしました。
それでも利回り4%台+13年半ぶりの安値水準というのは見どころがあり、前夜にフラフラと揺らいでいました。
参加しなかった案件は基本的に取り上げないのですが、迷ってスルーした案件でしたので、今後のセルフケーススタディとして結果を確認しておきます。
立会外分売 東海染工 迷って参加スルー
今回の東海染工前評判は↓
- 業績発表:× 1Q決算後。今年度予想は増収増益も2017年頃のピーク比で大きく見劣り。
- 株価調整:〇 発表日から-7.2%。しっかり調整。
- 株価指標:× PER200倍台。超割高
- 株価位置:〇 年初来安値、11年3月以来の安値
- 株主還元:〇 株主優待10円+配当20円、利回り4.3%。良さそう。
- 流動性:× 実施17.7万、値決日4.8万株。不安あり。
…といった感じでした。
業績が悪く割高ながら、株価調整で数年来安値圏+利回り4%台…この条件は前回の日本抵抗器に近いです。
ただ流動性という面では、少し不安を感じていた日本抵抗器よりもさらに枚数も多く、より厳しそうに感じました。
同じ利回り4%台でも、優待+配当よりも配当のみで4%の方が広く受け入れられそう。
日本抵抗器には参加して利益確定で終われましたし、好調の勢いに乗ってしまうか迷いましたが…。
最後はやはり流動性不安を最優先し参加回避としました。
東海染工 立会外分売当日の値動き
分売単価697円に対して、
- 始値692円(-5円)
- 高値697円(±0円)
- 安値692円(-5円)
- 終値695円(-2円)
という結果になりました。
始値で分売価格割れ、終日でも分売単価同値が精いっぱいという残念な推移になりました…。
一応、寄り底だったのが救いでしょうか。
中長期的な反発や利回り狙いで保有を続ける方が報われる展開になると良いのですが。
1枚あたり-500円~±0円というハズレ案件になりました。
我が家の当落結果 参加回避
我が家では参加回避しました。
本日時点では正解だったようで良かったです…。
立会外分売の売れ残りはなし
人気薄の立会外分売案件では、予定していた数量が売れ残り、翌日以降に追加実施されることもあります。
今回の東海染工案件は全数量が捌けているようです↓
SNSやネットでの事前評判は厳しそうでしたが、「全プレ状態」になってしまうほど人気薄ではなかったようですね。
まとめ
東海染工の立会外分売は参加スルーしたので、損益変動はありませんでした。
これで2024年の立会外分売/トレード総合計では↓
獲得銘柄数 | 獲得株数 | 損益 |
19 | 7,400 | +151,229 |
から変動なしとなりました。
今のところ、今年参加した立会外分売はすべて始値売却戦略で全勝継続出来ています。
昨年も一昨年も、調子に乗って流動性が厳しそうな案件にも強引に参加し、大量獲得×損失で足元を掬われてきましたので…、今回は迷いつつも回避することが出来て良かったです。
利回りや株価位置だけではなく、流動性を強く意識しないといけないのが難しいですよね…。
値ごろ感から買いが入って結果的になんとかなることもありますし、明確な押し引き基準が作れないところがもどかしいですが。
元々数百円~数千円の利益を狙った参加なので、基本逃げ腰、微妙な案件は全回避戦略でも良さそうです。
全体相場は今夜のアメリカ警戒で軟調が続いていますが、慎重に着実に利益を積み重ねていきたいですね。
気を引き締めて今後もコツコツ取り組みます。
ではー。
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