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5月変則権利確定日銘柄のGMO一般信用早仕掛けをシミュレーション!

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昨日はSMBC日興証券さんの一般信用早仕掛けのコスト比較を行いました。

今日はGMOクリック証券さんで現時点で在庫がある5月15日/20日権利銘柄について、シミュレーションしてみます。

GMOクリック証券の5月変則権利日銘柄、一般信用在庫の状況

GMOクリック証券さんを検索してみたところ、現時点で5月15日/20日権利銘柄で在庫があるのは以下でした↓

  1. 2678 アスクル
  2. 3391 ツルハホールディングス
  3. 3549 クスリのアオキホールティングス

在庫切れ中が「3544 サツドラホールディングス」でした。

5月変則権利日銘柄の約定日別コストシミュレーション

では3銘柄でそれぞれシミュレーションと考察してみます!

5月15日銘柄3391ツルハホールディングスのGMO早仕掛けコストシミュレーション

ツルハホールディングスは5月15日権利銘柄です。

権利付最終日が5月11日なので…、すでに「早仕掛け」と言いつつ1日分だけですね。

本日終値9,110円基準で明日以降の売建貸株料だけを比較すると↓

約定日 受渡日 売日数 貸株料
5/10 5/12 5日間 481円
5/11 5/15 2日間 193円

上記に加えて手数料と買い方金利は共通として597円必要です。

権利付最終日当日=最安クロスした場合とのコスト差は481-193=288円となりました。

  • 約定日は1日違いでも受渡日までに週末をまたぎ売日数差が加算
  • 91万円とやや値がさ

という要因もあり、少し大きめの差になっていますね…。

GMOクリック証券さんの場合、在庫状況が〇△×でしか表現されないので、実際にどれぐらい余裕があるのか?がイマイチ分かりません。

最終日に突然争奪戦に巻き込まれたくない!という場合は、本日のクロスでも良いのかな…?とは思います。

一方でここ最近の逆日歩は↓

逆日歩(100株)
2022年5月 60円
2021年5月 165円
2020年5月 75円
2019年5月 650円
2018年5月 1,100円

と比較的おとなしめで推移しています。

これを組み合わせた戦略アイディアとして、

  1. 本日ではなく最終日でのGMO一般クロスを狙う
  2. 争奪戦に破れて確保出来なかったら、制度信用を試す

…という方法も考えられますよねー。

ここ3期同様に200円未満程度で落ち着いてくれたら、5/10に一般クロスするより安上がり。

悩ましいですね!

5月20日銘柄2678アスクルのGMO早仕掛けコストシミュレーション

アスクルは5月20日権利銘柄です。

権利付最終日は5月17日。

本日終値1,758円基準で明日以降の売建貸株料だけを比較すると↓

約定日 受渡日 売日数 貸株料
5/10 5/12 11日間 204円
5/11 5/15 8日間 149円
5/12 5/16 7日間 130円
5/15 5/17 6日間 112円
5/16 5/18 5日間 93円
5/17 5/19 4日間 75円

上記に加えて手数料と買い方金利は共通として300円必要です。

直近でのクロスと、権利付最終日当日=最安クロスした場合とのコスト差は204-75=129円となりました。

  • 最終日当日でも週末またぎなので4日分
  • 17万円台でお安い

という要因のおかげで、ツルハと異なり差は小さめです!

こちらも争奪戦に巻き込まれたくない!という場合は、本日のクロスでも良いのでは?と思います。

特に5/11約定なら受渡日が週をまたぐため貸株料がストンと下がりますが。

逆にその分、そのタイミングで争奪熱が増すような気もしてます(苦笑)

一方でここ最近の逆日歩は↓

逆日歩(100株)
2022年11月 90円
2022年5月 240円
2021年11月 0円
2021年5月 10円
2020年11月 20円

とこちらも比較的おとなしめ推移。

これを組み合わせた戦略アイディアとして、

  1. 1日だけスルーし5/11約定でGMO一般クロスを狙う
  2. 争奪戦に破れて確保出来なかったら、制度信用を試す

…という方法も考えられます。

ただまあ…。

あれだけ便利な株主優待への保険で200円なら…、払っても良さそうにも思えますねぇ。

5月20日銘柄3549クスリのアオキ、GMO早仕掛けコストシミュレーション

クスリのアオキホールディングスは5月20日権利銘柄です。

権利付最終日はアスクル同様5月17日。

本日終値6,670円基準で明日以降の売建貸株料だけを比較すると↓

約定日 受渡日 売日数 貸株料
5/10 5/12 11日間 774円
5/11 5/15 8日間 563円
5/12 5/16 7日間 493円
5/15 5/17 6日間 423円
5/16 5/18 5日間 352円
5/17 5/19 4日間 282円

上記に加えて手数料と買い方金利は共通として579円必要です。

直近でのクロスと、権利付最終日当日=最安クロスした場合とのコスト差は774-282=492円となりました。

主に67万円という値段要因で、差は大き目ですね…。

こちらを直近で早仕掛けした場合のコストは1,400円弱、優待内容は2,000円分のギフトなので。

GMOクリック証券の手数料無料枠が余っている場合以外は、ちょっとまだ早過ぎて旨味が薄いかな…という印象です。

一方でここ最近の逆日歩は↓

逆日歩(100株)
2022年5月 90円
2021年5月 175円
2020年5月 15円
2019年5月 85円
2018年5月 165円

とこちらも比較的おとなしめ推移。

ただし2023年5月の最大逆日歩は100株16,080円。

うっかりMAX被弾すると割と痛いです。

これを組み合わせた戦略アイディアとして、

  1. GMO手数料無料枠があれば、もう少し間際まで待ってから一般確保
  2. 争奪戦に破れて確保出来なかったら、制度信用 or 撤退!

…というとこでしょうか。

最近の傾向から行けば、クスリのアオキ制度信用で高額逆日歩の可能性はかなり低そうには思えますが。

そこまでリスク取ってまで欲しい優待内容でもないかな?と個人的には感じてます…。

まとめ 即日あり!と思えるのはアスクルぐらい?

以上、5月15日/20日権利銘柄をGMOクリック証券で早仕掛けするシミュレーションをしてみました!

個人的なイメージとしては↓

  1. アスクルは早仕掛けを検討して見ても良いかも
  2. ツルハは粘ってダメなら制度検討
  3. アオキは粘ってダメなら撤退

が無難なのかな?と思いました。(あくまでGMOでなんとかするなら、ですが)

アスクル以外はビミョーなラインですよねぇ…、そりゃー余っているのも納得かも…?

参加者の皆さんよく検討されているなあ…と思っちゃいますね(笑)

手数料無料枠を持っているかどうかや、他証券でのクロス状況によっても変わりますねー。

今月はIPOや分売による資金拘束の理由も少なく、資金移動しやすいですし、GMOクリック証券にこだわらない検討もしやすいですね。

じっくり迷ってみて下さい!

ではー。