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軽自動車Uber開始企画、黒ナンバー取得用書類準備編!

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フツーの軽乗用車でUberEats開始企画。

今回は『黒ナンバー化』手続きの事前準備編です!

黒ナンバー化にあたって、

  • 効率よく半日程度で済ませたい!
  • 現地でアタフタしないように事前準備したい!

…という方は、パソコンとプリンタがあれば、一部の書類を事前準備しておくことが出来ます!

ちょっと見慣れずにややこしい書類ではありますが、記入例もありますし素人の私でも1時間もあれば十分に準備出来ました。

内容について報告しますので、機会があればお試し下さい!

なお本記事では事前準備が可能な「運輸支局」への提出書類のみをまとめています。

当日現地で書類を入手する「軽自動車検査協会」への提出書類については別記事にします。

軽乗用車を黒ナンバー化する手続き

軽乗用車を黒ナンバー化するには、2か所を回って書類作成・提出をする必要があります。

  1. まず『運輸支局』に運送事業の届け出をして
  2. 『軽自動車検査協会』で車検証・ナンバーの変更

です!

注意しないといけないのは↓

  • 『運輸支局』は各県1か所、「支所」や「事務所」ではない!
  • 『軽自動車検査協会』は、自分のナンバー地域で!
  • 『軽自動車検査協会』は、当日の受付時間内に最後まで終わらせないと帰れない(笑)

という点です。

受付時間はご自身の県によって多少の違いがありますが、大体は↓

  • 午前8時半~12時
  • 午後1時~4時

と、お昼休みの時間帯があったり、午後の終了時間が割と早めだったりしますので、訪問前には気を付けましょう。

『軽自動車検査協会』での車検証・ナンバー変更手続きは、途中で時間切れになると厄介で、最悪、運転して帰れなくなってしまいます…。

(それは困るので、営業時間内であっても全部終了まで間に合いそうもない時間帯からは手続きが開始出来ないようになっていますが)

なお運輸支局への手続き後、軽自動車検査協会で手続きを終えるまでには有効期限があります!

1か月以内であれば大丈夫です。

もし運輸支局が終わった時点で時間が掛かりすぎた場合は、無理せず後日出直すという選択肢もあります。

お住まいの地域次第ではありますが、『運輸支局』⇒『(自身管轄の)軽自動車検査協会』までの移動時間も結構掛かるケースもあるでしょう。

けど面倒だし…2か所への申請手続き、1日or半日で済ませたい!

と思うと、事前の準備が肝心になってきます。

事前準備出来るのは『運輸支局』への黒ナンバー化提出書類だけ!

軽乗用車を黒ナンバー化したい場合に、運輸支局へと提出する書類は以下4点です。

  1. 貨物軽自動車運送事業経営届出書(2枚準備)
  2. 運賃料金設定届出書(2枚準備)
  3. 貨物軽自動車運送事業運賃料金表(2枚準備、②とセット)
  4. 事業用自動車等連絡書(2枚準備)
  5. 車検証写し

これらの書式はプリンターで印刷し事前記入が可能です。

現地での時短のため、是非事前に準備しておきましょう!

(※逆に軽自動車検査協会への提出書類は現地入手が必要なので、事前準備は難しいです)

各都道府県の運輸支局に、記入フォーマット・記入例が記載されています。

関東地方の全運輸支局について確認してみたところ↓

  • 千葉・神奈川:フォーマットも記入例も完璧
  • 埼玉・東京:フォーマットOK、記入例一部なし
  • 群馬・栃木・茨城:フォーマットも記入例も見つけられず

と状況に差がありました。

他県であっても基本的に記入内容は同じですので、千葉・神奈川の記入例を参考に出来るだけ準備していくと良さそうです!

(※「連絡書」は最下部に「発行元連絡先」の記載があるので、他県フォーマットは使えませんね…)

埼玉は『貨物軽自動車運送事業運賃料金表』の記入例のみありませんでした。

記入例を元に作成していく中でも私が気になったポイント

記入例を見れば大概の場所は埋められるのですが、「それでも手が止まった箇所」について追記しておきます。

乗車定員と最大積載量の記載方法は?

私が一番迷ったポイントは「乗車定員と最大積載量」の記入方法です。

記載箇所は「事業用自動車等連絡書」の中段に登場します。

乗車定員・積載量登場箇所乗車定員・最大積載量登場箇所

 

「軽貨物車」での記載例はありましたが「軽乗用車」での記載例がなかったので迷いました。

実際には、

(N-BOXの場合)

  • 乗車定員:4人
  • 最大積載量:165kg

と記載しておき、提出時に書き方が合っているか念押し確認してみましたが「問題ありません」と回答いただきました!

軽乗用車を貨物軽自動車運送事業の車両として使用する場合の積載重量については、群馬運輸支局に掲載されていた「ハンドブック」が分かり易かったです。(スライド5枚目=3ページ目に記載)↓

gu_230201.pdf (mlit.go.jp)

届出日と開始予定日はいつにする?

届出日は実際に窓口に出向く日を記載すればOKですが、「開始予定日」をいつにしておくかちょっと迷いました。

記載箇所としては、

  • 貨物軽自動車運送事業経営届出書の上部
  • 運賃料金設定(変更)届出書の下部

で登場します。

結果的に届出日の翌日にて記載しましたが、特に問題はありませんでした。

運賃料金表の作成は自分オリジナルが必要?

フードデリバリーだけやろ~っと…

…と思って申請しようとした場合、急に『運賃料金表』の提出が必要!と言われても若干面食らいます。

自分オリジナルで料金表の作成が必要なのかな?と一瞬考えてしまいますよね。

実際に埼玉県の記入例の中だと、

ご自身で定めた金額をご記入ください

と書かれていて、記載例もわざわざ省略されています。

若干迷いましたが、

  1. フードデリバリーを軽く行う程度なら、例丸写しで問題起きなさそう
  2. 変更したくなったら再提出することも可能

なので、深く考えずに千葉県・神奈川県で公開されている記入例をそのまま丸写ししました!

2枚準備する際は、コピーと手書きどっちが良い?

私は2枚とも手書きで準備してしまってから、

あっ…これってコピーじゃないとマズかったかな?

と気付いたのですが、両方とも手書き提出で全く問題ありませんでした。

あと、車検証のコピーはその場で見て確認頂くだけですので、2枚要りません!

…私はしっかり2枚用意してしまいました!(笑)

まとめ 事前準備をして陸運局手続きをスムーズに!

多くの方がなるべく1日(むしろ半日!)で済ませたいと考えるでしょうから、当日はさながら「タイムアタック」状態です。

  • 運輸支局は貨物運送事業の開始届なのでさほど混まない
  • 軽自動車検査協会は、月末に混む + 年度末はさらに混む…

おそらく「登録済未使用車」の副産物でしょうね…。

運輸支局への提出書類は1時間もあれば十分に事前準備が可能です!

少しでも「軽自動車検査協会」に滞在する時間を確保出来るように、しっかり準備しておきましょう!

ちなみに「軽自動車検査協会」への提出書類は、「OCR書式」と「複写書式」になるため、事前に家庭でプリントアウトすることが出来ません…。

  • どうしても当日の「軽自動車検査協会」での滞在時間を削りたい
  • そのためにはめちゃ手間でも行動出来る!

という方は、事前に直接「軽自動車検査協会」に訪れておき、提出書類を入手しておくことも出来ます。

またもし自動車販売店などに何でも頼みやすい知り合いがいらっしゃる場合は、書類を店舗でストックして可能性は高いです。

どちらにしてもちょっと手間のかかってしまう方法ですので、少なくとも「運輸支局」の書類だけは揃えておくというのが現実的でおススメです!

お住まいの地域の運輸支局によっては、フォーマットや記入例が載っていない場合もありますが、周囲の県も確認し、参考にしてみると良さそうです。

では。