軽自動車Uber稼働記。車検費用の上振れなどを想定コストへフィードバック

2023年2月に軽自動車でUberEats稼働を開始し、3年弱が経過しました。

退職後に手っ取り早く現金収入を得る一つの手段として「売上」や「手残り」を毎月報告しています。

「手残り」を計算するためには「費用」が必要になりますが、その月に実際に払った費用だけを集計しても実態に合いません。

配達車両に関係する費用には、年に1回の税金や2年に1回の車検、1万キロに1回行う整備などもあるため、

• 2年に1回4.8万円　→　1か月平均2千円
• 1万キロに1回2万円　→　1km走行あたり2円

…というように、月当たり・1km走行当たりに平均化した「見込費用」も盛り込んで、「手残り」を計算しています。

実績を基準に都度見直しを行ってきましたが、2025年11月に車検を受けたところ、実際に掛かった費用が若干想定を上振れました。

この機会に、全体的に見直してみます。

軽乗用車でのUberEats稼働。ランニングコスト計算の見直し

ランニングコストの中身は、変動費と固定費です。

想定しておくコストとして把握しているのは↓

配達ごとに発生する費用だけではなく、数万キロ周期や数年単位で発生するものもあって発生タイミングがバラつくため、費用÷発生周期で見込んでいくイメージです。

車両本体費や配達バッグなど再購入周期が長すぎる・ハッキリしないコストは、イニシャル/長期コストとして切り分けています（現状100万円ほど発生）

変動費計算の見直し　17円/km→17円/km（そのまま）

見直し前の変動費計算は以下でした。

見直した結果は以下です↓

ほぼ現状の実態に近いのでそのままとします。

実は、配達を始めた当初からこれまで長らくお世話になっていたオイル交換格安キャンペーンが順次終了することになり、移行期間に入っています。

終了後も多少の割引はちょこちょこ開催されていますので、定価よりは安くなりそうですが、長い目で見てどれぐらいに落ち着くのか、もう少し実績を追ってから反映します。

逆にコストダウン方向としてガソリン単価の影響もありますが、もう少し様子を見たいですし、とりあえず相殺ということで…。

固定費計算の見直し　19,000円/月→19,200円/月へ

見直し前の固定費計算は以下でした。

見直した結果は以下です↓

赤字部分が主な見直し点です。

これまでは19,000円/月と見込んでいましたが、今後は、19,200円/月に更新します。

駐車場と車検費用でコストアップ、期間連動整備費用でコストダウンしています。

駐車場は2年に1度、契約更新費用が発生するようになったので月割りして加算しました。

車検費用は2025年11月に受けた費用に合わせて見直し、若干ですがアップしています。

期間連動費用は、

• 窓ガラス撥水は前面だけで大丈夫そうなので1面に減らし、
• バッテリーは安全を見て夏に交換したので2年周期に短縮、
• ワイパーブレードは無交換で5年保ちそうなので5年周期に延長

…を反映。

任意保険は2月末更新で保険料アップしますが、今ではなく保険更新のタイミングで反映させます。

3年一括契約をしているため、3年前の保険料基準から一気に修正される分が、無事故+1等級割引よりも大きい模様。

まとめ

車検費用が上振れしたことをきっかけに、月間費用の見込み部分に反映してみました。

• 1kmあたり変動費は、17円/km　→　17円/km　で変わらず。
• 1か月あたり固定費は、19,000円/月　→　19,200円/月　に見直し。

軽乗用車での配達は、快適な代わりにコストがかさみやすく、漫然と稼働していると手残りは結構厳しくなってしまいます。

周期の長いコストも多いので、短期的な視点だけでなく、何か基準を決めてコスト把握しておく方が良いです。

想定範囲・基準は、考え方や車種、メンテナンス周期・稼働環境などによっても大きく異なりますが、すでに稼働されている方や、これから稼働を考えている方に何かしら参考になれば幸いです。

では。