2024年11月20日権利付最終日は11/18(月)です。
逆日歩日数は1日。
週末のうちに配当差益や過去の逆日歩をチェックし、制度クロス候補を絞り込んでおきましょう!
2024年11月20日権利株主優待銘柄
まずは11月20日権利株主優待銘柄の基本情報確認です。
銘柄数は3、うち3銘柄が貸借銘柄(=制度クロス可能)。
ただし本日時点で売禁発動中が1銘柄ありますので、これから仕掛けることが可能なのは2銘柄です。
最終日(18日)の午後から売禁や10倍適用が発動されることもありますので、少なくとも最終日お昼には日証金HPで規制状況確認をしておくことをおススメします。
さらに余裕があれば、引け前にも最終チェックしておくとより万全です(後場開始後の規制発動は超イレギュラーではありますが)
11月20日優待銘柄のうち貸借銘柄の一覧
こちらが11月20日権利銘柄の一覧です↓
<※11月15日終了時点での株価と規制情報に基づいています>
Code | 銘柄名 | 優待内容 | 必要資金 (万円) |
優待価値 (千円) |
規制 |
2678 | アスクル | 自社金券 | 19.1 | 2.0 | |
7965 | 象印 | 自社割引 | 15.9 | 1.0 | |
9872 | 北恵 | QUO | 9.5 | 0.5 | 売禁 |
金額は100株あたりです。
制度クロスした場合の配当差益と逆日歩確認
では、配当差益と逆日歩を確認してみます。
11月20日銘柄一覧表です↓
<※11月15日終了時点での株価と規制情報に基づいています>
Code | 銘柄 | 株数 | 配当益 | 逆日歩 | ||
今回最大 | 前回 | 5期最大 | ||||
2678 | アスクル | 100 | 231 | 1,600 | 170 | 280 |
7965 | 象印 | 100 | 207 | 1,280 | 260 | 300 |
9872 | 北恵 | 100 | 341 | 1,600 | 470 | 3,200 |
今回最大逆日歩の赤字は注意喚起や売禁発動で8倍適用となっている銘柄。
なお最大逆日歩は、権利付最終日の終値(と規制状態)によって確定します。
上記は11/15終了時点の株価と規制状態に基づいた計算なので、最終確定まで変動しますが目安にはなります。
以下、個別に確認していきます。
2678 アスクル 配当差益と直近逆日歩推移
制度クロス配当差益確認↓
(楽天証券さんトレードツール四季報情報を参照)
2024年11月配当予定:19円/株
×12.2%×100株≒231円
直近の逆日歩状況(100株あたり円、96ut.comさん情報より)↓
24年5月 | 170 |
---|---|
23年11月 | 280 |
23年5月 | 30 |
22年11月 | 90 |
22年5月 | 240 |
現在の株価+規制状況での最大逆日歩は1,600円(100株あたり、規制なし)
株数に応じた優待内容は以下↓
株数 | 自社金券 | 必要資金 |
100 | 2,000 | 19.1万円 |
LOHACOで利用出来る金券です。
商品単価が501円以上のみに利用可能であることと、送料が必要となるラインに気を付ける必要はありますが、生活費削減に直結する便利優待です!
家族など2名以上分を合算出来る環境だと、送料無料も楽々達成出来ますね。
株主優待情報(ヤフーファイナンス)↓
直前でも各社の一般信用在庫が余裕で確保出来る状況ですし、直近の逆日歩実績も穏やか推移が続いています。
株主優待内容も生活費削減直結で申し分ないですし、半年に1度の癒しのような銘柄ですね…!
制度信用クロスでも十分勝負出来そうですが、個人的にはこれだけ容易に確保出来る一般信用でもコスト数十円で済むので…、あえて制度を選ばなくても良いかも?と思っています。
- 制度での最善パターンは、+231円の差益と2千円分の株主優待
- 制度での最悪パターンは、1,369円のコストを払って2千円分の株主優待
- 一般なら確定で、数十円のコストを払って2千円分の株主優待
確かに制度でも最悪赤字はなく攻めやすいですけどね。
このバランスで容易に確保出来るなら…、私は一般選択です。
7965 象印マホービン 配当差益と直近逆日歩推移
制度クロス配当差益確認↓
(楽天証券さんトレードツール四季報情報を参照)
2024年11月配当予定:17円/株
×12.2%×100株≒207円
直近の逆日歩状況(100株あたり円、96ut.comさん情報より)↓
23年11月 | 260 |
---|---|
22年11月 | 300 |
21年11月 | 0 |
20年11月 | 160 |
19年11月 | 100 |
現在の株価+規制状況での最大逆日歩は1,280円(100株あたり、規制なし)
株数に応じた優待内容は以下↓
株数 | 自社割引 | 必要資金 |
100 | 1,000 | 15.9万円 |
500 | 2,000 | 79.2万円 |
1,000 | 4,000 | 158.3万円 |
指定された象印商品一覧から割引価格で購入出来ます。
スタートが定価ではなく株主限定特価から上記株数に応じた〇千円の割引となるので、Amazon等で購入するよりもお安い商品が多いです。
2点まで購入可能ですが、〇千円の割引は購入総額に対して1回のみ適用となります。
指定商品一覧の中に、たまたまタイミングよく自分が欲しい象印商品があるか分からないなど、使い勝手はやや悪めかも…。
株主優待情報(ヤフーファイナンス)↓
逆日歩は直近2期でやや上昇傾向がありますが、それでも配当差益と合わせると控えめなコストで落ち着いています。
昨年初取得して思ったよりお得感を感じましたので、今回も攻めてみようかな…?と検討中です。
9872 北恵 配当差益と直近逆日歩推移
制度クロス配当差益確認↓
(楽天証券さんトレードツール四季報情報を参照)
2024年11月配当予定:28円/株
×12.2%×100株≒341円
直近の逆日歩状況(100株あたり円、96ut.comさん情報より)↓
23年11月 | 470 |
---|---|
22年11月 | 990 |
21年11月 | 3,000 |
20年11月 | 3,200(MAX) |
19年11月 | 325 |
現在の株価+規制状況での最大逆日歩は1,600円(100株あたり、売禁)
株数に応じた優待内容は以下↓
株数 | QUO | 必要資金 |
100 | 500 | 9.5万円 |
500 | 1,000 | 47.4万円 |
1,000 | 3,000(カタログ) | 94.7万円 |
みんな大好きQUOカード。
ただ1,000株だとカタログギフトになるようです。
株主優待情報(ヤフーファイナンス)↓
逆日歩は直近は控えめ?だったものの、2016年~2020年は5期中4期がMAX、2021年も高額でだいぶ暴れています…。
100株だと手間の割に物足りない内容で、かといって1,000株は逆日歩負けの可能性が高く、かなり攻めづらい銘柄ですね。
今年は11/7で売禁発動となりました。
まとめ
以上、配当差益と逆日歩状況について制度クロスでの取得候補銘柄を確認してみました。
我が家の方針をまとめておくと↓
Code | 銘柄 | 方針 |
2678 | アスクル | - 一般予定 |
7965 | 象印 | 〇 慎重に |
9872 | 北恵 | × 売禁 |
最大1銘柄で制度突撃を検討中です。
便利優待アスクルは最終日に一般でクロス予定。
結果がどうあれ、後悔なく迎えられるように納得いくまで悩んで決断しましょう!
では!