2024年1月20日権利株主優待銘柄の権利付最終日は、明日1/17(水)です。
逆日歩日数は3日、ちょっと緊張感あります。
貸借銘柄は「2590 ダイドーグループ」の1銘柄のみ。
すでに1週間前に戦略記事を書きました↓
今回は直前版としてさらりと再チェック。
規制は引き続き発動せずに済んでいますが、最高逆日歩は株価上昇により14,640円(100株あたり)に増額となりました。
制度クロスした場合の配当差益と逆日歩確認
最高逆日歩を最新株価(1/16終値)ベースに置き換えた上で、配当差益と逆日歩を再確認してみましょう↓
Code | 銘柄 | 株数 | 配当益 | 逆日歩 | ||
今回最大 | 前回 | 5期最大 | ||||
2590 | Dydo | 100 | 366 | 14,640 | 460 | 1,000 |
半年以上の継続保有条件ありなので要注意。
2024年12月配当金の予定は「30円/株」です。
(マネックス証券さん銘柄スカウターから決算短信情報を参照しました)
よって制度クロスによる配当差益は、
30×12.2%×100株≒366円
となります。
直近の逆日歩状況は以下↓
直近の逆日歩(100株あたり) | |
23年7月 | 460円 |
23年1月 | 405円 |
22年7月 | 1,000円 |
22年1月 | 280円 |
21年7月 | 235円 |
今回の最大逆日歩は14,640円(注意喚起ナシ)
株数に応じた優待内容は以下↓
株数 | 自社製品 | 必要資金 |
100株 | 6,000円 | 約60.5万円 |
自社製品6千円分で、効率・人気ともに高いです。
現在の年1回形式になったのは2019年12月で、逆日歩は22年7月からグッと上昇し、23年は400円台で推移。
このあたりでおさまるなら配当差益カバーも見えますが。
逆日歩3日も相まってMAXは14,640円とお高めなので、事前に覚悟は必要です。
過去の逆日歩データチェックは、96ut.comさんを参照させて頂いています。大変便利です↓
一般信用の在庫推移は…一極集中?
一般信用の在庫ですが、SMBC日興証券さんでは在庫が枯れることなく、前日の場中ならいつでも十分に余っていました(5,000株程度)
ところがGMOさん、SBIさん、楽天証券さんではずーっと在庫枯れ状態。
auカブコム証券さんでも1,000株が数日出現したのみで、現実的な競争率ではありませんでした。
ダイドーグループホールディングスでこの傾向だったことを覚えておいて損はないかもしれません。
コストでも優秀なSMBC日興証券さんですが…、在庫状況でも最強っぷりを発揮する結果になりました。
直近の一般信用在庫変動チェックは「取引とり子の株はじめ」さんを参照させていただいています。大変便利です↓
一般信用が余ってたなら…、制度信用イケる?!
ほぼ最後まで一般信用に余裕があったのなら、制度信用で攻めてもたいして逆日歩が付かないのでは…?
配当差益もありますし、制度信用で通せるならそりゃ通したいですよね。
確かに本命SMBC日興証券さんで一般信用に余裕があったなら、建てたい人は建てられているハズ…?
…と思いたいですが、意外と高かったりするのが逆日歩です…。
個人的には、過去の逆日歩を見ても正直そこまで楽観出来ないと思っていますし、配当差益が制度の恩恵とはいえ400円弱。
SMBC日興証券さんの一般信用を確保出来る環境なら確保しておく方が、無理はせず無難な選択ではと思います。
まとめ
以上、明日の1月20日権利付最終日に向けて直前おさらいでした。
正月休み明け+変則的な20日権利ということで、うっかり取得漏れが起きやすい権利ですよね。
我が家でも過去に漏れてしまったことがあり、ゼリー待ちの子供たちから不満を頂戴しました…。
この直前記事がリマインダーとして役立てば幸いです!
ではー。