株式投資 PR

1月20日株主優待銘柄の制度クロス、差益コミで戦略チェック!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2024年1月20日権利株主優待銘柄の権利付最終日は、1/17(水)です。

逆日歩日数は3日とちょっと緊張感あります。

貸借銘柄は「2590 ダイドーグループ」の1銘柄のみ。

新年1発目からキツい一撃は勘弁してほしいところですね…。

配当差益過去の逆日歩をチェックし、一般信用早仕掛けも含めて戦略を練っておきましょう!

2024年1月20日権利株主優待銘柄

まずは1月20日権利株主優待銘柄の確認をしていきます。

銘柄数は2、うち1銘柄が貸借銘柄(=制度クロス可能)です。

まだ権利付最終日まで1週間程度期間がありますが、現在時点売禁・注意喚起などの規制発動はありません。

ダイドーグループのデータです↓

Code 銘柄名 優待内容 必要資金
(万円)
価値
(千円)
規制
2590 Dydo 自社商品 58.9 6.0

保有株数条件はありません(100株以上一律)が、保有期間条件があります。

半年以上継続保有している必要があり、

  1. 同一株主番号で、
  2. 7月20日権利日にも100株保有が必要

というハードルが用意されています。

①は単元未満株でゴニョれますが、②を満たすには7月20日側でも100株クロスしておく必要があります。

(もちろんずっと100株現物保有しておけば問題ありませんが)

昨年7月に100株保有をされていないのであれば、今回1月だけクロスしてもムダコストになってしまうので要注意です。

条件が少しでも面倒だとすぐ敬遠しがちな私ですが…、

  • 現状1月20日にクロス取得可能な銘柄はこの1銘柄だけ
  • IPOや立会外分売も少ない時期
  • 株主優待品自体の魅力の高さ

といった点から、ダイドーグループはコツコツ条件抑えています。

ゼリーは家族皆で楽しめますしね!

制度クロスした場合の配当差益と逆日歩確認

では配当差益と逆日歩を確認してみます。

最初に表です↓

Code 銘柄 株数 配当益 逆日歩
今回最大 前回 5期最大
2590 Dydo 100 366 14,160 460 1,000
  • 株数の青字は取得に複数単元が必要な銘柄(=該当なし)。
  • 今回最大逆日歩の赤字は注意喚起や売禁発動で8倍適用銘柄(=該当なし)。

以下で詳細に見ていきます。

2590 ダイドーグループホールディングス 配当差益と直近逆日歩推移

ダイドーグループホールディングスの2024年12月配当金の予定は「30円/株」です。

(マネックス証券さん銘柄スカウターから決算短信情報を参照しました)

よって制度クロスによる配当差益は、

30×12.2%×100株≒366円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年7月 460円
23年1月 405円
22年7月 1,000円
22年1月 280円
21年7月 235円

今回の最大逆日歩は14,160円(注意喚起ナシ)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社製品 必要資金
100株 6,000円 約58.9万円

1銘柄で一気に6千円相当の自社製品とあって、効率も良く人気も高いです。

以前は3千円×年2回でしたが、6千円×年1回に変更されることが2019年12月に公表されました。

同時に半年保有条件が追加されたため、2020年1月権利は競争率が低かったでしょうね。(2019年7月分から条件満たせていなかった方も多かったでしょうから)

22年7月からグッと上昇し、23年は400円台で推移。

少なくともこのあたりは最低ラインになってくるのかな?と思っています。

もしこのあたりで落ち着いてくれるなら、配当差益でほとんどカバー可能。

ただ逆日歩日数3日の効果もあり、MAXは14,160円とお高めでちょっとプレッシャー…。

なお本日時点であれば、SMBC日興証券さんの一般信用は10,000株程度の在庫がありました。

参考)一般信用コスト計算

9日に売建約定すると受け渡しは11日、返済は22日なので貸株料は12日間分。

株価は直近終値5,890円×100株=58.9万円。

試算1

SMBC日興さんだと一般信用貸株料は年利1.4%なので、

58.9万円×1.4%÷365日×12日間≒271円

試算2

日興さんで最終日に獲得出来た場合の貸株料は4日間分なので、

58.9万円×1.4%÷365日×4日間≒90円

試算3

GMOさんだと売短貸株料は年利3.85%なので、

58.9万円×3.85%÷365日×12日間≒746円

(手数料非考慮)

試算4

GMOさんで300円程度の貸株料でおさまるのは、

300円÷(58.9万円×3.85%÷365日)≒4.8日間

(1月16日約定で5日分の貸株料)

(手数料非考慮)

日興さんで確保出来ないリスクも負いつつ、ギリギリまで粘って浮くのは180円程度のコストです。

そろそろ仕掛けちゃっても良いかも…??

GMOさんはずっと在庫がないままですが、権利日までに復活してくれると良いですね。

まとめ

以上、配当差益と逆日歩状況から一般信用早仕掛けも含めて検討してみました。

例年通りの逆日歩でおさまってくれるなら制度もアリですが、一般信用のコストも300円弱なら十分アリかも?

私は実は…、すでに一般信用確保済です。

1月5日約定で10円差益も取れて準備万端。

1月末の銘柄数も少なくて、一般信用確保競争が熾烈になっています。

ダイドーを早めに抑えた理由の一つは1月末に狙いを変えることでしたが…、そちらは全く取れてません(笑)

戦略は人それぞれですし、年1発目から後悔してしまうことはないように取り組みましょう!

ではー。