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8月末株主優待銘柄の制度クロス、差益コミで戦略チェック!

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2023年8月末権利株主優待銘柄の権利付最終日は、明日8/29(火)です。

我が家としては、一般信用も数銘柄確保していますが、魅力的な銘柄も多いので制度でもかなり攻めてみる予定。

最終日前夜ですが配当差益や過去の逆日歩をチェックし、制度クロス候補を絞り込んでおきます!

2023年8月末権利株主優待銘柄

まずは8月末権利株主優待銘柄の確認です。

銘柄数は101銘柄もあります…!

そのうち制度信用クロスが可能な貸借銘柄に絞ってもまだ62銘柄もありますので…。

さらに独断と偏見を加えて絞り込み(笑)、我が家で関心があり取得が現実的な銘柄ですと↓

Code 銘柄名 優待内容 必要資金 価値 規制
2882 イートアンド 自社食事 21.2万円 2千円
3046 ジンズ 自社金券 34.8万円 9千円 注意
3222 USMH 自社金券 11.3万円 3千円
3387 クリレス 自社食事 45.4万円 6千円
4343 イオンファンタ 自社金券 32.0万円 2千円 注意
4668 明光 Quo 6.7万円 1.5千円
7445 ライトオン 自社金券 5.6万円 3千円 注意
9418 USEN 自社利用 346.0万円 40千円
9861 吉野家 自社食事 55.5万円 5千円
9946 ミニストップ 自社食事 14.7万円 2千円

(吉野家は200株、クリレスは400株、USENは1,000株分。明光は長期保有での優待価値。)

このあたりかなー?と検討中。

なんだか今回は規制がユルめのような気もしますが、気のせいですかね。

一般的な趣味趣向からズレてるんでしょうか?(笑)

なお以下の銘柄は、関心はありますが現物保有や一般信用クロスで確保済のため省略してます↓

Code 銘柄名 優待内容
2305 スタジオアリス 写真撮影
3048 ビックカメラ 自社金券
7085 カーブス Quo
8267 イオン 自社割引

制度クロスした場合の配当差益と逆日歩確認

では、配当差益と逆日歩を確認してみます。

2882 イートアンドホールディングス 配当差益と直近逆日歩推移

イートアンドホールディングスの2023年8月配当金の予定は、5円/株です。

(2023年7月11日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

5×12.2%×100株≒61円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年2月 1,840円
22年8月 780円
22年2月 80円
21年8月 80円
21年2月 4,200円

今回の最大逆日歩は1,760円(注意喚起ナシ)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社食事券 必要資金
100株 2,000円 約21.2万円

大きかったり小さかったりと割と不安定な逆日歩状況。

ただ年2回優待ながら微妙に差がついていて、2月は500株/1,000株での増額優待も用意されています。

2月の方が高額逆日歩が発生しやすく、実際に直近でもその傾向がありますよねー。

個人的には、

  • 前回高額発生により敬遠してくれる期待も出来つつ
  • 最悪MAX逆日歩となっても黒字

となる今回は、こりゃー攻めない手はない!と思ったりしてます。

配当は小さめなので、配当差益も気休め程度ですね。

3046 ジンズホールディングス 配当差益と直近逆日歩推移

ジンズホールディングスの2023年8月配当金の予定は、18円/株です。

(2023年7月14日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

18×12.2%×100株≒219円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
22年8月 5円
21年8月 320円
20年8月 55円
19年8月 810円
18年8月 45円


今回の最大逆日歩は5,600円(注意喚起アリ

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社買物券 必要資金
100株 9,000円 約34.8万円


過去の逆日歩は黒字で安定していますが、若干アテにならない面もあります。

従来は額面が5千円で、前回の22年8月権利日直前に9千円に増額しています。

ある意味今回の23年8月権利が、株主優待変更情報が完全に浸透した初回と見ることも出来ますので…、意外に急に高額ってパターンもあるかも?

ただそれでも、注意喚起アリの最大逆日歩ですら、優待券額面なら黒字!

昨年の株主優待券を使って購入した「ドライブレンズのサングラス」を超愛用していますし、フツーのメガネも作ってみたい。

夜用のドライブレンズサングラスも気になる!

…ということで優待券を自家使用する目途もバッチリついているので、ココも攻めたいなーとは思っています。

3222 USMH 配当差益と直近逆日歩推移

ユナイテッドスーパーマーケットホールディングスの2023年8月配当金の予定は、8円/株です。

(2023年7月11日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

8×12.2%×100株≒97円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年2月 125円
22年8月 250円
22年2月 65円
21年8月 125円
21年2月 2,880円

 今回の最大逆日歩は960円(注意喚起ナシ)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社割引券 必要資金
100株 3,000円 約11.3万円
500株 6,000円 約56.5万円
1,000株 10,000円 約113万円
(2,000株以上は資金効率も悪いので勝手に省略…)

 21年2月にまさかの暴発がありましたが…、基本的には安定しています。

マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東が生活圏にあって、買い物割引券として使えるかどうか?でココの優待取得優先度は変わってしまいますね。

食品への交換も可能ですがいいとこ2千円相当ぐらい。

我が家はその条件は問題ないので、21年2月の暴発再来しないことを祈りつつ攻める感じです…!

3387 クリエイトレストランツホールディングス 配当差益と直近逆日歩推移

クリエイトレストランツホールディングスの2023年8月配当金の予定は、3円/株です。

(2023年7月14日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

3×12.2%×100株≒36円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年2月 55円
22年8月 100円
22年2月 50円
21年8月 55円
21年2月 165円

 今回の最大逆日歩は960円(注意喚起ナシ)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社食事券 必要資金
100株 2,000円 約11.4万円
200株 4,000円 約22.7万円
400株 6,000円 約45.4万円
(600株以上は勝手に省略…)

 2018年8月期に2,070円、2020年8月期に1,120円の発生がありますが、それ以外の直近では割と落ち着いた逆日歩です。

人気も高いですし、クレープにしゃぶしゃぶに我が家でも大活躍してくれる食事券なので助かっています!

微妙なのが株数で、200株までは資金効率は変わりませんが400株からちょっと低下。

食事券の金額的にも200株分あればソコソコ満足出来る…のですが。

400株以上を1年継続すると+2,000円の優遇になり、資金効率も200株に追いつきます…!

(※クロスで取得する場合は単元未満株保有も必要)

となると400株…チャレンジしたくなりますよねぇ。

夫婦で確保した場合は半年で16,000円分になるので…、ちょっと多すぎる感はありますが。

直近の実績を信用して攻めることは決めつつ、株数だけは最後まで迷おうかなと検討中です。

4343 イオンファンタジー 配当差益と直近逆日歩推移

イオンファンタジーの2023年8月配当金の予定は、5円/株です。

(2023年7月11日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

5×12.2%×100株≒61円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年2月 100円
22年8月 90円
22年2月 500円
21年8月 235円
21年2月 450円

 今回の最大逆日歩は5,120円(注意喚起あり

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社金券 必要資金
100株 2,000円 約32万円
200株 4,000円 約64万円
300株 6,000円 約96万円
1,000株 10,000円 約320万円

逆日歩は目立った高額発生はないです。

ただこちらも年2回優待ながら、2月の方が条件が良くてお米がついてきます。

注意喚起も出ていてMAXはちょっと怖く、取得した金券の用途もゲーセンで子供を遊ばせる程度なので迷うところです。

配当もコロナによる業績悪化で縮小しているので、配当差益による盾効果もちょっと弱め。

うーん、ココは最後まで迷いますねー。

4668 明光ネットワークジャパン 配当差益と直近逆日歩推移

明光ネットワークジャパンの2023年8月配当金の予定は、12円/株です。

(2023年7月13日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

12×12.2%×100株≒146円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
22年8月 560円
21年8月 155円
20年8月 230円
19年8月 270円
18年8月 330円

 今回の最大逆日歩は560円(注意喚起ナシ)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 Quo 必要資金
100株 1,500円 約6.7万円
500株 2,000円 約33.4万円
1,000株 2,500円 約66.8万円
1,000株 10,000円 約320万円

※3年保有条件でのQUO額面です!

3年未満の保有だと額面が1,000円ずつ下がってしまいます。

現状は単元未満株を持っているだけで長期認定される模様。

私は今回から認定される予定です!

現在の株価水準での最大逆日歩と、頂けるQuoカードの額面を見比べると…。

やはり3年認定は是が非でも確保しておきたいですねー。

配当差益を加味すれば3年未満でも黒字確保は出来ますが、さらに+1,000円だと余裕が全然違います!

3年前の自分に感謝しつつ(笑)、ここは攻める予定です。

7445 ライトオン 配当差益と直近逆日歩推移

ライトオンの2023年8月配当金の予定は、0円/株です。

(2023年7月11日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益はナシです。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
22年8月 5円
21年8月 150円
20年8月 800円
19年8月 2,100円
18年8月 15円


今回の最大逆日歩は960円(注意喚起あり

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社買物券 必要資金
100株 3,000円 約5.6万円
500株 5,000円 約27.7万円
1,000株 7,000円 約55.4万円

ライトオンもジーンズや靴下で毎回しっかりと自家消費してます。

3,000円だと若干物足りませんが、500株にステップアップした途端に最大逆日歩発生時はスレスレに…。

逆に100株の資金効率とお得度はかなり高いので、欲張らずに100株必須で攻めようかなと思っています。

制度信用クロスの優位性?である、配当差益もゼロなので控えめに…。

9418 USEN-NEXTホールディングス 配当差益と直近逆日歩推移

USEN-NEXTホールディングスの2023年8月配当金の予定は、11円/株です。

(2023年7月10日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

11×12.2%×100株≒134円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株)
23年2月 90円
22年8月 140円
22年2月 10円
21年8月 70円
21年2月 0円

今回の最大逆日歩は2,800円(注意喚起ナシ)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社利用 必要資金
100株 3か月
+千円
約34.6万円
1,000株 1年
+1.8千円×12
約346万円

USENは100株と1,000株で優待内容の格差が結構あります!

1,000株取得する場合の必要資金がデカイので大変ではありますが、1,000株優待は本当に楽しめます。

ドライブ中のSMART USENは子供たちも含め家族皆で楽しんでいますし。

毎月いただけるUSENポイントを映画観賞券に交換出来るので、我が家の映画系優待はこれに1本化しました。

タイミング合わない時は、イオンの株主優待でも1,000円で観れますしね。

現行の株主優待が導入されたのは2019年8月から。

2023年2月からはPYCポイントが廃止され、2月と8月の優待内容に差がなくなりました。

これまでは8月が狙い目だ!と思ってたんですけどね。

じわじわ逆日歩が発生しやすくなってきているような履歴ではありますが、まだまだ黒字幅は大きいです。

映画観賞券に換えられるという認識が浸透しきってないのか、ネガさなので敬遠されているのか。

どちらにしても現状維持してくれるなら大変ありがたいので、1回ドカン!を喰らうまでは積極的に攻めてみようかなーと思ってます。

9861 吉野家ホールディングス 配当差益と直近逆日歩推移

吉野家ホールディングスの2023年8月配当金の予定は、5円/株です。

(2023年7月12日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

5×12.2%×100株≒61円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株)
23年2月 590円
22年8月 200円
22年2月 300円
21年8月 100円
21年2月 45円

今回の最大逆日歩は2,240円(注意喚起ナシ)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社食事券 必要資金
100株 2,000円 約27.8万円
200株 5,000円 約55.5万円
1,000株 6,000円 約277.1万円
2,000株 12,000円 約554.2万円

2018年以前は高額逆日歩が連続していた時期もあります。

2019年2月期以降は落ち着いていましたが、直近はジワジワ高額になってきている感じですね…。

現行の株主優待内容は2022年2月期からで、200株の資金効率が一番良くなっています。

単元数が多い方が資金効率が良い場合、逆日歩も発生しやすくなりますが。

1,000株以上はまた効率がガクンと落ちてくれているため、この程度の逆日歩で留まってくれているのかも。

幸い200株クロスならMAXでも黒字確保レベルですし、しっかり自家使用も出来ているので攻める予定です。

9946 ミニストップ 配当差益と直近逆日歩推移

ミニストップの2023年8月配当金の予定は、10円/株です。

(2023年7月12日決算短信、マネックス証券さん銘柄スカウターより情報取得)

よって制度クロスによる配当差益は、

10×12.2%×100株≒122円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株)
23年2月 200円
22年8月 200円
22年2月 1,200円
21年8月 90円
21年2月 105円

今回の最大逆日歩は1,200円(注意喚起ナシ)

8/29昼追記:最終日午後の売禁発動により、最大逆日歩は2,400円へ!

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社食事券 必要資金
100株 ソフト5 約14.7万円
200株 ソフト5+コーヒー3 約29.4万円
1,000株 ソフト20+コーヒー3 約146.7万円

2022年2月期にMAX逆日歩が発生しました…。

続く2022年8月期は株不足落ち着くよね?と思いヨユーの制度クロスを実施していたら、まさかの22年2月期以上の不足となっていて、ビビった思い出がありますね(苦笑)

最近はほぼ常に「プレミアムソフト」が販売されているので、株主優待券の価値がアップした気分です。

仮に今期MAX逆日歩発生でも、配当差益を引けば1,078円程度。

プレミアムソフトの定価は421円なので、1個あたり216円で食べられるなら半額相当?

これなら攻めちゃっていいんじゃない?と検討中です!

8/29昼追記:最終日午後の売禁発動により、最大逆日歩は2,400円なので

配当差益を引いて2,278円程度。

ソフト1個当たりコストは456円なのでプレミアムソフト定価+αになりました…。

まとめ

以上、配当差益と逆日歩状況を検討してみました。

今回は逆日歩日数が1日ですし、銘柄数も多くて分散してくれるため高額逆日歩発生リスクもさほど高くなく、攻めやすいです!

検討した銘柄の中ではイオンファンタジーだけちょっと消極的ですが、他はほぼ攻めてしまうかも。

ただ最終日の午後売禁や10倍適用はリスクアップなので、明日も油断せずしっかり情報キャッチして押し引きを見極めていきたいと思います!

銘柄数も多くミスも起きやすいので、お気を付けください…!

ではー。