2023年分(令和5年分)確定申告の期間に入りましたねー。
株式の譲渡益や配当金などの確定申告のためには、郵送されてくる特定口座年間取引報告書から入力が必要でしたが、xmlデータを活用出来るようになって非常に便利になりました!
IPOや立会外分売で利益を得るための基本戦略の一つは、
『多くの証券会社から口座開設して、少しでも抽選を受ける!』
なので、特定口座年間取引報告書の山は避けられずにウンザリしてましたが、こういった時代の変化はありがたいですねー。
まだいくつかの証券会社ではxmlデータへは未対応のようですが、この1年の間にも対応して下さった証券会社もあります。
私が保有している代表的な証券会社だけですが、状況をまとめてみます。
証券会社別 特定口座年間取引報告書をxmlデータの対応状況
2022年分と2023年分で、私の証券会社別特定口座年間取引報告書xmlデータ取得状況をまとめると以下のような状況でした↓
証券会社 | 2022 | 2023 |
楽天証券 | 〇 | 〇 |
野村証券 | 〇 | 〇 |
SBI証券 | 〇 | 〇 |
松井証券 | 〇 | 〇 |
岡三オンライン証券 | 〇 | 〇 |
東海東京証券 | 〇 | 〇 |
GMOクリック証券 | 〇 | 〇 |
SMBC日興証券 | × | 〇 |
auカブコム証券 | × | 〇 |
大和証券 | × | 〇 |
マネックス証券 | × | 〇 |
大和コネクト証券 | × | × |
SBIネオトレード証券 | × | × |
JTG証券(旧HS) | × | × |
私が昨年取得ミスっていた場合も含まれてしまうかもしれませんが…。
2022年分の確定申告の際には7/14社でxmlデータを入手出来ていましたので、状況は半々でした。
2023年分では新たに4社で入手出来たことで、xmlデータで確定申告対応出来る方がメインになってきています!
ホントありがたいですねー!
まだxmlデータ入手出来なかったのは、大和コネクト証券、SBIネオトレード証券、JTG証券。
コネクト、ネオトレについては大きな証券会社がバックについていますし、なんとか対応いただけたらなー…と思ってしまいます。もしかしたら来年あたり朗報ありますかね?
JTG証券はIPOで応募する機会も激減してしまいましたので、どちらでも良いかも…。
xmlデータを入手する際に少し注意が必要な証券会社
多くの証券会社では、特定口座年間取引報告書を比較的自由に確認することが出来ますが。
xmlデータを入手したい場合に注意が必要な証券会社もあります。
SBI証券
SBI証券では、特定口座年間取引報告書は「対象年の最終営業日17:00時点での指定交付方法により交付されます」と記載されています。
確定申告の時期になってから「xmlデータが欲しい…!」と思っても、上記時点では「郵送交付」になっていた場合、後追いでの対応が出来ません。
私自身、一度このパターンにハマったのですが(苦笑)、現在は規約の変更などによりデフォルトが「電子交付」になっていると思われるので、大きな心配はないかもしれませんね。
auカブコム証券
auカブコム証券では、特定口座年間取引報告書のxmlデータは申請後の交付となっています。
PDFデータは即日DL出来るのですが、xmlデータを初めて取得する場合は申請後「2-3営業日」後にDL出来るようになります。
(次年度以降は年始に自動交付)
確定申告を締め切りギリギリまで粘ってから実施する人もいらっしゃると思いますので(以前の私もそうでした…)、直前だと間に合わない可能性がある点は要注意です。
まだ作業開始する気が起きなかったとしても、とりあえずxmlデータ交付の申請だけ済ませておくと安心ですね。
まとめ
特定口座年間取引報告書のxmlデータでの確定申告作業は、PDFや郵送資料からの手打ちとの差を一度体感してしまうと、感動すら覚えて戻れなくなりますよね!
来年の今ごろには、さらに浸透してくれているとありがたいです。
最後に一つ、auカブコム証券さんで個人的にショックを受けたことなんですが…↓
システムメンテ中でxmlデータがDL出来ませんでした!(ちょうど確定申告が開始した直後の週末に!)
コレ…、この週末にやろう!と思っていて、出鼻をくじかれたのは私だけではないのでは…?(苦笑)
SBI証券さんで年明けからメンテ連発で批判されていたのを目にしましたが、auカブコム証券さんのこのタイミングも中々に…。
事前にDLしておけば問題はなかったので私の準備不足ですし、PDFファイルはDL済なので作業自体は出来るんですが。
挫けずに出来ることから進めておき、早め早めに済ませちゃいたいと思います。
ではー。