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軽乗用車Uber稼働記。フラットレート配達は現状しない方針。実績で検証

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UberEats軽乗用車での稼働記です。

2025年9月上旬頃から『フラットレート』という新しい配達報酬計算のしくみが本格導入されています。

通常は都度、配達距離所要時間目安配達報酬が明示されて配達オファーが届きます。

(配達距離に対して報酬が安すぎると感じた場合など、希望条件に満たなければスルーも可能)

フラットレートでは、実際に掛かった配達時間に応じて時給のように後追いで計算されて報酬がいただけます。

計算に使用される「時給」は配達した時間帯によって異なり、事前通知で確認が可能。

週末やピーク時間帯は少し高めに設定されている…といった感じです。

この新たなしくみですが…、私の現状では積極的に取り組むメリットはなさそうと考えています。

これまでも「現金配達」や「ピックパックペイ注文」など、配達員が敬遠しがちな配達は、あえて受け入れてみると収入効率が良いという一面がありました。

特に「ピックパックペイ注文」は、私も導入初期の印象で完全スルーを決めていましたが、重い腰を上げてやってみたら大したことなく、今となっては初期からガンガンやっていたら稼げてたな…と少し後悔しています。

フラットレートも導入初期の印象が…という意味では同じことになり得ますが、それでもメリットはないだろうと考えています。

…というのも、「もしフラットレートで配達していたら…」という効果は、配達履歴の通常報酬と所要時間を見れば簡単に検証が可能なので…。

試しに、ここ数日の配達履歴から「実績」vs「もしもフラットレートだったら…」を計算してみます。

通常配達実績からフラットレートに優位性あるかチェック

こちらがフラットレートではなく通常状態で配達を行ったこの土日の実績明細です↓

配達時間
(分:秒)
配達報酬
(円)
配達時間
小数点換算(h)
時給換算
(円/h)
備考
(配達時間帯)
14:21 320 0.24 1,338 21:43
21:49 473 0.36 1,301 19:01
10:52 320 0.18 1,767 18:51
20:28 344 0.34 1,008 18:21
52:40 2,314 0.88 2,636 17:28
31:10 1,270 0.52 2,445 1:59
32:25 1,815 0.54 3,359 1:53
29:19 1,272 0.49 2,603 1:10
14:24 617 0.24 2,571 0:35
09:21 408 0.16 2,618 0:12
12:14 320 0.20 1,569 0:08
09:35 458 0.16 2,867 0:06
22:59 1,361 0.38 3,553 22:37
30:50 1,681 0.51 3,271 22:32
15:58 320 0.27 1,203 21:43
13:13 378 0.22 1,716 21:42
09:43 333 0.16 2,056 21:35
10:25 320 0.17 1,843 21:21
28:17 1,140 0.47 2,418 18:33
30:39 1,335 0.51 2,613 18:22
21:12 748 0.35 2,117 17:58
33:58 1,821 0.57 3,217 17:07
7:55:52 19,368 7.93 2,442

上記にクエスト報酬は含みません。

合計22件で7時間55分52秒の配達時間19,368円の売上となりました。

同時期に私の地域でのフラットレートは、ピーク時間帯でも1,700円が最大でした。

仮に常に1,700円だったとしても、もしフラットレートを適用していた場合は13,483円の売上。(1,700円×7.931h)

確かに個別では『時給換算1,700円弱→フラットレート負け』している配達も5件ほどありましたが。

全体的には通常状態で配達していた方が6千円弱売上が多かったという結果になりました。

備考、当日の条件など…

この土日は1件あたり250円~300円程度の上乗せとなる「雨クエスト」が出現。

実際の天候はほぼ雨は止んでいて、たまに小雨が降る程度。

バイク配達でも大きな支障はなさそうだったので、配達依頼も多めでしたが配達員も十分だったのでは?と思います。

私もクエストの追加報酬を意識して、さすがに全受けではないものの普段よりは受注条件を緩く、やや安めだなと思うものでも受けて配達していました。

そういった条件下でも…だったので、やはりフラットレートの優位性はさほどないのかな?と思います。

フラットレートで考えられるメリットデメリットなど…

フラットレート負けしていた5件の実績を見ると、いずれもショートで報酬が安めの案件でした。

店舗でのピック・配達先でのドロップ時間の比率が高くなりやすいショート案件だと、フラットレートの方が効率良くなる傾向がありそうです。

もしフラットレートでショート配達が大量に舞い込んでくるなら、クエスト消化効率も良いので「アリ」かもしれません。

ただ…評判はむしろ逆で「多くの配達員がスルーした長距離案件などが主に回ってくるっぽい」などと言われているので、期待は出来なさそうです…。

フラットレートの数少ないメリットは『店舗での待ち時間・配達中の渋滞時間・配達先での待ち時間』も、配達報酬上乗せの対象となること。

通常配達であれば、少なければ少ないほど嬉しい時間でストレス要因でもある時間が報酬に変わるのはありがたいです。

ただこのメリットも「正当な理由があって長時間掛かったのに、後日警告メールが届いた」と言った報告もあるようで…。

そのまま万が一にも、アカウント停止に繋がってしまう可能性があるなら…、決定的なデメリットかなと思っています。

本件でのアカウント停止があったという情報は見かけていませんが、事情に正当性があっても機械的にひとたび停止となれば解除・復帰はかなり難しい(ほぼ不可能?)とも聞いていますしね…。

まとめ

UberEatsで「フラットレート」という新たな配達報酬計算のしくみが本格導入され、2か月ほど経過しました。

これまで敬遠しがちな仕様には、むしろ飛び込んでいた方が良かったと感じた経験もありましたが。

現状、私の環境と働き方からするとフラットレートに積極的に取り組むことはしないという方針に決めています。

  • 配達報酬実績 vs もしもフラットレート試算 → 優位性なかった
  • 配達件数を上げる効果は薄い(との評判)
  • 正当性がある配達ロス時間でも警告が届いた(との評判)

ただあくまで「現状の環境では」なので。

今後、通常配達の報酬が大きく悪化したり、逆にフラットレートが大きく優遇されたり、実配達時間以外も報酬がある仕様に変更されたり…、など状況変化はあるかもしれません。

少なくとも、配達実績から「vs もしもフラットレート収入」との比較はすぐ出来ますので、スッパリ切り捨てずに気にするようにしておこうと思います。

報酬以外でも、特にアカウント停止の可能性は大きなデメリットですが、導入当初で安定していないだけとも考えられますしね。

どちらに固執することもなく、上手に対応していきたいです。

では。