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軽自動車Uber稼働、24年9月の売上・経費などの報告

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軽乗用車でUberEats企画。

自転車やバイクではなくフツーの軽乗用車でもUber稼働が出来るように規制緩和されると知って、2023年1月末に中古軽乗用車(NBOX)を購入。

2023年3月中旬よりUberEats稼働を本格化させました。

退職後に自由な収入を得る方法の一つとして、月ごとにどれぐらいの売上・経費・手残りとなるのか?

こちらで定点観測をしていただければ…と毎月報告しています(報告内容は随時見直し中)

2023年12月から『自宅待機&効率重視スタイル』を基本としていて、9月も継続しました。

2024年9月UberEats軽自動車稼働での売上

まずは売上報告です。

売上
2023年2月 37,000
2023年3月 195,000
2023年4月 245,000
2023年5月 196,000
2023年6月 67,000
2023年7月 174,000
2023年8月 206,000
2023年9月 218,000
2023年10月 156,000
2023年11月 103,000
2023年12月 108,000
2023年累計 1,705,000
売上
2024年1月 158,000
2024年2月 170,000
2024年3月 163,000
2024年4月 70,000
2024年5月 107,000
2024年6月 127,000
2024年7月 159,000
2024年8月 122,000
2024年9月 77,000
2024年累計 1,153,000

(売上は百円以下四捨五入で記載)

…という結果となりました。

9月の稼働スタイルは↓

  • 稼働地域:近場のみ(田舎地域)
  • 稼働姿勢:夕方~夜間に自宅で注文待機

自宅でPC作業しながらオンラインにしておき、依頼が来たら配達距離に対し割の良い報酬であれば受ける。

9月はやはりというか…売上崩壊。

8月時点で深夜配達単価がこれまででは考えられないほど悪化していました。

8月は台風などの荒天で稼げたのでなんとかなりましたが、9月はそれも剥げ落ち残念な結果に。

同じエリアに一時的に配達員が増えたことが要因だと良いな…と一抹の期待を抱いていましたが。

低単価依頼をスルーしても低単価で帰ってくるパターンも多いことから、現実的な配達員が私1人の時間帯ですら低単価化してしまっている様子…。

正直かなりキツイ状況です。

売上に影響する「週クエストの発生状況」と「実配達数」は以下↓

時期 クエスト 実配達 獲得報酬
9/2 40 16 1,125
9/9 40 25 1,500
9/16 40 21 1,500
9/23 40 16 1,125
9/30 40
9月累計 78 5,250

月累計の過去推移は以下↓

時期 実配達 獲得報酬
2023/2 64 0
2023/3 208 12,000
2023/4 252 28,500
2023/5 213 23,500
2023/6 87 5,500
2023/7 187 22,000
2023/8 292 46,500
2023/9 241 34,000
2023/10 168 9,000
2023/11 161 21,000
2023/12 95 8,000
2024/1 131 11,250
2024/2 157 15,250
2024/3 157 13,000
2024/4 54 2,000
2024/5 129 12,750
2024/6 115 9,750
2024/7 139 11,500
2024/8 107 6,000

2023/6、2024/4に次ぐ低調となっていますが、その2か月は旅行などによる不在期間がガッツリありました。

対してこの9月に関してはほぼフルだったので…、実質的には一番ヒドかった月です。

2024年9月UberEats軽自動車稼働での経費と収入

経費をどう集計・表現すると分かり易いのか、まだ試行錯誤中ですが…。

UberEats軽自動車稼働のランニングコスト集計

  • 走行距離に応じて発生する費用
  • 未発生ながらゆくゆく定期的に発生する費用を見越しておく分
  • 月額での固定費

…などをランニング費用として集計した結果が以下です↓

2024年9月走行距離:約1,200km

・変動費の部

  1. ガソリン:約14,400円(平均燃費より12.0円/km)
  2. オイル代:約2,400円(5,000kmで約10,000円)
  3. タイヤ代:約3,000円(夏1.5円/km、冬4.3円/km、平均で2.5円/km)
  4. 距離連動整備費:約4,200円(3.5円/km ※)

・固定費の部

  1. 通信費用:約2,200円 ⇒ 0円(25年5月まで無料)
  2. 任意保険:約7,050円(39,600円÷12か月+3,750円/月)
  3. 駐車場代:約5,500円
  4. 車検費用:約3,400円(81,600円÷24か月)
  5. 自動車税:約600円(6,900円÷12か月)
  6. 期間連動整備費:約3,900円 (※)

変動費24,000+固定費20,450=合計44,450円

上記にて前月から見直した基準は赤字表記にしています。(今月は見直しなし)

23年7月途中から採り始めたガソリン代・燃費詳細データは以下↓

費用 単価 距離 燃費
(円) (L) (円/L) (km) (km/L) (円/km)
7 21,299 133.30 159.8 1,907 14.31 11.2
8 33,379 199.36 167.4 2,741 13.75 12.2
9 37,580 224.98 167.0 3,148 13.99 11.9
10 24,725 158.46 156.0 2,739 17.29 9.0
11 16,448 106.57 154.3 1,736 16.29 9.5
12 11,690 74.21 157.5 1,260 16.98 9.3
(↓2024年)
1 17,187 109.59 156.8 1,751 15.98 9.8
2 17,580 112.69 156.0 1,890 16.77 9.3
3 17,434 110.48 157.8 1,827 16.54 9.5
4 9,923 62.01 160.0 1,058 17.06 9.4
5 12,189 75.57 161.3 1,313 17.37 9.3
6 13,969 86.83 160.9 1,541 17.75 9.1
7 18,711 116.30 160.9 1,974 16.97 9.5
8 13,761 87.29 157.6 1,416 16.22 9.7
9 11,441 72.30 158.2 1,222 16.90 9.4
累計 277,316 1,729.94 160.3 27,523 15.91 10.1

昨年、燃費悪化が見られた夏期間(7-9月)ですが、今年は大きく改善しています。

夜間中心稼働により気温低下(冷房控えめ)、渋滞回避出来たことが主要因。

同期間のガソリン1Lで走行出来た距離は約20%伸び、3か月で約8,600円のガソリン代節約になりました。

結構デカイ…!

※参考メモ)「距離/期間連動整備」の内訳↓

  • 距離連動整備
整備名称 単価 整備距離 1kmあたり
燃料ライン洗浄 11,000 10,000 1.10円
エンジンフラッシング 7,700 10,000 0.77円
オイルシーリング 7,480 10,000 0.75円
ATF+シーリング 17,380 20,000 0.87円
合計 約3.5円
  • 期間連動整備
整備名称 単価 整備期間 1月あたり
ボディ下部錆止め 15,400 2年 642円
A/Cブースト 11,600 2年 483円
A/Cフィルター 4,400 1年 367円
窓ガラス撥水 16,500 1年 1,375円
バッテリー 10,500 3年 292円
ワイパーブレード 4,000 2年 167円
ワイパーゴムのみ 1,800 2年 75円
タイヤ履替え(×2) 6,000 1年 500円
合計 約3,900円

以上の費用を総合計して推移でまとめ直すと↓

期間 走行 費用
2023年2月 1,100 38,750
2023年3月 3,300 79,450
2023年4月 3,700 86,850
2023年5月 2,500 64,650
2023年6月 1,000 36,900
2023年7月 2,500 68,400
2023年8月 2,800 74,400
2023年9月 3,000 78,400
2023年10月 2,700 72,400
2023年11月 1,700 52,400
2023年12月 1,300 44,400
2023年累計 23,900 697,000
期間 走行 費用
2024年1月 1,800 54,400
2024年2月 1,900 56,400
2024年3月 1,800 54,400
2024年4月 1,100 40,400
2024年5月 1,300 42,700
2024年6月 1,500 46,700
2024年7月 2,000 56,700
2024年8月 1,400 48,450
2024年9月 1,200 44,450
2024年累計 14,000 444,600

…となりました。

UberEats軽自動車稼働のイニシャルコスト集計

イニシャルコストも定義が難しいですが、車両本体、ドラレコなどの車両用の設備購入費用、配達用のバッグなどなどを集計してみると↓

  1. 車両関係:約91万円
  2. 配達用品:約3万円
  3. 突発修繕:約8万円
  4. 配達用衣類:約2万円

合計:104万円

これぐらいでした。

イニシャルといいながら、クルマの修理代や追加購入した用品を追加していって良いのか…?

イニシャルという言葉の意味合いからするとちょっと微妙ですが、

  • 配達に連動して直接的に発生する変動費/固定費とは切り分けた方が分かり易いコスト

…として、こちらにまとめているイメージです。

売上ーコスト=「収入」、今月は結局いくらだった?

改めて各月の「売上」と「ランニングコスト」を並べて「収入」を算出すると↓

期間 売上 変+固定費 収入(?)
2023年2月 37,000 38,750 -1,750
2023年3月 195,000 79,450 115,550
2023年4月 245,000 86,850 158,150
2023年5月 196,000 64,650 131,350
2023年6月 67,000 36,900 30,100
2023年7月 174,000 68,400 105,600
2023年8月 206,000 74,400 131,600
2023年9月 218,000 78,400 139,600
2023年10月 156,000 72,400 83,600
2023年11月 103,000 52,400 50,600
2023年12月 108,000 44,400 63,600
2024年1月 158,000 54,400 103,600
2024年2月 170,000 56,400 113,600
2024年3月 163,000 54,400 108,600
2024年4月 70,000 40,400 29,600
2024年5月 107,000 42,700 64,300
2024年6月 127,000 46,700 80,300
2024年7月 159,000 56,700 102,300
2024年8月 122,000 48,450 73,550
2024年9月 77,000 44,450 32,550
累計 2,858,000 1,141,600 1,716,400

手残り額としてワースト3位、フル稼働月としては文句なく最低の月になりました…。

時給換算で効率チェック

Uberアプリでは「起動時間」や「1件ごとの配達時間」の記録はありますが、

  • アプリ起動時間:在宅PC作業時間が多く含まれるため、違和感あり(辛すぎ)
  • 配達時間:配達完了までなので帰路が含まれず、違和感あり(甘すぎ)

どちらも私が掴みたい「実働時間」とは少し違う感じ…。

そこで…、『走行距離÷平均時速30km=稼働時間』として算出することにしました。

一般道平均時速は30kmという統計があったはず?なので、それを採用。

正確な時間ではないものの、プライベートで配達車両利用をしていない+街中で配達依頼待機をまったくせず即帰宅している現在のスタイルなら、かなり実働時間のイメージに近くなりそうです。

各月ごとの推移を並べると↓

(2023)
期間 距離km 時間h 売上円 手残り円 売上時給 手残時給
2 1,092 36.4 37,000 -1,750 1,016.5 -48.1
3 3,294 109.8 195,000 115,550 1,776.0 1,052.4
4 3,724 124.1 245,000 158,150 1,973.7 1,274.0
5 2,448 81.6 196,000 131,350 2,402.0 1,609.7
6 999 33.3 67,000 30,100 2,012.0 903.9
7 2,496 83.2 174,000 105,600 2,091.3 1,269.2
8 2,763 92.1 206,000 131,600 2,236.7 1,428.9
9 2,948 98.3 218,000 139,600 2,218.5 1,420.6
10 2,739 91.3 156,000 83,600 1,708.7 915.7
11 1,737 57.9 103,000 50,600 1,778.9 873.9
12 1,259 42.0 108,000 63,600 2,573.5 1,515.5
(2024)
期間 距離km 時間h 売上円 手残り円 売上時給 手残時給
1 1,751 58.4 158,000 103,600 2,707.0 1,775.0
2 1,890 63.0 170,000 113,600 2,698.4 1,803.2
3 1,827 60.9 163,000 108,600 2,676.5 1,783.3
4 1,058 35.3 70,000 29,600 1,984.9 839.3
5 1,307 43.6 107,000 64,300 2,456.0 1,475.9
6 1,547 51.6 127,000 80,300 2,462.8 1,557.2
7 1,974 65.8 159,000 102,300 2,416.4 1,554.7
8 1,416 47.2 122,000 73,550 2,576.7 1,558.3
9 1,222 40.7 77,000 32,550 1,898.7 799.1

夜間~深夜中心の稼働としているにも関わらず、売上時給が昼間稼働していた時期の水準まで急落しています…。

手残り時給800円割れはなかなか強烈。

10月は季節要因で売上がさらに伸びない可能性が高く、もっとヒドイかも…。

戦略変更前後での累計期間で算出した結果は↓

(戦略変更前累計 ~2023/11)
距離 時間 売上 手残り 売上時給 手残時給
24,240 808.0 1,597,000 944,400 1,976.5 1,168.8
(戦略変更後累計 2023/12~)
距離 時間 売上 手残り 売上時給 手残時給
15,251 508.4 1,261,000 772,000 2,480.5 1,518.6

今回の結果は戦略変更前後の要因というよりも、明らかな配達単価悪化という変化点。

別集計しても良さそうですが…、とりあえず含めておいてもう少し様子見ます。

2024年9月UberEats軽自動車稼働での主な実支払

ここでは「実際に当月に支払が発生した金額が大きめなもの」をメモしておきます。

ネックライト 0.2万円

ずっと買おうか迷っていた「ネックライト」を購入しました。

夜間の配達だと特にあるあるですが、現金の受け渡しで手元が暗かったり、壁面のアパート名を照らして確認したかったり、階段が暗く足元が不安な時などがあります。

これまでは首から下げているスマホのライトを点灯していたのですが、受け渡しでスマホを離すとブラブラするため、お客様の目に入って眩しい思いをさせてしまったり。

逆に、足元や壁面を明るく照らすほどの照度はなく、微妙に役不足でした。

ネックライトだと、照らす位置がブレずに受け渡しも快適ですし、スマホライトより明るくて便利です。

唯一の難点は、現金配達の場合に首から掛けているモノが多くなること…。

スマホネックストラップ・ショルダーバック・ネックライト、商品が多い場合は配達バッグも首から掛けています。

クルマに戻って降ろすときに順番を間違えて絡まる…というプチストレスはありますが、ネックライトは首元を引っ張ることでもリリース出来ますし、なんとか付き合っています。

値段もお手頃ですし、これはもっと早く買っても良かったなシリーズですね。

まとめ

9月の稼働結果は、

  • 売上:7.7万円
  • 手残り:3.3万円
  • 走行距離:1,200km
  • 稼働時間(換算):40.7時間
  • 売上時給:1,898.7円
  • 手残り時給:799.1円

となりました。

20232年2月稼働開始以降の累計では、

  • 売上:285.8万円
  • 手残り:171.6万円
  • (↑クルマなど実耐用期間が不明なコスト104万円分は計上せず)

となっています。

状況が大きく悪化し効率が下がり、手残りもたった3万円台で最低時給も大きく割り込みました。

もっと配達量を増やし固定費を薄めていけば手残り時給は改善しますが、スルーしている配達依頼は時給換算500円程度もザラにあるので…、結局同じような位置に収まるかも…。

時間の自由を削ってまで低単価の配達をガッツリ増やすなら、他のバイトの方が効率良いです。

それならやはり、状況にのまれずに同じ戦略を続けつつ作業時間に充てて、深夜と荒天に集中する方が良さそうでは?と現時点では考えています。

体への負担や危険度は上がりますが、配達時は集中して。

一気に厳しい状況にはなりましたが、依存度は高めずに上手に付き合っていきたいです。

今後も状況報告していきます。

ではー。