12/18に上場を迎えた「285A キオクシアHD」ですが、1,400株と我が家にしては大量当選していました。
前評判がかなり厳しい大型IPOでしたが、公募価格1,455円に対し初値は1,440円(-1.0%)の小幅公募割れでした!
いただいていた1,400株はセオリー通りすべて初値売却。
手数料込24,184円の損失確定となりました。
しかし…初値形成後の値動きは驚きでした…!
「公募参加→初値売却」組、「不安視し公募不参加」組、双方のイメージを置き去りにするような、強い寄り底展開でしたね!
今回の値動きを受けて初値購入・上昇の動きに少しでも繋がってくれるなら、目先の微損失よりも歓迎かも…?!
当選IPO、キオクシアHDの売却経緯
キオクシアHDの当選状況は以下でした↓
証券会社 | 口座数 | 当選 | 繰上当選 | 補欠落選 |
日興 | 2 | 0 | 1 | 1 |
マネックス | 4 | 2 | 0 | 2 |
コネクト | 2 | 0 | 1 | 1 |
大和 | 2 | 1 | 1 | 0 |
松井 | 4 | 0 | 1 | 3 |
野村 | 2 | 1 | 0 | 1 |
SBI | 4 | 0 | 0 | 1 |
楽天 | 4 | 2 | 0 | 0 |
auカブ | 4 | 4 | 0 | 0 |
合計 | 26 | 10 | 4 | 9 |
申込時点では「なんだかんだ堅実な結果」に落ち着いてくれることを期待しつつ、しっかり申込をしていましたが…。
我が家のような規模で1,400株も配分があった時点で、めっきり弱気に。
キオクシアブランドのメモリーカードは良く購入していて、スマホやドラレコなどに利用していますが、今後大化けするような期待が持てる業種・業績とは思えません。
黒田グループのように『配当利回りがやたら高い』というような、尖った魅力があるわけでもないため、保有を続ける理由も特になし。
もし公募割れたとしても初値売却方針としました。
引受価額は1,389.89円を死守してくれると良いのですが、最悪は突き抜けてしまう覚悟もしつつ…。
それでも確実に初値売却で手仕舞いをするため、値幅下限で指値発注しておきました。
キオクシアHDの売却明細
売却明細です。
始値売却したので…↓
証券会社 | 当選枚数 | 手数料 | 損益 |
日興 | 1 | 198 | -1,698 |
マネックス | 2 | 230 | -3,230 |
コネクト | 1 | 0 | -1,500 |
大和 | 2 | 2,200 | -5,200 |
松井 | 1 | 0 | -1,500 |
野村 | 1 | 330 | -1,830 |
楽天 | 2 | 0 | -3,000 |
auカブ | 2 | 226 | -3,226 |
auカブ(未成年) | 2 | 0 | -3,000 |
合計 | 14 | 3,184 | -24,184 |
手数料込で24,184円の損失確定となりました。
キオクシアHD初値形成後の値動き
キオクシアHDの初値形成後値動きは以下でした↓
寄付き前の板を8時50分ぐらいから眺めていましたが、イメージ・心配していたような引受価額近辺よりは高い気配でした。
かといって公募価格を上回っていくほどではなく、1,450円~1,420円ぐらいをウロウロ。
1,440円の公募割れで寄り付いてからも、上値は厳しいのかなと思いきや、カンペキな寄り底…!
寄り付き直後に公募・1,500円の厚い壁も突破して上昇していきましたが、一旦押し戻されて再度1,500円に厚い厚い壁が形成されたのを見届けて、このあたりでの推移かな?と思っていました。
ところが…、再度突き抜けてグイグイ上昇!
後場に入ってもさらに強さを増す展開で、さすがに14時前後に失速するも持ち直して1,600円台での初日終了でした。
初値からは+11.2%、高値からは-5.2%、VWAPは1,534.2円。
明日以降の展開は難しいですが、大型株らしい大きな買いにも後押しされた「意外な堅調」が感じられた初日だったのかなと思います。
まとめ
かなり厳しい展開が予想されていた大型IPOキオクシアHDですが、初値は小幅公募割れながら寄り底で大きく上昇していく展開となりました。
我が家でいただいていた1,400株はすべて初値売却を選択し、24,184円の損失確定となりました。
今回のキオクシアHD損益を合計すると、我が家でのIPO累計状況は以下となっています↓
勝敗 | 損益 | |
2024年累計 | 10勝8敗 | +706,268円 |
(うち12月分) | (1勝3敗) | (-57,278円) |
2023年累計 | 7勝8敗1分 | +221,538円 |
2022年累計 | 11勝5敗 | +812,319円 |
もし高値で売却出来ていたとしたら30万円ほど損益が変わっていたことになりますが、私には全くイメージ出来ていない展開でしたし、後悔はありません。
根拠・自信が持てない状態で、中途半端に希望的観測を入れて売買すると足元をすくわれそうなので、今回の結果に影響されないよう今後もなるべくフラットに取り組んでいきます。
ただ随所にあった「大型株ならでは」と思われる動きは、そっと引き出しに入れておきたいですね。
明日も複数当選している「299A dely」の上場日です。
300株分の当選については報告済でしたが、その後、auカブコム証券での後期型抽選でも家族全員当選となり、合計700株で迎えることになりました。
業種・業績は良いものの、割高感があって上場規模も大きくVC出口案件、同日上場他銘柄の期待度が高いことなどから厳しい前評判となっています。
キオクシアの初値後に見せた好調な展開が再現出来るか?というと難しいかもしれませんが、どちらかといえば好影響だと思いますので、初値形成まで期待しておきます。
引き続きコツコツ頑張っていきます。
ではー。