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2024年の権利付最終日と逆日歩日数をチェック!大事な月が厳しそう

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私は毎年1月に入ってから手帳を切り替えることにしています。

12月ぐらいから徐々に切り替えた方が合理的かもしれませんが、新年のタイミングで手帳と共に気持ちが切り替わる気がするのも良いかなー…と。

私が手帳を切り替えた後にしておくことは、

  • 昨年の手帳に書かれた新年以降の予定を書き写す
  • 各種支払い月をメモ
  • 各権利付最終日と逆日歩日数の記入!

…ということで、1年分の権利付最終日のメモと雑感をこちらにも書いてみます。

2024年権利付最終日と逆日歩日数の一覧

早速ですが、2024年の権利付最終日と逆日歩日数の一覧です↓

権利 権利付最終日 逆日歩日数
1/20 1/17(水) 3
1/末 1/29(月) 1
2/20 2/16(金) 1
2/末 2/27(火) 1
3/15 3/13(水) 3
3/20 3/15(金) 2
3/末 3/27(水) 3
4/末 4/25(木) 1
5/15 5/13(月) 1
5/末 5/29(水) 3
6/20 6/18(火) 1
6/末 6/26(水) 3
7/20 7/17(水) 3
7/末 7/29(月) 1
8/20 8/16(金) 1
8/末 8/28(水) 3
9/20 9/18(水) 4
9/末 9/26(木) 1
10/末 10/29(火) 1
11/15 11/13(水) 3
11/20 11/18(月) 1
11/末 11/27(水) 3
12/20 12/18(水) 3
12/末 12/26(木) 7

手帳を見ながら自分で数えて記入していきましたので、うっかり間違いがあったらスミマセン…。

(そのあといくつかのサイトでチェックしましたけどね)

現時点でのスケジュールであり、今後何らかの事情で祝日や東証休場日がズレたり増えたりした場合、上記からズレてしまうこともありえますのでご注意ください。

権利付最終日、受渡日と逆日歩日数の数え方

あえて検索せず、まずは一度自分で数えてみた理由は、私自身がつい数年前まで受渡日と逆日歩日数の数え方を覚えていなかったので…、訓練・習慣付けの一環です。

自分で数えられるようにしておくと、何かの役に立つこともあるかと思います。

数え方は、

  • 受渡日のカウント方法を把握する
  • 逆日歩日数のカウント方法を把握する

の2段階です。

受渡日の数え方

受渡日は『購入日(または現引日)を含めて3営業日目』になります。

例)

東証休業日がない週なら、

  • 月曜購入=水曜が受渡日
  • 火曜購入=木曜が受渡日
  • 水曜購入=金曜が受渡日
  • 木曜購入=翌週月曜が受渡日
  • 金曜購入=翌週火曜が受渡日

そして、受渡日を権利日の前までに迎えられる最後の日=権利付最終日になります。

上記の例では、もし金曜が権利日にあたるとすれば権利付最終日は水曜。

ここで1つ注意が必要なのは、権利日が土日など東証休業日の場合。

『権利日が営業日の場合は受渡日=権利日でOK』ですが、

『権利日が休業日の場合は受渡日=権利日以前の営業日』でないと権利獲得出来ません。

ちょうど次の権利日2024年1月20日権利は土曜で休業日なので例にとると、

  • 権利日=1月20日()
  • 権利を獲得出来る受渡日の最終=1月19日(金)
  • 権利を獲得できる購入日の最終=1月17日(水)

…といった感じになります。

1月20日の3日前だから…1月18日だね…?と思っているとアウトです。

土日ならまだ分かり易いですが、祝日だと余計にカウント間違いやすいので要注意。

逆日歩日数の数え方(兼 一般信用の貸株料日数の数え方)

続いて逆日歩日数を数えます。

一般信用しか利用しない方は基本関係ないですが、一部流用できる点もあります。

逆日歩日数は、受渡日を基準に当日も日数に含めて数えて、1日分をマイナスします。

一般信用の貸株料も、受渡日を基準に当日も日数に含めて数えて、1日もマイナスしません

先ほどと同様に1月20日権利を例にすると↓

  • 売り建て発注日  :1月17日(水) ⇒ 受渡日:1月19日(金)
  • 現渡(品渡)発注日:1月18日(木) ⇒ 受渡日:1月22日(月)
  • 制度信用逆日歩日数:19金~22月で4日ー1日=3日分
  • 一般信用貸株料日数:19金~22月で4日ー0日=4日分

こういった感じになります。

現渡は基本、権利付最終日の当日(1月17日)の夜に行っている方が多いと思いますが、実際に発注されて約定するのは翌営業日です。

翌営業日の営業時間中に現渡(品渡)しておけば、余分なコストが掛からないのもそのためですね。

雑感、2024年は大事な権利日の逆日歩日数が多め?

ざっくり我が家で昨年取得した銘柄数を月別に集計してみると↓

取得銘柄数
1 7
2 40
3 43
4 8
5 19
6 24
7 2
8 34
9 37
10 12
11 11
12 40

2/3/6月と8/9/12月の取得数が多いです。

もちろん理由は単純で、本決算/半期決算を迎える企業が多い月だからですが。

問題はこの大事な「2/3/6月と8/9/12月」の逆日歩日数が、2024年は多めだということ…!

権利 逆日歩日数
2024
逆日歩日数
2023
逆日歩日数
2022
2末 1 1 1
3末 3 3 1
6末 3 3 1
8末 3 1 1
9末 1 3 3
12末 7 6 5

…と並べてみたら…、2023年も似たようなもんでしたね(苦笑)

2022年と比べるとキツさが分かりますが、2024年も大事な月に逆日歩日数が多い傾向になっていることは覚えておいても良さそうです。

もちろん回避する方が多ければ穏やかな逆日歩になる可能性もありますが、どうしても欲しくてリスクを避けたい銘柄は、かなり早い段階から一般信用を仕掛けておく作戦も念頭に…。

まとめ

手帳切替をキッカケに2024年の権利付最終日を調べてみて、今年も大事な月に限って制度信用多用は勇気が必要そうな残念な並びだな…と気付かされました。

来週には早速、2024年最初の権利である1月20日権利の権利付最終日を迎えます。

そして早速?逆日歩日数3日となりますが…、今年も昨年同様になるべく高額被弾せずに過ごしたいものです…。

コツコツ積み上げていきたいですね。

では。