株式投資 PR

立会外分売 かんなん丸は値決め日に中止発表。実施日の値動き記録

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

退職後の不安定な収入・資産を補うため実践している中の1つが「立会外分売への参加」。

私自身は2022年から本格的に参戦開始。

実践歴は浅いにも関わらず、特に『始値売却を基本戦略』として以降は、小さくとも安定した収益が残せるようになりました。

始値売却戦略を徹底するには、9時直前に素早い確認・売却作業が必須となります。

その点、時間の都合が付けやすい立場も活かせるので、積極的な実践を続けています。

5/21(水)は「7585 かんなん丸」の立会外分売実施予定日でした。

ところが、値決め日引け後に中止されることが発表されました…。

一応、少しだけ参加に向けて準備をしていたので残念でしたが、中止後の値動きも極端で特徴的でしたので残しておきます。

立会外分売 かんなん丸は中止

今回の「7585 かんなん丸」立会外分売の前評判は↓

  • 業績発表:× 3Q決算後。回復中も連続営業赤字から脱出出来ずかなり苦しそう…。
  • 株価調整:〇 発表日から-5.0%。そこそこ調整。
  • 株価指標:× 赤字なのでPER算出出来ず、PBRは3倍程度。割安感はない
  • 株価位置:〇 営業赤字転落後も400円割れでは粘りを見せていて悪くなさそうな位置。
  • 株主還元:〇 株主優待20円+配当0円、利回り5%超。廃止歴あり。
  • 流動性:△  実施21.7万、値決日4.7万株。やや不安も優待利回り下支えに期待。

…といった感じでした。

業績面では、2018年6月期に赤字転落以降8期連続で営業赤字というかなり悲惨な状態…。

それでも株価は400円を大きく割り込まずに推移出来ている要因の1つは、おそらく株主優待パワー。

利回り5%ラインによってなんとか値が持っている感じです。

しかも、赤字転落後に優待廃止→そのまま赤字継続中に復活となっているので、少なくとも近々に業績を理由に再度廃止されることはなさそうに思えます。

…といってもやはり長期保有は考えたくない銘柄ですけどね…。

短期前提で参加する予定でしたが、中止となりました。

かんなん丸 立会外分売中止、実施予定だった当日の値動き

かんなん丸 中止され分売の予定日当日値動き(前日終値401円)かんなん丸 中止され分売の予定日当日値動き(前日終値401円)

 

前日終値401円に対して、

  • 始値441円(+40円)
  • 高値441円(+40円)
  • 安値410円(+9円)
  • 終値411円(+10円

という特徴的な値動きになりました…。

立会外分売実施の発表を受け、需給悪化を見越して売っていた分の買い戻しということでしょうか。

それにしても前日比+10%、年初来高値更新までは極端でしたね…。

立会外分売実施発表日5/13終値は422円でしたし、再実施の可能性も残っています。

結局やり過ぎだったのか、ズルズル戻して引けていました。

非貸借銘柄なので制度信用での売建は出来ませんでしたが、一般信用で空売りされていた方もいたのかもしれません。

ひとたび中止となると一気に行き過ぎるほど逆に動いてしまうリスクがある…と良く分かる値動きでした。

かといって中止を見越して買い参戦しておくのも現実的ではありませんし、同じパターンから利益につなげるアイディアは難しいですね…。

まとめ

かんなん丸の立会外分売は値決め日当日に中止が発表されました。

翌日(=本来実施当日)の値動きは極端で特徴的となり、リスクの1つを見せつけられました…。

2025年の立会外分売/トレード総合計は変わらず↓

獲得銘柄数 獲得株数 損益
18 7,500 +224,444

となっています。

気を引き締めつつコツコツ取り組んでいきます。

ではー。

立会外分売と相性抜群と言えば、松井証券。

未成年は完全無料&大人も50万円までなら無料の松井証券さんは、立会外分売との相性が抜群の証券口座です!

お子さんがいて立会外分売をするなら、ココは外せません!

・・・モチロン、手数料云々はまずは当たってからの話ですけどね!(笑)

分売価格+1円の結果でも利益が残せる証券会社です!