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軽自動車Uber稼働、25年3月の売上・経費などの報告

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軽乗用車でUberEats企画。

2022年10月に軽貨物事業における規制緩和がありました。

クルマでUberEats稼働をするには「黒ナンバー取得」が必須ですが、NBOXのようなフツーの軽乗用車でも取得出来るようになった緩和でした。

自転車やバイクでの配達にはハードルを感じていましたが、慣れたクルマの運転で気軽に収入が得られるならありがたいし面白そう!と2023年1月末に中古軽乗用車を購入。

ついでに教習所に通って運転の学び直しと安全意識を高めつつ二種免許を取得し、晴れて2023年3月中旬よりUberEats稼働を本格化させました。

(↑モチロン、UberEatsに二種免許は必須ではありません)

退職後に自由な収入を得る方法の一つとして、月ごとにどれぐらいの売上・経費・手残りとなるのか?

クルマの購入などで初期投資がかさみますが、本当に回収が可能なのか?

そういった疑問に対する現実的な状況として定点観測となれば…と毎月報告しています(報告内容は随時見直し中)

2023年12月から『自宅待機&効率重視スタイル』を基本としていましたが、2025年3月も同様にひたすら効率の良い依頼を厳選して配達を行いました。

2025年3月UberEats軽自動車稼働での売上

まずは売上報告です。

売上
2023年2月 37,000
2023年3月 195,000
2023年4月 245,000
2023年5月 196,000
2023年6月 67,000
2023年7月 174,000
2023年8月 206,000
2023年9月 218,000
2023年10月 156,000
2023年11月 103,000
2023年12月 108,000
2023年累計 1,705,000
売上
2024年1月 158,000
2024年2月 170,000
2024年3月 163,000
2024年4月 70,000
2024年5月 107,000
2024年6月 127,000
2024年7月 159,000
2024年8月 122,000
2024年9月 81,000
2024年10月 166,000
2024年11月 151,000
2024年12月 142,000
2024年累計 1,616,000
売上
2025年1月 278,000
2025年2月 249,000
2025年3月 195,000
2025年累計 722,000

(売上は百円以下四捨五入で記載)

…という結果となりました。

3月の稼働スタイルは↓

  • 稼働地域:近場のみ(田舎地域)
  • 稼働姿勢:夕方~夜間に自宅で注文待機+臨時クエストには積極参加

自宅でPC作業しながら配達受付中(オンライン)にしておき、依頼が来たらおおよその受注基準を越えた割の良いもののみ受けて配達するスタイルが基本。

3月も稀に出現していた『臨時クエスト』には積極参加していました。

また、何と言っても天候が味方に…!

雪の日が数日あり、しかも絶妙な降り・積もり具合で4輪稼働を後押ししてくれました。

売上に影響する「週クエストの発生状況」と「実配達数」は以下↓

時期 クエスト 実配達 獲得報酬
2/24 80 74 750
3/3 80 94 6,000
3/10 110 42 0
3/17 110 23 0
3/24 80 21 0
3月累計 200 6,750

月累計の過去推移は以下↓

時期 実配達 獲得報酬
2023/2 64 0
2023/3 208 12,000
2023/4 252 28,500
2023/5 213 23,500
2023/6 87 5,500
2023/7 187 22,000
2023/8 292 46,500
2023/9 241 34,000
2023/10 168 9,000
2023/11 126 21,000
2023/12 101 8,000
2024/1 145 11,250
2024/2 153 15,250
2024/3 147 13,000
2024/4 66 2,000
2024/5 92 12,750
2024/6 119 9,750
2024/7 141 11,500
2024/8 102 6,000
2024/9 83 5,250
2024/10 167 9,750
2024/11 179 13,500
2024/12 156 12,250
2025/1 308 20,500
2025/2 307 21,750

月後半の失速が顕著です。

2025年3月UberEats軽自動車稼働での経費と収入

経費をどう集計・表現すると分かり易いのか、まだ試行錯誤中ですが。

UberEats軽自動車稼働のランニングコスト集計

  • 走行距離に応じて発生する費用
  • 未発生ながらゆくゆく定期的に発生する費用を見越しておく分
  • 月額での固定費

…などをランニング費用として集計した結果が以下です↓

2025年3月走行距離:約1,900km

・変動費の部

  1. ガソリン:約19,950円(平均燃費より10.5円/km)
  2. オイル代:約3,040円(10,000kmで約16,000円)
  3. タイヤ代:約4,085円(夏1.4円/km、冬4.3円/km、平均で2.15円/km)
  4. 距離連動整備費:約5,225円(2.75円/km ※)

・固定費の部

  1. 通信費用:約2,200円 ⇒ 0円(25年5月まで無料)
  2. 任意保険:約6,050円(72,920円÷12か月)
  3. 駐車場代:約5,500円
  4. 車検費用:約3,400円(81,600円÷24か月)
  5. 自動車税:約600円(6,900円÷12か月)
  6. 期間連動整備費:約3,450円 (※)

変動費32,300+固定費19,000合計51,300円

上記にて前月から見直した基準は赤字表記にしています。

任意保険が更新で安くなり、月1,000円程度の固定費が減少しました。

23年7月途中から採り始めたガソリン代・燃費詳細データは以下↓

費用 単価 距離 燃費
(円) (L) (円/L) (km) (km/L) (円/km)
7 21,299 133.30 159.8 1,907 14.31 11.2
8 33,379 199.36 167.4 2,741 13.75 12.2
9 37,580 224.98 167.0 3,148 13.99 11.9
10 24,725 158.46 156.0 2,739 17.29 9.0
11 16,448 106.57 154.3 1,736 16.29 9.5
12 11,690 74.21 157.5 1,260 16.98 9.3
(↓2024年)
1 17,187 109.59 156.8 1,751 15.98 9.8
2 17,580 112.69 156.0 1,890 16.77 9.3
3 17,434 110.48 157.8 1,827 16.54 9.5
4 9,923 62.01 160.0 1,058 17.06 9.4
5 12,189 75.57 161.3 1,313 17.37 9.3
6 13,969 86.83 160.9 1,541 17.75 9.1
7 18,711 116.30 160.9 1,974 16.97 9.5
8 13,761 87.29 157.6 1,416 16.22 9.7
9 11,441 72.30 158.2 1,222 16.90 9.4
10 17,057 107.95 158.0 1,774 16.43 9.6
11 18,437 116.39 158.4 1,844 15.84 10.0
12 16,526 102.90 160.6 1,601 15.56 10.3
(↓2025年)
1 32,119 194.41 165.2 3,049 15.68 10.5
2 25,709 154.67 166.2 2,422 15.66 10.6
3 20,949 124.87 167.8 1,942 15.55 10.8
累計 408,113 2,531.13 161.2 40,155 15.86 10.2

夏タイヤに戻したので、エアコンさえ使わずに済めば燃費は戻ってくれる…はず。

※参考メモ)「距離/期間連動整備」の内訳↓

  • 距離連動整備
整備名称 単価 整備距離 1kmあたり
燃料ライン洗浄 11,000 20,000 0.55円
エンジンフラッシング 7,700 10,000 0.77円
オイルシーリング 7,480 10,000 0.75円
ATF 9,900 20,000 0.50円
ATFシーリング 7,480 40,000 0.19円
合計 約2.75円
  • 期間連動整備
整備名称 単価 整備期間 1月あたり
ボディ下部錆止め 15,400 2年 642円
A/Cブースト 11,600 2年 483円
A/Cフィルター 4,400 1年 367円
窓ガラス撥水 11,000 1年 917円
バッテリー 10,500 3年 292円
ワイパーブレード 4,000 2年 167円
ワイパーゴムのみ 1,800 2年 75円
タイヤ履替え(×2) 6,000 1年 500円
合計 約3,450円

以上の費用を総合計して推移でまとめ直すと↓

期間 走行 費用
2023年2月 1,100 38,750
2023年3月 3,300 79,450
2023年4月 3,700 86,850
2023年5月 2,500 64,650
2023年6月 1,000 36,900
2023年7月 2,500 68,400
2023年8月 2,800 74,400
2023年9月 3,000 78,400
2023年10月 2,700 72,400
2023年11月 1,700 52,400
2023年12月 1,300 44,400
2023年累計 23,900 697,000
期間 走行 費用
2024年1月 1,800 54,400
2024年2月 1,900 56,400
2024年3月 1,800 54,400
2024年4月 1,100 40,400
2024年5月 1,300 42,700
2024年6月 1,500 46,700
2024年7月 2,000 56,700
2024年8月 1,400 48,450
2024年9月 1,200 44,450
2024年10月 1,800 48,800
2024年11月 1,800 48,800
2024年12月 1,600 45,600
2024年累計 19,200 587,800
期間 走行 費用
2025年1月 3,000 71,000
2025年2月 2,500 62,500
2025年3月 1,900 51,300
2025年累計 7,400 184,800

…となりました。

UberEats軽自動車稼働のイニシャルコスト集計

イニシャルコストも定義が難しいですが、車両本体、ドラレコなどの車両用の設備購入費用、配達用のバッグなどなどを集計してみると↓

  1. 車両関係:約91万円
  2. 配達用品:約3万円
  3. 突発修繕:約8万円
  4. 配達用衣類:約2万円

合計:104万円

これぐらいでした。

イニシャルといいながら、クルマの修理代や追加購入した用品を追加していって良いのか…?

イニシャルという言葉の意味合いからするとちょっと微妙ですが、

  • 配達に連動して直接的に発生する変動費/固定費とは切り分けた方が分かり易いコスト

…として、こちらにまとめているイメージです。

売上ーコスト=「収入」、今月は結局いくらだった?

改めて各月の「売上」と「ランニングコスト」を並べて「収入」を算出すると↓

期間 売上 変+固定費 収入(?)
2023年2月 37,000 38,750 -1,750
2023年3月 195,000 79,450 115,550
2023年4月 245,000 86,850 158,150
2023年5月 196,000 64,650 131,350
2023年6月 67,000 36,900 30,100
2023年7月 174,000 68,400 105,600
2023年8月 206,000 74,400 131,600
2023年9月 218,000 78,400 139,600
2023年10月 156,000 72,400 83,600
2023年11月 103,000 52,400 50,600
2023年12月 108,000 44,400 63,600
2024年1月 158,000 54,400 103,600
2024年2月 170,000 56,400 113,600
2024年3月 163,000 54,400 108,600
2024年4月 70,000 40,400 29,600
2024年5月 107,000 42,700 64,300
2024年6月 127,000 46,700 80,300
2024年7月 159,000 56,700 102,300
2024年8月 122,000 48,450 73,550
2024年9月 81,000 44,450 36,550
2024年10月 166,000 48,800 117,200
2024年11月 151,000 48,800 102,200
2024年12月 142,000 45,600 96,400
2025年1月 278,000 71,000 207,000
2025年2月 249,000 62,500 186,500
2025年3月 195,000 51,300 143,700
累計 4,045,000 1,469,600 2,575,400

時給換算で効率チェック

体感でも状況が悪化していく中で、漫然と配達を続けるのではなく効率をチェックしておきたい!と思うようになりました。

通常のアルバイトと異なり「時給仕事」ではないので、何も考えずに受け続けると、驚くような労働力安売り状態になってしまっているかも…?

運営の思惑に気付かないうちに飲み込まれそうです。

ただ効率をチェックするには最低限「労働時間の把握」が必要ですが、少し厄介。

Uberアプリでは「起動時間」や「1件ごとの配達時間」の記録はありますが、

  • アプリ起動時間:在宅PC作業時間が多く含まれるため、違和感あり(辛すぎ
  • 配達時間:配達完了までなので帰路が含まれず、違和感あり(甘すぎ

どちらも私が掴みたい「実働時間」とは少し違う感じ…。

かといって配達ごとに運転記録を取って集計…となると、手間掛け過ぎでもったいない。

そこで…、『走行距離÷平均時速30km=稼働時間』として算出することにしました。

一般道平均時速は30kmという統計があったはず?なので、それを採用。

正確な時間ではないものの、

  • プライベートで配達車両利用をしていない
  • 街中で配達依頼待機をまったくせず即帰宅

…という現在のスタイルなら「実働時間」のイメージに近くなりそうです。

算出した実働時間と効率チェック結果について、各月の推移↓

(2023)
走行km 時間h 売上円 手残り円 売上時給 手残時給
2 1,092 36.4 37,000 -1,750 1,016.5 -48.1
3 3,294 109.8 195,000 115,550 1,776.0 1,052.4
4 3,724 124.1 245,000 158,150 1,973.7 1,274.0
5 2,448 81.6 196,000 131,350 2,402.0 1,609.7
6 999 33.3 67,000 30,100 2,012.0 903.9
7 2,496 83.2 174,000 105,600 2,091.3 1,269.2
8 2,763 92.1 206,000 131,600 2,236.7 1,428.9
9 2,948 98.3 218,000 139,600 2,218.5 1,420.6
10 2,739 91.3 156,000 83,600 1,708.7 915.7
11 1,737 57.9 103,000 50,600 1,778.9 873.9
12 1,259 42.0 108,000 63,600 2,573.5 1,515.5
(2024)
走行km 時間h 売上円 手残り円 売上時給 手残時給
1 1,751 58.4 158,000 103,600 2,707.0 1,775.0
2 1,890 63.0 170,000 113,600 2,698.4 1,803.2
3 1,827 60.9 163,000 108,600 2,676.5 1,783.3
4 1,058 35.3 70,000 29,600 1,984.9 839.3
5 1,307 43.6 107,000 64,300 2,456.0 1,475.9
6 1,547 51.6 127,000 80,300 2,462.8 1,557.2
7 1,974 65.8 159,000 102,300 2,416.4 1,554.7
8 1,416 47.2 122,000 73,550 2,576.7 1,558.3
9 1,222 40.7 81,000 36,550 1,996.7 897.3
10 1,774 59.1 166,000 117,200 2,801.9 1,982.0
11 1,844 61.5 151,000 102,200 2,453.0 1,662.7
12 1,618 53.9 142,000 96,400 2,626.0 1,787.4
(2025)
走行km 時間h 売上円 手残り円 売上時給 手残時給
1 3,032 101.1 278,000 207,000 2,750.7 2,048.2
2 2,501 83.4 249,000 186,500 2,986.8 2,237.1
3 1,863 62.1 195,000 143,700 3,140.1 2,314.0

売上時給は初めて3,000円をクリア。

手残り時給も過去最高を再び更新し2,300円台となりました。

後半は失速しましたが、前半の雪の効果が絶大でした。

戦略変更前後での累計期間で算出した結果は↓

(戦略変更前累計 ~2023/11)
距離 時間 売上 手残り 売上時給 手残時給
24,240 808.0 1,597,000 944,400 1,976.5 1,168.8
(戦略変更後累計 2023/12~)
距離 時間 売上 手残り 売上時給 手残時給
27,883 929.4 2,448,000 1,631,000 2,633.9 1,754.8

今後も引き続き効率重視戦略で行きます。

2025年3月UberEats軽自動車稼働での主な実支払

ここでは「実際に当月に支払が発生した金額が大きめなもの」をメモしておきます。

夏タイヤへの履き替え、錆止め 0.7万円

2月までまったく出番がなかったスタッドレスタイヤですが、まさかの3月に入ってから大活躍でお世話になりました。

夏タイヤへと戻すタイミングで、ハブの防錆も実施。

オイル交換、A/Tオイル交換、エアコンクリーニング…など整備 3.4万円

前回オートマオイルを換えてから2万キロほど走行したので交換、結構汚れていたので2回分実施しました。

エアコンガスクリーニングも前回実施してから2年ほど経過したので実施。

次の2万キロ走行後、2年経過後って稼働状況どうなってますかねー…?

まとめ

3月の稼働結果は、

  • 売上:19.5万円
  • 手残り:14.4万円
  • 走行距離:1,900km
  • 稼働時間(換算):62.1時間
  • 売上時給:3,140.1円
  • 手残り時給:2,314.0円

となりました。

2023年2月稼働開始以降の累計では、

  • 売上:404.5万円
  • 手残り:257.5万円
  • (↑クルマなど実耐用期間が不明なコスト104万円分は計上せず)

となっています。

3月は雪稼働に尽きます。

たった1-2日、好条件で稼働出来たかどうかで結果が大きく左右されたことに。

メリハリ付けて稼働することで効率が段違いになることを改めて実感しました。

ダラダラと稼働せず、好条件ではガッツリ、条件厳しければ他に時間を割く。

ここから先は数か月間も厳しい状況が続いてしまいそうですが、思い切って他の作業に振り向けてしまって、梅雨や夏頃にまた効率良くしっかり稼ぐようにしたいですね。

今後も状況報告していきます。

ではー。