風呂と洗面所の大規模リフォーム中に、洗面所に設置している洗濯機を一時的に屋外へとどけておく必要がありました。
工事期間中はずっと洗濯機が使用できないので、コインランドリーに行く方法がありますが、家族が多くて洗濯物も多いですし、待ち時間や利用料金が必要となります。
どうにかして屋外(軒下)で緊急・一時的に洗濯機を使うことが出来ないか模索し、なんとかなりましたので報告してみます!
※注意!メーカー推奨の使用法ではないので、自己責任かつ慎重な監視が必要です!!
屋外(軒下)で準備しなければいけないものは?電気、給水、排水。
屋外で洗濯機を使用するにあたり、確保しなければいけないのは電気と給水と排水です。
ごく当たり前な3つではありますが、屋内の洗濯機置き場ではすぐ手に入る3つなので、「・・・あ!屋外電源ない!」など、意外と落とし穴に気付かなかったりします。
電気の確保
私の場合は、電気は屋内のコンセントから確保しました。
屋外用コンセントがある方はそれで問題ないですが、うちにはありませんでした。
窓に近い位置に洗濯機を配置したので、使用する際のみ窓を少し空けてコードを通して対応しています。
延長コードの活用を検討しても良いかもしれません。
排水の確保
さすがに洗濯排水をそのまま垂れ流しは良くありません。
うちの場合はちょうど軒下付近に排水溝がありましたので、そちらに排水することにしました。
水道工事担当の方に確認し、きちんと本下水に接続している排水溝であることは確認出来ました。
屋外洗濯機で一番困難だったのは給水だった!248円の部品一つで解決!
一番悩んだのは給水でした。
まず水源からは遠いです。
屋外への散水用にリールホースはありますが、毎日根元から付けはずしするというのも厄介です・・・。
年季が入っていて汚くてスミマセン(笑)
もし右のようにリールホースの先端部を取り外した部分に、洗濯機用の給水ホースが接続出来ればそれが理想と考えました!
水源までの距離も解決する上に、毎日の水やりの際は先端だけ付け替えられるので手間はかなり少なそうです。
洗濯機用の給水ホースは以下の形状です。
ここにオス対オスで接続出来るプラグはないものか・・・?と、ホームセンターで店員さんと悩んだ結果、248円の部品でなんとかなりました!
(あくまで応急処置ですよ!!)
理想通りの完成形になりました!
まず完成形はコチラ!!
割とガッシリと接続出来ています。
実際に使用してみましたが水漏れもありません!
中間プラグ248円
使用した部品はコチラの「中間プラグ」、ホームセンターで248円でした。
本来の用途は、散水ホース同士を接続するための部品です。
これを洗濯機用給水ホースの先端に接続しました。
これを接続する際には、給水ホースのツマミを引っ張りながら押し下げる必要があります。
正式適合品ではないので、入り方は多少強引に押し込んでるような感触です・・・。
これをこのまま散水ホース先端に接続すれば、完成形の写真になります!
実は一発でたどり着かず、大失敗した残骸もある
洗濯機給水ホースと蛇口との間にプラグがあります。
一旦、間にそのプラグを噛ませたもので実験してました・・・。
このプラグの左側に散水ホースを接続し、右側に洗濯機用給水ホースをつないで実験。
コレ、大失敗プラグです!
ネジの締め付けで何とかなるだろう!と思ったものの、接合部のスキマからそれはもう大量に水漏れしまくり、ほとんど洗濯機へは給水出来てませんでした(笑)
強く締め付けようにもプラ製なので、削れちゃうんですよね。
ならばと「風呂水給水ポンプを使っての補助」もやってみましたが、なんとか洗い工程分の水は乗り切れたものの、すすぎは水道水だけなのでそこで供給できず止まってしまいます・・・。
苦肉の策で「もう・・・いっそ直接繋がんねーかな・・・。あ、いけた・・・!」
と辿り着いてます。この購入してしまった洗濯機用プラグ428円は勉強代です(笑)
使用時は常にそばに待機し、慎重に給水・止水を!
ふつうの散水栓に接続していますので、通常の洗濯機用の機構は機能してません。
そのため、洗い・すすぎ工程の最初に洗濯機へと給水が必要なタイミング以外はすべて、水を出しっぱなしにすることは大変危険です。
- 水を止めた状態で洗濯機を開始する
- 洗い用の給水が必要になったタイミングで少し蛇口を開ける
- そのまま張りついておいて、取水が終了し洗い工程が開始したらすぐに止水する
- すすぎ工程になったら、また②と③を実施
うちの洗濯機はアプリと連動してくれるため、現在の工程をアプリで見たり、すすぎ工程で給水出来ずにエラーが出るとプッシュ通知が来ます。
そのため止水中は離れていても問題ありませんでしたが、場合によってはすすぎ工程までは張りついておいた方が良いかもしれません。
水量は洗濯機が停止してしまわない限りは極力少しだけ出す方が安全だと思います。
まとめ
多少の苦労もありますし自己責任となる方法ではありますが、毎晩コインランドリーに通う労力・時間・コストと天秤にかけて、私はこの方法に満足しています!
案外安く簡単な部品で済ませることが出来ましたので、同様の困りごとを抱えている方がいらっさいましたら自己責任で検討してみて下さい(失敗したから余計なコストかかってますけど 笑)
では!