諸事情で奥さんのクルマを買い替えることになりましたが、これまで乗っていたクルマの下取り査定は約5,000円という寂しい結果に…。
もっと高い買取を目指せるのでは?と探し始め、最終的に楽天Car車買取を初めて利用しました。
今回は「楽天Car車買取を選んだ理由~出品前手続き完了」までの体験談を記事にしてみます。
手数料が1万円お安くなる『セルフ検査』も実体験したのでメリット・デメリットまとめましたが…、正直セルフではない方が良かったなと思ってます…!
車を少しでも良い条件で売却する方法は?業者オークション形式が良さそう
少しでも高い値段で愛車を売却する方法として良く聞くのは、1社だけの査定で決めずに
- 複数社の中古車買取店営業マンに同日・同時刻・同地点に集合してもらう
- 一斉に査定価格を出してもらい、最高額を出した業者に売却する
…というもの。
事前に実施形式を伝え、それでも問題ない買取店さんにだけ来てもらうようにお願いすると、手慣れた対応をしていただける場合もあるようです。
ただ…、今回の我が家のクルマは1社目で実質5,000円の下取り査定が付いたように、決して条件が良いわけではありません。
手間を掛け過ぎてしまうと、お互い得はなさそうだな…と思い、採用は見送りました。
業者オークションに簡単出品可能なサービス、楽天Car車買取・ガリバーオークションの違い
そこで見つけたのが楽天Car車買取というサービス。
全国の買い取り業者が競り合うネットオークションに手軽に出品出来るというものです。
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ガリバーにも「ガリバーオークション」という似たサービスがありますが、
- 受付対象店舗が限定されている
- 評価点が4点以上のクルマのみ
- 走行距離が10万キロ以下のクルマのみ
…といくつか制限があります。
楽天Car車買取にも制限はありますが、
楽天Car車買取で出品出来ない可能性のあるクルマ
- 初年度登録から10年以上経過している軽自動車
- 初年度登録から15年以上経過しているコンパクト
(※これらに該当していても一部車種は出品可能)
…となっていて、ガリバーオークションより制限条件が緩めで、在宅のまま対応可能です。
インターネット上での業者オークションへと出品出来るということは、営業マンを集めて…という前述の方法とほぼ同じ状況での売却が気軽に出来そう!
こういった経緯で、私は今回「楽天Car車買取」を初めて利用してみることにしました。
楽天Car車買取の出品前検査で、セルフ検査を体験し分かったこと
楽天Car車買取にWebで申し込むと、すぐに出品前の実車検査へとステップが進みます。
通常パターンでは、オークションアドバイザーが自宅まで来てくれて、実車のキズチェックや写真撮影などをしてくれるようですが。
私の地域ではアドバイザー出張による検査が難しかったそうで、私自身による『セルフ検査』を実施するようにお願いされました。(田舎なので…)
セルフ検査はフォーマットに沿って進めるので迷うことはないのですが、実際に行ったことで感じたメリット・デメリットなどを書いていきます。
最初に一覧としてまとめておくと↓
楽天Car車買取、セルフ検査のメリット・デメリット
- メリット①手数料が安くなる
- メリット②スピーディにオークション参加出来る
- メリット③アドバイザーど通話し相談出来るので不安は少ない
- デメリット①写真撮影など割と手間が掛かる
- デメリット②強制的にデフォルト値にされる項目がある
- デメリット③キズ申告の自己判断が悩ましい
- デメリット④一部の塗装剥がれでも表記される印象が悪い
…といった点がありました。以下、詳細です。
楽天Car車買取、セルフ出品前検査のメリット①手数料が安くなる
出品前検査を自分自身でやるメリットで最も大きいのは、売却代金から支払う手数料が安くなることです。
アドバイザー出張による検査の場合は、成約手数料22,000円が差し引かれます。
自分自身でセルフ検査をした場合は、半額の11,000円で済みます!
特に売却代金が数万円程度と予想される場合は、この1万円は大きいですよね。
楽天Car車買取、セルフ出品前検査のメリット②スピーディにオークション参加出来る
アドバイザー出張による検査の場合は、1時間程度とされる検査への立ち合いが必要です。
アドバイザーのスケジュールと自分のスケジュールを調整する必要がありますし、どうしても数日程度のロスは出てしまいます。
一方でセルフ検査の場合はかなりスピーディで、私の場合だと↓
- 金曜深夜:Webで申込み
- 土曜朝:セルフ検査の依頼
- 土曜昼:セルフ検査完了
- 土曜夕方:アドバイザー確認完了
- (翌週火曜:オークション実施)
…といった具合で、Web申込の翌日には出品前の手続きが全て完了し、丸4日後には業者オークション終了という状況でした。
オークションが行われるのは週2回で、日曜までに手続きが完了したクルマが翌週火曜に出品されるため、待っている期間の方が長かったぐらいです…。
楽天Car車買取、セルフ出品前検査のメリット③アドバイザーと通話し相談出来るので不安はない
前項目のスケジュール内に「アドバイザー確認完了」という項目があります。
検査前は、自分自身だけで出来るだろうか?と少し不安を感じていましたが。
実際にはフォーマットに沿って確認・写真撮影などを進めていくので迷いは少なく、提出後にはアドバイザーがチェックしてくれます。
何度かアドバイザーとの通話機会もあり、良く分からなかった点や補足したいことなど、直接聞いて解決することが出来るため、事前に考えていたほど難しくはありませんでした。
楽天Car車買取、セルフ出品前検査のデメリット①写真撮影など割と手間が掛かる
30分程度のセルフ検査と書かれていたので気軽に臨みましたが、思ったよりも手間と時間が掛かりました。
提出用フォーマットに沿って検査する箇所が順次指定されて、キズの有無/程度のチェックをして写真を撮影しアップロード…といった具合で進めていきます。
外装・内装はさまざまな角度から、エンジンルーム・ボディ下部などもあり、通算で20枚以上の写真提出がありました。
キズを見つけた箇所は全体の写真に加え、キズが分かる拡大写真も必要です。
ピカピカのクルマならもっと楽だったかもしれませんが、経年相応のキズがあちこちにあったので余計に大変でした…。
逆光や日陰になるので車の駐車方向を変えてみたり、埃が気になりコロコロ掃除したり…。
少なくとも1時間以上は費やしたと思います。
楽天Car車買取、セルフ出品前検査のデメリット②強制的にデフォルト値にされる項目がある
オークションアドバイザーが実地検査しないため、残念ながら強制的にデフォルト値にされてしまう項目があります。
例えば、タイヤ溝は計測せずに3mmに固定…、割と交換間もないタイヤなので3mmよりは確実にありそうですけど…。
また、
- 年相応サビの可能性あり
- 年相応期間系オイル滲みの可能性あり
…といった具合に、例え該当箇所がカンペキ・ピカピカだったとしても強制的に表記されます。
そこまで素人検査では担保出来ないということで、仕方ないのかもしれません…。
楽天Car車買取、セルフ出品前検査のデメリット③キズ申告の自己判断が悩ましい
内外装の「小キズ」「キズ」「ヘコミ」などは、それぞれ別モノとして申告が必要です。
「小キズ」と「キズ」の差は、ツメが掛かる程度か?などと補足はありますが、自分自身で逐一判断していくのは結構悩ましいです…。
申告漏れや間違いにより、後々問題となるのもイヤですし…。
かといって過剰に申告しても、落札価格を下げていくだけですし…。
申告すればするほど、状況が分かる写真撮影が追加されていきますし…。
キズが多いクルマほど苦労するため、この点だけでも私はアドバイザー検査を受けて1万円払う価値があるかも…と思ってしまいました。
楽天Car車買取、セルフ出品前検査のデメリット④一部の塗装剥がれでも表記される印象が悪い
セルフ検査をしていて「ルーフの前方一部分に若干塗装剥がれ」を見つけました。
中古車として購入後はせっせとコーティングしていましたが、前オーナーが保有していた際のダメージもあったでしょうし、私も青空駐車場なのである程度は仕方ありません。
一応申告はしておいたのですが、ボンネット全体に「塗装剥」と書かれてしまってちょっと印象悪いです…↓
ボンネット写真も掲載されていますが、太陽光が反射していて剥がれ具合は視認し辛そう。
アドバイザーに連絡することで表記を修正していただける可能性はありましたが、気付いたのが間際だったのでスルーしてしまいました。
こういったちょっとしたニュアンスが、直接検査いただいていたら変わった可能性があったかも?と思っています。
まとめ オークション本番、売却書類準備、引き上げは後日
奥さんの愛車買い替えに伴い、下取り価格に不満があったので楽天Car車買取を利用してみました。
本記事ではオークション準備が完了するまで、サービスを利用することになった経緯・オークション前のセルフ検査で感じたメリット/デメリットをまとめました。
私は出来ることならセルフ検査よりもアドバイザー直接検査の方が良かったですね…。
数十万円~数百万円での売却が見込めるクルマであれば尚更、手数料差額1万円以上に落札価格で損してしまう可能性が十分あると思います。
その点、どうせ今回は数万円の売却だし…と、ある程度割り切って進めていました。
なお、楽天Car買取はポイントサイト経由により大きなポイント獲得も狙えます。
下取り査定が5,000円だった我が家はポイントサイト分だけでも得したことになりましたし、機会があれば是非利用してみて下さい!
私が申し込んだ時点では、ハピタスでもモッピーでも同ポイントだったので、今回はハピタスを利用しました。
オークション開催後の実体験については、また後日報告します。
ではー。