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2024年2月20日株主優待銘柄の制度クロス、差益コミで戦略チェック!

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2024年2月20日権利株主優待銘柄の権利付最終日は、2/16(金)です。

逆日歩日数は1日。

銘柄数は少ないですが、使い勝手の良い金券系の優待がメインですね。

一般信用は確保し辛い状況になっています。

配当差益過去の逆日歩をチェックし、制度クロス候補を絞り込んでおきましょう!

2024年2月20日権利株主優待銘柄

まずは2月20日権利株主優待銘柄の確認をしていきます。

銘柄数は6、うち5銘柄が貸借銘柄(=制度クロス可能)です。

ただ先週末時点ですでに1銘柄に売禁発動中なので、これから仕掛けるなら4銘柄ですね。

2月20日優待銘柄のうち貸借銘柄の一覧

こちらが5銘柄の一覧です↓

Code 銘柄名 優待内容 必要資金
(万円)
価値
(千円)
規制
6279 瑞光 QUO 18.5 2.0 売禁
7545 西松屋 自社金券 21.6 1.0
8217 オークワ ギフカ 9.0 0.5
8227 しまむら 自社金券 161.5 2.0
8276 平和堂 ギフカ 22.0 0.5

金額は基本100株での金額ですが、青下線つきの4銘柄は100株取得では株主優待が頂けず、最低限株数の金額を記載しています。(→今回は対象なし)

保有期間条件がある銘柄は今回のみクロスしても取得出来ません。(→今回は対象なし)

今回は条件面での要注意銘柄はナシですね!

(長期保有条件を満たすと上乗せが手厚い「西松屋」は満たしておくと有利ですが、満たしてなくても通常分はいただけます)

制度クロスした場合の配当差益と逆日歩確認

では、配当差益と逆日歩を確認してみます。

5銘柄分の一覧表です↓

Code 銘柄 株数 配当益 逆日歩
今回最大 前回 5期最大
6279 瑞光 100 122 3,040 125 235
7545 西松屋 100 158 1,760 195 3,000
8217 オークワ 100 158 720 205 510
8227 しまむら 100 1,708 12,960 2,025 2,025
8276 平和堂 100 280 1,760 300 480

株数の青字は取得に複数単元が必要な銘柄(今回対象なし)

今回最大逆日歩の赤字は注意喚起や売禁発動で8倍適用となっている銘柄。

最大逆日歩は本日時点の最新株価(=2/9終値)に基づいていますので、権利付最終日までの株価に連動し変動しますが、目安にはなります。

我が家で現実的に取得を検討中は4銘柄!

個別に確認していく前に、我が家で現実的に取得を検討中の銘柄に絞り込みますが。

現在売禁が発動してしまっている瑞光以外の4銘柄はすべて「検討中」ではあります…!

どの銘柄も使い勝手が良いですし、少なくとも直近の逆日歩は配当差益+優待価値の範囲で落ち着いていますしね。

オークワと平和堂に関しては、数百円拾えるかな?というリターンなので、リスクを許容するかどうか最後まで悩むつもりではありますが…、少なくとも「検討中」ではあります。

7545 西松屋 配当差益と直近逆日歩推移

西松屋の2024年2月配当金の予定は「13円/株」です。

(マネックス証券さん銘柄スカウターから決算短信情報を参照しました)

よって制度クロスによる配当差益は、

13×12.2%×100株≒158円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年8月 195円
23年2月 105円
22年8月 195円
22年2月 3,000円
21年8月 90円

今回の最大逆日歩は1,760円(規制なし)

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社金券 必要資金
100 1,000円 約21.6万円
500 3,000円 約107.9万円
1,000 5,000円 約215.7万円

参考までに3年以上の長期優遇が認定された場合と額面を比較すると↓

株数 長期優遇なし 長期優遇込み
100 1,000円 1,500円
500 3,000円 4,000円
1,000 5,000円 8,000円

…となります。

1,000株取得をする場合は特に、優遇がシッカリ効いてくる感じがしますよね。

単元未満株でゴニョるだけでは満たせないですが、権利確認は2.8月だけなので、合わせて連続クロス取得していると…!です。

うっかりが心配なら、100株は現物保有を続けておき権利日は追加クロス、というのも安心戦略かもしれません。

西松屋の商品券は小さいお子さんがいると最大の威力を発揮するのは言うまでもないですが。

ティッシュなどの生活必需品やハンドクリーム、バランス食品などを始め、意外と幅広いニーズのある商品もありますので、実は活用出来る優待に化けるかもしれませんよ。

西松屋の出店戦略のおかげもあって店内は空いていて快適なことが多いですし、とりあえずフラっと覗きに行くのもアリですね。

我が家も子供が大きくなってきたので、洋服のサイズや趣味は合わなくなりつつありますが、小物や食品などで引き続きお世話になっています。

逆日歩は直近25期を確認すると、たった1期を除き200円以下となっています。

例外1期が2022年2月の100株3,000円。

1,000株クロスなら3万円のお支払い。

夫婦で1,000株クロスなら6万円のお支払い。

…えぇ、2年前の我が家が思い起こされますね…(苦笑)

その後は一般信用を活用していましたが、3期落ち着いていますし…今回は制度チャレンジしてみますかね…?!

と言いつつ、直前までに一般確保出来るならそちらへ流れそうです。

いずれにしても取得自体はするつもりです!

8217 オークワ 配当差益と直近逆日歩推移

オークワの2024年2月配当金の予定は「13円/株」です。

(マネックス証券さん銘柄スカウターから決算短信情報を参照しました)

よって制度クロスによる配当差益は、

13×12.2%×100株≒158円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年2月 205円
22年2月 510円
21年2月 210円
20年2月 205円
19年2月 100円


今回の最大逆日歩は720円(注意喚起なし

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 ギフカ 必要資金
100株 500円 約9.0万円
1,000株 3,000円 約89.9万円
2,000株 5,000円 約179.8万円

オークワ店舗がある都道府県にお住まいの場合はオークワの商品券、それ以外はUCギフトカードがいただけます。

もしこのまま規制発動がなく100株狙いなら、最悪の逆日歩MAXパターンとしても、

720円-配当差益158円-ギフカ500円≒62円程度の赤字で済みますね!

逆に逆日歩=配当差益程度が想定上出来パターンで500円黒字ぐらいでしょうか…。

手数料で飛んでしまう証券会社以外から参戦すると良さそうです。

8227 しまむら 配当差益と直近逆日歩推移

しまむらの2024年2月配当金の予定は「140円/株」です。

(マネックス証券さん銘柄スカウターから決算短信情報を参照しました)

よって制度クロスによる配当差益は、

140×12.2%×100株≒1,708円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年2月 2,025円
22年2月 75円
21年2月 300円
20年2月 30円
19年2月 995円


今回の最大逆日歩は12,960円(注意喚起なし

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 自社金券 必要資金
100株 2,000円 約161.5万円
1,000株 4,000円 約1,615万円
3,000株 6,000円 約4,845万円
5,000株 10,000円 約8,075万円

利回りでも必要資金でも、現実的なのは100株でしょうか…。

2023年2月の配当差益も約1,708円分、大きく逆ザヤにはなっていません。

20年~22年はしっかり黒字でしたね。

直近の傾向を信じるなら悪くてもトントンなので、飛び込んでみたくなりますね…!

ただし値ガサだけあってMAXは12,960円、発生すればあっという間に1万円程度の赤字になっちゃいます。

今回の権利後に「株式2分割+優待基準は維持」が予定されているので、株価が不変とすれば来年は必要資金半額で取得しやすくなります。

逆日歩傾向の変わり目かもしれませんので、待てるなら来年改めてチャレンジという手もありますねー。

8276 平和堂 配当差益と直近逆日歩推移

平和堂の2024年2月配当金の予定は「23円/株」です。

(マネックス証券さん銘柄スカウターから決算短信情報を参照しました)

よって制度クロスによる配当差益は、

23×12.2%×100株≒280円

となります。

直近の逆日歩状況は以下↓

直近の逆日歩(100株あたり)
23年8月 300円
23年2月 320円
22年8月 480円
22年2月 165円
21年8月 120円


今回の最大逆日歩は1,760円(注意喚起なし

株数に応じた優待内容は以下↓

株数 ギフカ 必要資金
100株 500円 約22.0万円
1,000株 2,000円 約219.3万円

ギフトカード基準で優待内容記載しましたが、平和堂での1,000円の買い物ごとに100円利用できるタイプの買い物券に引き換えることも可能です。

普段からしょっちゅう平和堂を利用している方以外は、UCギフトカードに引き換える方が無難に使いやすそうですね。

直近の逆日歩傾向を見れば、配当差益程度でおさまってくれそうな気もしますが…。

ほぼ「オークワ」と同じようなリターンですが、平和堂の方が最大逆日歩が高く、最悪想定での損失額が大きい感じ。

どちらかだけ選ぶなら「オークワ」になっちゃいそうですねー。

平和堂買物券が欲しい場合以外は、ムリしなくても良さそう?

まとめ

以上、配当差益と逆日歩状況から制度クロスでの取得候補銘柄を検討してみました。

私の方針をまとめておくと、

Code 銘柄 方針
6279 瑞光 × 欲しいがずっと売禁
7545 西松屋チェーン ◎ 取得予定(一般も見つつ)
8217 オークワ △ やや消極的
8227 しまむら 〇 慎重に見極めたい
8276 平和堂 × 消極的

こんな感じです。

結局、確実に確保したいのは「西松屋」一強になっちゃいましたね。

なおGMOクリック証券の西松屋在庫は、先週金曜日の受け付け開始から少なくとも数分は在庫がありましたが、その後受付不可になりました。

連休で検討するために一旦確保→放流もあるかもしれませんが、一般信用で安全に確保するデッドラインの参考に出来そうですね。

まだ権利付最終日を含めて4営業日残っていますので、どこかで規制発動があれば再考が必要になりますが、上記のような戦略で攻めてみたいと思っています!

では。